Solaris 2.x への移行

コマンドリファレンス (E, F, G, H, I, J)

表 A-7

SunOS 4.x コマンド 

SunOS 5.6  

利用可能な代替コマンドと注 

BSD 

e(1)

ex(1) コマンドが同様の機能を提供。

echo(1V) -SysV

 

echo(1V)

-n オプションは SunOS 4.x では改行を抑止した。SunOS 5.6 では ¥c を使用する。

ed(1)

 

edit(1)

 

edquota(8)

 

eeprom(8S)

 

egrep(1V)

 

eject(1)

 

 

 

 

 

enroll(1)

 

env(1)

 

eqn(1)

 

error(1)

 

etherd(8C)

snoop(1M) コマンドが同様の機能を提供。

etherfind(8C)

snoop(1M) コマンドが同様の機能を提供。

ex(1)

 

expand(1)

 

exportfs(8)

share(1M) コマンドが同様の機能を提供。

expr(1V) -SysV

 

expr(1V)

 

extract_files(8)

pkgadd(1M) コマンドが同様の機能を提供。

extract_patch(8)

pkgadd(1M) コマンドが同様の機能を提供。

extract_unbundled(8)

swmtool(1M) コマンドが同様の機能を提供。

false(1)

 

fastboot(8)

init 6 コマンドが同様の機能を提供。

fasthalt(8)

init 0 コマンドが同様の機能を提供。

fdformat(1)

 

fgrep(1V)

 

file(1)

次の SunOS 4.x でのオプションは SunOS 5.6 にはない。 

-L: ファイルがシンボリックリンクならば、リンク自体ではなくリンクによって参照されるファイルをテストする。

find(1)

次の SunOS 4.x のオプションは SunOS 5.6 では利用できない。 

-n cpio-device: cpio -c フォーマットで現在のファイルをデバイスに書き込む。

finger(1)

 

fingerd(8)

 

fmt(1)

 

fmt_mail(1)

 

fold(1)

 

fontedit(1)

 

foption(1)

 

format(8S)

 

fpa_download(8

 

fparel(8)

 

fpaversion(8)

 

fpurel(8)

 

fpuversion4(8)

A

psrinfo -v で情報の入手可能。

from(1)

 

fsck(8)

SunOS 4.x の fsck コマンドは SunOS 5.6 とはかなり異なる。SunOS 5.6 では、ファイルシステム形式を指定した後で大部分のオプションを指定する。fsck -m はファイルシステムの高速チェックを行う。-w オプションは利用できない。新しいオプションは、-f-v、および -o

fsck-cdrom(8)

 

fsirand(8)

 

ftp(1C)

 

ftpd(8C)

 

fumount(8)

RFS は利用できない。 

fusage(8)

RFS は利用できない。 

fuser(8)

 

fwtmp(8)

 

gcore(1)

 

generic_args(1)

 

get(1)

SunOS 5.6 では ASCII ファイルだけを生成する。SunOS 4.x にはそのような制約はない。ディレクトリが指定されていて、ディレクトリ内のファイルが正常に得られない場合は、SunOS 4.x ではエラーを表示する。SunOS 5.6 では無視し、なにも表示しない。 

get_alarm(1)

 

get_selection(1)

xv_get_sel(1) コマンドが同様の機能を提供。

getopt(1V) -SysV

 

getoptcvt(1)

 

getopts(1)

 

gettable(8C)

 

getty(8)

 

gfxtool(1)

 

gigiplot(1G)

 

glob(1)

 

goto(1)

 

gpconfig(8)

 

gprof(1G)

 

graph(1G)

 

grep(1V)

 

grep(1V) -SysV

次のオプションが変更されている。 

-w: 正規表現を¥< および ¥> で囲まれているかのようにワードとして検索する。

groups(1)

 

grpck(8V)

 

gxtest(8S)

 

halt(8)

 

hashcheck(1)

 

hashmake(1)

 

hashstat(1)

 

head(1)

 

help(1)

 

help_open(1)

 

hostid(1)

hostname(1)

hostrfs(8)

RFS は利用できない。 

hp7221plot(1G)

 

hpplot(1G)

 

htable(8)

 

i386(1)

 

iAPX286(1)

 

icheck(8)

fsdb() が代替コマンド。

iconedit(1)

このコマンドは OpenWindows のアイコンエディットツールに置き換えられる。

id(1)

 

 

 

id(1V) -SysV

 

idload(8)

RFS は利用できない。 

ifconfig(8C)

 

imemtest(8C)

 

implot(1G)

 

in.comsat(8C)

 

in.fingerd(8C)

 

in.ftpd(8C)

 

in.named(8C)

 

in.rexecd(8C)

 

in.rlogind(8C)

 

in.routed(8C)

 

in.rshd(8C)

ポートの範囲は、SunOS 4.x と SunOS 5.6 の間で異なる。SunOS 4.x では範囲は 512〜1023 であり、SunOS 5.6 では 0〜1023 。 

in.rwhod(8C)

 

in.talkd(8C)

 

in.telnetd(8C)

 

in.tftpd(8C)

 

in.tnamed(8C)

 

in.uucpd(8C)

 

indent(1)

このコマンドは別パッケージの製品として利用できる。 

indentpro_to_defaults(1)

このコマンドの機能は現在 OpenWindows プロパティシートによって処理されている。

indxbib(1)

 

inetd(8C)

 

infocmp(8V) -SysV

 

infocmp(8V)

-s オプションの構文は、SunOS 4.x と SunOS 5.6 の間で異なる。SunOS 5.6 では、-s とその引数の間にスペースを入れなければならない。SunOS 4.x では、スペースはオプション。

init(8)

SunOS 5.6 では SunOS 4.x とは非常に異なる。詳細については、init(1M) のマニュアルページを参照のこと。

inline(1)

このコマンドは別パッケージの製品として利用できる。 

input_from_defaults(1)

 

insert_brackets(1)

同じ名前の OpenWindows のコマンドが OpenWindows のテキストエディタで利用できる。 

install(1)

-c-o-s オプションの機能は、SunOS 4.x と SunOS リリース 5.6 の間で異なる。

installboot(8S)

パス名と構文が変更された。 

installtxt(8)

msgfmt(1) コマンドが同様の機能を提供。

intr(8)

 

iostat(8)

新しいオプションは次のとおり。 

-x: ディスク統計情報を与える。

-c システムのユーザモード、システムモード、およびアイドル状態の時間の割合を表示する。

ipallocd(8C)

 

ipcrm(1)

 

ipcs(1)

 

join(1)

SunOS 4.x では、-a オプションは引数として 1、2、または 3 をとる。SunOS 5.6 では、この値は 1 または 2 のみが可能。SunOS 4.x では -j への引数は 1 または 2 のみが可能。SunOS 5.6 ではそのような制約はない。