Solaris 2.x への移行

付録 C ライブラリルーチンリファレンス

この付録はライブラリルーチンの情報を表形式で収録しています。すべての SunOS 4.x ライブラリルーチンを示し、Solaris 2.6、ABI、SVID、SVR4、および SunOS/BSD ソース互換パッケージにおける使用方法の違いを示します。

リファレンスの使い方

SunOS 4.x には、System V の多くのルーチンの互換バージョンを提供する System V のインストールオプションがあります。System V インタフェースはこのあとの表に記載されています。SunOS 4.x インタフェースの System V バージョンを指す場合には、「SysV」とインタフェースの横に示してあります。

/usr/lib および /usr/5lib の両方に存在するルーチンにはエントリがこのリファレンス表に 2 つあります。はじめのエントリは /usr/lib ルーチンについて説明し、第 2 のエントリは /usr/5lib ルーチンについて説明します。

すべての Solaris 2.6 インタフェースに関する詳細な情報については、『SunOS Reference Manual』のセクション 3「Library Routines」を参照してください。

以下の表に、エントリのサンプルをその説明とともにいくつか示します。

SunOS 4.x コマンド 

SunOS 5.6 

利用可能な代替コマンドと注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

clntraw _create()(3N)

利用可能。ただし SunOS 5.6 および SVR4 ではなるべく clnt_raw_create()(3N) を使用する。

このリリースには、clntraw_create() ルーチン、および置換ルーチンである clnt_raw_create() があります。clntraw_create() を使用するアプリケーションは、このリリースおよび他の SVR4 準拠のシステムで引き続き利用できますが、できるだけこれらのアプリケーションを更新し clnt_raw_create() を使用してください。clntraw_create() はもう使用されないとみなされ、将来利用できなくなる可能性があります。アプリケーションを ABI または SVID 準拠としたい場合は clnt_raw_create() を使用してください。

SunOS 4.x コマンド 

SunOS 5.6 

利用可能な代替コマンドと注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

putpwent()(3)

 

SunOS 4.x と SunOS 5.6 において、putpwent() ルーチンは同じです。このルーチンを使用するアプリケーションは SunOS 4.x リリースと同様に動作します。

ライブラリルーチンのリファレンス (A, B)

表 C-1

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

a64l()(3)

 

abort()(3)

 

abs()(3)

 

acos()(3M)

SunOS 4.x では、acos() 引数の絶対値が 1 より大きい場合、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として NaN を返す。SunOS 5.6、SVID、または SVR4 では EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として 0 (ゼロ) を返す。

acosh()(3M)

 

addch()(3V) -SysV

 

addexportent()(3)

/etc/dfs/sharetab ファイルは、/etc/exports を置換。詳細についてはマニュアルページの share(1M)unshare(1M)sharetab(4) を参照。

addmntent()(3)

putmntent() ルーチンが同様の機能を提供。getmntent()(3C) を参照。

addstr()(3V) -SysV

 

agt_create()(3L)

 

agt_enumerate()(3L)

 

agt_trap()(3L)

 

aint()(3M)

 

aiocancel()(3)

 

aioread()(3)

 

aiowait()(3)

 

aiowrite()(3)

 

alarm()(3V)

 

alloca()(3)

 

alphasort()(3)

 

anint()(3M)

 

annuity()(3M)

 

arc()(3X)

 

asctime()(3V)

ctime()(3V) を参照。

asin()(3M)

SunOS 4.x では、asin() の引数の絶対値が 1 より大きい場合、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として NaN を返す。SunOS 5.6、SVID、または SVR4 では EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として 0 (ゼロ) を返す。

asinh()(3M)

 

assert()(3V)

SunOS 4.x のassert() では exit()(3C)、SunOS 5.6、あるいは ABI、SVID または SVR4 では abort()(3C) を呼び出す。

assert()(3V) -SysV

 

atan()(3M)

 

atan2()(3M)

atan2(0.0,0.0)() と指定すると、SunOS 5.6、SVID、または SVR4 では 0 (ゼロ) を返し errno に EDOM を設定。SunOS 4.x では、ANSI/IEEE Std754-1985 に基づく 4.3BSD に準拠し +/-0.0 または +/- PI を返す。

atanh()(3M)

 

atof()(3)

strtod()(3) を参照。

atoi()(3)

 

atol()(3)

 

attroff()(3V) -SysV

 

attron()(3V) -SysV

 

attrset()(3V) -SysV

 

audit_args()(3)

 

audit_text()(3)

 

authdes_create()(3N)

利用可能。ただし SunOS 5.6、 ABI、SVID、SVR4 ではなるべく authdes_seccreate()(3N) を使用する。

authdes_getucred()(3N)

 

auth_destroy()(3N)

 

authnone_create()(3N)

 

authunix_create()(3N)

利用可能。ただし、なるべく authsys_seccreate()(3N) を使用する。

authunix_create _default()(3N)

利用可能。ただし、なるべく authsys_create_default()(3N) を使用する。

baudrate()(3V) -SysV

 

bcmp()(3)

現在は bcmp()(3C)

bcopy()(3)

現在は bcopy()(3C)

beep(3V) -SysV()

 

bindresvport()(3N)

 

bootparam()(3R)

 

box()(3V)

SunOS 4.x の box() は関数。

SunOS 5.6 の box() 、または SVID と SVR4 の box(win,verch,horch)()wborder(win, verch, verch, horch, horch, 0, 0, 0, 0)() を呼び出すマクロ。

SunOS 5.6、SVID、または SVR4 の環境で <curses.h> で定義されている下記のデフォルト値 ACS_ULCORNER、 ACS_URCORNER、 ACS_BLCORNER、 ACS_BRCORNER を使用し、ウィンドウを囲む左上、右上、左下、右下の四隅を指定したボックスを描画。また SunOS 4.x ソフトウェアの引数 verch および horchchar 型だが、SunOS 5.6、SVID、または SVR4 では ch 型。

box()(3V) -SysV

 

bsearch()(3)

 

byteorder()(3N)

 

bzero()(3)

現在は bzero()(3C)

ライブラリルーチンのリファレンス (C, D)

表 C-2

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

_crypt()(3)

crypt()

 

crypt()(3C) ルーチンが同様の機能を提供。

CHECK()(3L)

 

calloc()(3)

 

callrpc()(3N)

利用可能。ただし、なるべく rpc_call()(3N) を使用する。

catclose()(3C)

 

catgetmsg()(3C)

SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、catgets()(3C)strncpy()(3N) を使用し、カタログメッセージを内部バッファエリアからプログラムバッファにコピー。

catgets()(3C)

 

catopen()(3C)

 

cbc_crypt()(3)

 

cbreak()(3V) -SysV

 

cbrt()(3M)

 

ceil()(3M)

 

cfgetispeed()(3V)

 

cfgetospeed()(3V)

 

cfree()(3)

void free(void*ptr)() (malloc()(3C) を参照) に置換。

 

 

cfsetispeed()(3V)

 

cfsetospeed()(3V)

 

circle()(3X)

 

clear()(3V) -SysV

 

clearerr()(3V) -SysV

 

clearok ()(3V) -SysV

 

clnt_broadcast()(3N)

利用可能。ただし、なるべく rpc_broadcast()(3N) を使用する。

clnt_call()(3N)

 

clnt_control()(3N)

 

clnt_create()(3N)

 

clnt_destroy()(3N)

 

clnt_freeres()(3N)

 

clnt_geterr()(3N)

 

clnt_pcreateerror()(3N)

 

clnt_perrno()(3N)

 

clnt_perror()(3N)

 

clnt_spcreateerror()(3N)

 

clnt_sperrno()(3N)

 

clnt_sperror()(3N)

 

clntraw_create()(3N)

利用可能。ただし SunOS 5.6 および SVR4 ではなるべく clnt_raw_create()(3N) を使用する。

clnttcp_create()(3N)

利用可能。ただしSunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 ではなるべく clnt_create()(3N)clnt_tli_create()(3N)、 および clnt_vc_create()(3N) の各ルーチンを使用する。

clntudp_bufcreate()(3N)

利用可能。 

ただし SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 ではなるべく clnt_create()(3N)clnt_tli_create()(3N)、および clnt_dg_create()(3N) の各ルーチンを使用する。

 

clntudp_create()(3N)

利用可能。ただし、なるべく clnt_create()(3N)clnt_tli_create()(3N)、 および clnt_dg_create()(3N) の各ルーチンを使用する。

clock()(3C)

 

closedir()(3V)

 

closedir()(3V) -SysV

 

closelog()(3)

 

closepl()(3X)

 

clrtobot()(3V) -SysV

 

clrtoeol()(3V) -SysV

 

compound()(3M)

 

cont()(3X)

 

copysign()(3M)

 

copywin()(3V) -SysV

 

cos()(3M)

SunOS 5.6、あるいは SVID または SVR4 では、引数が 0 (ゼロ) よりかなり小さい場合、有効桁が失われるため 0 (ゼロ) を返す。この場合、標準出力に TLOSS (matherr()(3M) を参照) を示すメッセージが出力される。有効桁の一部が失われると PLOSS エラーが生成されるが、出力は行われない。いずれの場合も errno に ERANGE が設定される。

SunOS 4.x では、引数の絶対値が PI/4 を超えると、ソフトウェアまたはハードウェアにおいて引数が減少する。 

<math.h> で定義されている fp_pi 変数により、精度は実行時に変更可能。例外エラーはどちらのバージョンでも IEEE 754 に基づき生成される。

cosh()(3M)

 

crmode()(3X)

cbreak() (curs_inopts()(3X) を参照) に置換。

crypt()(3)

SunOS 4.x では、引数 salt の先頭の 2 文字が、追加された認証ルーチン (pwdauth()(3) および grpauth()(3)) を呼び出すための特殊な文字 (## および #$) かどうかを解析。それらの関数 (pwdauth()(3) および grpauth()(3))が TRUE を返せば crypt()salt を返し、そうでなければ NULL を返す。 SunOS 5.6、SVID、または SVR4 ではサポートされていない。

ctermid()(3V) -SysV

 

ctime()(3V)

SunOS 4.x の tm 構造体には、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 で存在しない 2 つのフィールド tm_zone および tm_gmtoff が含まれる。 tm SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、GMT と地方標準時間との差 (単位は秒) が外部変数 timezone、夏時間を適用するかどうかが外部変数 daylight で示される。さらに SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、標準時間および夏時間の時間帯名が外部変数 tzname に格納される。これらの外部変数 (timezonedaylight、および tzname) は、SunOS 4.x System V の ctime()(3V) ライブラリルーチンによりサポートされる。

環境変数 TZ の使用方法は SunOS 4.x と SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 とでは異なる。SunOS 4.x では、TZ は時間の変換情報が読み出される tzfile-format ファイルのパス名。SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、TZ 自体が (tzfile-format とは違うフォーマットの) 時間変換情報を含む。

curs_set()(3V) -SysV

 

cuserid()(3V)

 

cv_broadcast()(3L)

 

cv_create()(3L)

 

cv_destroy()(3L)

 

cv_enumerate()(3L)

 

cv_notify()(3L)

 

cv_send()(3L)

 

cv_wait()(3L)

 

cv_waiters()(3L)

 

dbm_clearerr()(3)

 

dbm_close()(3X)

dbm_close()(3) ルーチンが同様の機能を提供。

dbm_delete()(3)

dbm_delete()(3) ルーチンが同様の機能を提供。

dbm_error()(3)

 

dbm_fetch()(3)

 

dbm_firstkey()(3)

 

dbm_nextkey()(3)

 

dbm_open()(3)

 

dbm_store()(3)

 

dbmclose()(3X)

 

dbminit()(3X)

 

decimal_to_double()(3)

 

decimal_to_extended()(3)

 

decimal_to_floating()(3)

 

decimal_to_single()(3)

 

def_prog_mode()(3V) -SysV

 

def_shell_mode()(3V) -SysV

 

del_curterm()(3V) -SysV

 

delay_output()(3V) -SysV

 

delch()(3V) -SysV

 

delete()(3X)

 

deleteln()(3V) -SysV

 

des_crypt()(3)

 

des_setparity()(3)

 

delwin()(3V) -SysV

 

dlclose()(3X)

 

dlerror()(3X)

 

dlopen()(3X)

 

dlsym()(3X)

 

dn_comp()(3)

 

dn_expand()(3)

 

double_to_decimal()(3)

 

doupdate()(3V) -SysV

 

draino()(3V) -SysV

 

drand48()(3)

 

dysize()(3V)

 

ライブラリルーチンのリファレンス (E, F)

表 C-3

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

ecb_crypt()(3)

 

echo()(3V) -SysV

 

echochar()(3V) -SysV

 

econvert()(3)

 

ecvt()(3)

 

edata()(3)

 

encrypt()(3)

 

end()(3)

 

endac()(3)

 

endexportent()(3)

/etc/dfs/sharetab ファイルが /etc/exports を置換。詳細については share(1M)unshare(1M)sharetab(4) を参照。

endfsent()(3)

fclose()(3) に置換。

endgraent()(3)

 

endgrent()(3V)

 

endhostent()(3N)

 

endmntent()(3)

fclose()(3) に置換。

endnetent()(3N)

 

endnetgrent()(3N)

 

endprotoent()(3N)

 

endpwaent()(3)

 

endpwent()(3V)

 

endrpcent()(3N)

 

endservent()(3N)

 

endttyent()(3)

SunOS 5.6 の tty システムに関する情報は ttymon(1) および ttydefs(4) を参照。

endusershell()(3)

 

endwin()(3V)

SunOS 4.x での endwin() 戻り値は不定。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、正常終了なら OK、そうでない場合は ERR を返す。

endwin()(3V) -SysV

 

erand48()(3)

 

erase()(3V) -SysV

 

erasechar()(3V) -SysV

 

erf()(3M)

 

erfc()(3M)

 

errno()(3)

 

etext()(3)

 

ether()(3R)

 

ether_aton()(3N)

 

ether_hostton()(3N)

 

ether_line()(3N)

 

ether_ntoa()(3N)

 

ether_ntohost()(3N)

 

exc_bound()(3L)

 

exc_handle()(3L)

 

exc_notify()(3L)

 

exc_on_exit()(3L)

 

exc_raise()(3L)

 

exc_unhandle()(3L)

 

exc_uniqpatt()(3L)

 

execl()(3V)

C  

 

execl(3V)()(3V) -SysV

 

execle()(3V)

 

execle()(3V) -SysV

 

execlp()(3V)

C  

 

execlp()(3V) -SysV

 

execv()(3V)

C  

 

execv()(3V) -SysV

 

execvp()(3V)

C  

 

execvp()(3V) -SysV

 

exit()(3)

SunOS 4.x および SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 のどちらでも、プロセスが終了する前に追加処理を行う。SunOS 4.x では on_exit()(3) ルーチンによって登録されたすべての関数を呼び出すが、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では atexit() ルーチンによって登録されたすべての関数を呼び出す。on_exit()(3) ルーチンを使用して追加された関数がなければ、SunOS 4.x の exit()(3) と SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 の exit() とは互換性がある。

exp()(3M)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、オーバフローの場合は HUGE、アンダフローの場合は 0 を返す。SunOS 4.x では、戻り値は IEEE のオーバフローおよびアンダフロー (インプリメンテーションで定義) 。SunOS 4.x では HUGE が + (プラス) の無限大として定義されるため、exp()(HUGE) および exp()(-HUGE) と指定した場合でもオーバフローやアンダーフローは起こらず、errno は生成されない。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では errno に ERANGE が設定される。

exp10()(3M)

 

exp2()(3M)

 

expm1()(3)

 

exportent()(3)

/etc/dfs/sharetab ファイルが /etc/exports を置換。詳細については share(1M)unshare(1M)sharetab(4) を参照。

extended_to_decimal()(3)

 

fabs()(3M)

 

fclose()(3S)

 

fconvert()(3)

 

fcvt()(3)

 

fdopen()(3V)

 

feof()(3V)

 

ferror()(3V)

 

fetch()(3X)

SunOS 5.6 では dbm_fetch()(3) に置換。

fflush()(3S)

 

ffs()(3)

 

fgetc()(3V)

 

fgetgraent()(3)

 

fgetgrent()(3V)

 

fgetpwaent()(3)

 

fgetpwent()(3V)

 

fgets()(3S)

 

fileno()(3V)

 

file_to_decimal()(3)

 

filter()(3V) -SysV

 

finite()(3M)

 

firstkey()(3X)

SunOS 5.6 では dbm_firstkey()(3) に置換。

fixterm()(3V)

reset_prog_mode()(3X) ルーチンが同様の機能を提供。

flash()(3V) -SysV

 

floatingpoint()(3)

 

floor()(3M)

 

flushinp()(3V) -SysV

 

flusok()(3X)

 

fmod()(3M)

fmod(x,0.0)() と指定すると、SunOS 5.6、SVID、または SVR4 では x を返し errno に EDOM を設定する。SunOS 4.x では、ANSI/IEEE Std 754-1985 に基づき、また 4.3 BSD に準拠し NaN を返す。

fopen()(3V)

 

fp_class()(3M)

 

fprintf()(3V)

 

fputc()(3S)

 

fputs()(3S)

 

fread()(3S)

 

free()(3)

 

freopen()(3V)

 

frexp()(3M)

 

fscanf()(3V)

 

fseek()(3S)

 

ftell()(3S)

 

ftime()(3V)

現在は ftime()(3C)

ftok()(3)

 

ftw()(3)

 

func_to_decimal()(3)

 

fwrite()(3S)

 

ライブラリルーチンのリファレンス (G, H)

表 C-4

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

gamma()(3M)

 

garbagedlines()(3V) -SysV

 

gcd()(3X)

 

gconvert()(3)

 

gcvt()(3)

 

getacdir()(3)

 

getacflg()(3)

 

getacinfo()(3)

 

getacmin()(3)

 

getauditflagsbin()(3)

 

getauditflagschar()(3)

 

getbegyx()(3V) -SysV

 

getc()(3V)

 

getcap()(3X)

 

getch()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 ソフトウェアにおいて、ウィンドウがパッドでなく wrefresh() を最後に呼び出した後で移動または修正された場合、別の文字が読み込まれる前に wrefresh() が呼び出される。SunOS 4.x では、このような状況で wrefresh() は呼び出されない。

getch()(3V) -SysV

 

getchar()(3V)

 

getcwd()(3V)

SVR4 および SunOS 5.6 では SunOS 4.x と互換性がある。SunOS 4.x では、buf が NULL ポインタのとき malloc()(3) を使用して size バイトの空きスペースを得る。この機能は ABI および SVID ではサポートされていない。

getenv()(3V)

 

getexportent()(3)

/etc/dfs/sharetab ファイルが /etc/exports を置換。詳細については share(1M)unshare(1M)sharetab(4) を参照。

getexportopt()(3)

/etc/dfs/sharetab ファイルが /etc/exports を置換。詳細については share(1M)unshare(1M)sharetab(4) を参照。

getfauditflags()(3)

 

getfsent()(3)

getvfsent()(3) に置換。

getfsfile()(3)

getvfsfile()(3) に置換。

getfsspec()(3)

getvfsfile()(3) に置換。

getfstype()(3)

getvfsany()(3) に置換。

getgraent()(3)

 

getgranam()(3)

 

getgrent()(3V)

 

getgrgid()(3V)

 

getgrnam()(3V)

 

gethostbyaddr()(3N)

 

gethostbyname()(3N)

 

gethostent()(3N)

 

getlogin()(3V)

 

getmaxyx()(3V) -SysV

 

getmntent()(3)

SunOS 4.x と SunOS 5.6、SVID または SVR4 の互換性はない。SunOS 4.x では mntent 型のオブジェクトへのポインタを返すが、SunOS 5.6、SVID または SVR4 の getmntent()int 型を返す。また SunOS 5.6、SVID または SVR4 の getmntent() は、互換性がない異なる構造体の型 (mnttab) を使用してファイルエントリの型を返す。さらに、/etc/vfstab の対応する「-」エントリに対し NULL ポインタを返す。

get_myaddress()(3N)

利用可能。ただし、なるべく netdir_getbyname()(3N) を使用する。

getnetbyaddr()(3N)

 

getnetbyname()(3N)

 

getnetent()(3N)

 

getnetgrent()(3N)

 

getnetname()(3N)

 

getopt()(3)

 

getpass()(3V)

 

getprotobyname()(3N)

 

getprotobynumber()(3N)

 

getprotoent()(3N)

 

getpublickey()(3R)

 

getpw()(3)

 

getpwaent()(3)

 

getpwanam()(3)

 

getpwent()(3V)

 

getpwnam()(3V)

 

getpwuid()(3V)

 

getrpcbyname()(3N)

 

getrpcbynumber()(3N)

 

getrpcent()(3N)

 

getrpcport()(3R)

pmap_getport() により同じ機能を提供。

gets()(3S)

 

getsecretkey()(3R)

 

getservbyname()(3N)

 

getservbyport()(3N)

 

getservent()(3N)

 

getstr()(3V) -SysV

 

getsubopt()(3)

 

getsyx(3V) -SysV()

 

gettext()(3)

SunOS 5.4 では、gettext(3) は LC_MESSAGES ディレクトリの位置について最初に NLSPATH を検索する。

gettmode()(3V)

SunOS 5.6 では、ヘッダファイル <curses.h> がヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

gettmode()(3V) -SysV

 

getttyent()(3)

SunOS 5.6 の tty システムに関する情報は、ttymon(1) および ttydefs(4) を参照。

getttynam()(3)

SunOS 5.6 の tty システムに関する情報は、ttymon(1) および ttydefs(4) を参照。

getusershell()(3)

 

getw()(3V)

 

getwd()(3)

現在は getwd()(3C)

getyx()(3V) -SysV

 

gmtime()(3V)

ctime()(3V) を参照。

grpauth()(3)

 

gsignal()(3)

 

gtty()(3C)

termio(7) インタフェースが同様の機能を提供。

HUGE()(3M)

HUGE は SunOS 4.x では infinity()(3M) として <math.h> で定義され、IEEE の無限大を生成。SunOS 5.6、SVID、または SVR4 では <math.h> で定義されるマシン依存型定数。

HUGE_VAL()(3M)

SunOS 4.x では infinity()(3M) として <math.h> で定義され、IEEE の無限大を生成。SunOS 5.6、SVID、または SVR4 では <math.h> で定義されるマシン依存型定数。

halfdelay()(3V) -SysV

 

has_ic()(3V) -SysV

 

has_il()(3V) -SysV

 

hasmntopt()(3)

 

hcreate()(3)

 

hdestroy()(3)

 

host2netname()(3N)

 

hsearch()(3)

 

hypot()(3M)

 

ライブラリルーチンのリファレンス (I, J, K)

表 C-5

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

idlok()(3V)

SunOS 4.x では、機能が使われていないウィンドウに対し行の挿入または削除フラグを設定。 SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、行の挿入または削除フラグの機能が実際に使用されるかどうかを制御するフラグを設定。 

idlok()(3V) -SysV

 

ieee_flags()(3M)

 

ieee_functions()(3M)

 

ieee_handler()(3M)

 

ieee_retrospective()(3M)

 

ilogb()(3M)

 

inch()(3V) -SysV

 

index()(3)

現在は index()(3C)

inet_lnaof()(3N)

 

inet_makeaddr()(3N)

 

inet_netof()(3N)

 

inet_network()(3N)

 

inet_ntoa()(3N)

 

infinity()(3M)

 

initgroups()(3)

 

initscr()(3V)

SunOS 4.x では関数。一方、SunOS 5.6、SVID または SVR4 では initscr32() を呼び出すマクロ。エラーが発生すると、SunOS 4.x では ERR を返すが、SunOS 5.6、SVID または SVR4 では適当なエラーメッセージを標準エラー出力へ書き込み終了する。

initscr()(3V) -SysV

 

initstate()(3)

現在は initstate()(3)

innetgr()(3N)

 

insch()(3V) -SysV

 

insertln()(3V) -SysV

 

insque()(3)

 

intrflush()(3V) -SysV

 

ipalloc()(3R)

 

irint()(3M)

rint() に置換された。

isalnum()(3V)

 

isalpha()(3V)

 

isascii()(3V)

 

isatty()(3V)

 

iscntrl()(3V)

 

isdigit()(3V)

 

isendwin()(3V) -SysV

 

isgraph()(3V)

 

isinf()(3M)

 

islower()(3V)

 

isnan()(3M)

 

isnormal()(3M)

 

isprint()(3V)

 

ispunct()(3V)

 

issecure()(3)

 

isspace()(3V)

 

issubnormal()(3M)

 

isupper()(3V)

 

isxdigit()(3V)

 

iszero()(3M)

 

itom()(3X)

 

j0()(3M)

j0(HUGE)()j1(HUGE)()jn(4,HUGE)() と指定した場合、SunOS 4.x ではエラーを表示せずに 0(ゼロ) を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 ソフトウェアでは、0(ゼロ) を返して errno に ERANGE を設定し、TLOSS 数値演算エラーを示すメッセージを標準エラー出力へ出力。

j1()(3M)

 

jn()(3M)

 

jrand48()(3)

 

key_decryptsession()(3N)

 

key_encryptsession()(3N)

 

key_gendes()(3N)

 

key_setsecret()(3N)

 

keyname()(3V) -SysV

 

keypad()(3V) -SysV

 

killchar()(3V) -SysV

 

klm_prot()(3R)

 

kvm_close()(3K)

 

kvm_getcmd()(3K)

 

kvm_getproc()(3K)

 

kvm_getu()(3K)

 

kvm_nextproc()(3K)

 

kvm_nlist()(3K)

 

kvm_open()(3K)

 

kvm_read()(3K)

 

kvm_setproc()(3K)

 

kvm_write()(3K)

 

ライブラリルーチンのリファレンス (L)

表 C-6

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

_longjmp()(3)

siglongjmp()

 

現在は _longjmp()(3C)siglongjmp()(3) ルーチンが同様の機能を提供。

l3tol()(3C)

 

l64a()(3)

 

label()(3X)

 

lcong48()(3)

 

ldaclose()(3X)

 

ldahread()(3X)

 

ldaopen()(3X)

 

ldclose()(3X)

 

ldexp()(3M)

SunOS 4.x と、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 とはオーバフロー処理のみ異なる。SunOS 4.x において正しい値がオーバフローすると (+/-) 1.0e999 を返すのに対し、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では (+/-) HUGE (値の符号に従う) を返す。どちらも、errno には ERANGE が設定される。

ldfcn()(3)

 

ldfhread()(3X)

 

ldgetname()(3X)

 

ldlinit()(3X)

 

ldlitem()(3X)

 

ldlread()(3X)

 

ldlseek()(3X)

 

ldnlseek()(3X)

 

ldnrseek()(3X)

 

ldnshread()(3X)

 

ldnsseek()(3X)

 

ldohseek()(3X)

 

ldopen()(3X)

 

ldrseek()(3X)

 

ldshread()(3X)

 

ldsseek()(3X)

 

ldtbindex()(3X)

 

ldtbread()(3X)

 

ldtbseek()(3X)

 

leaveok()(3V) -SysV

 

lfind()(3)

 

lgamma()(3M)

 

line()(3X)

 

linemod()(3X)

 

localdtconv()(3)

 

localeconv()(3)

 

localtime()(3V)

ctime()(3V) を参照。

lockf()(3)

 

log()(3M)

SunOS 4.x では、関数の結果が未定義の値になると (log(-1.0)() など)、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として NaN を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として -HUGE を返す。

log10()(3M)

SunOS 4.x では、関数の結果が未定義の値になると (log10(0)() など)、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として NaN を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として -HUGE を返す。

log1p()(3M)

 

log2()(3M)

 

logb()(3M)

 

longjmp()(3V)

 

longname()(3V)

SunOS 4.x では、termbuf および name の 2 つの引数が必要。これらは SunOS 5.6、SVID または SVR4 では不要。termbuf は、termcap から端末エントリへのポインタで、SunOS 5.6、SVID または SVR4 では terminfo に置換。name は、結果を保持するバッファへのポインタ。どちらも同じ情報を返すため、SunOS 5.6、SVID または SVR4 へ移植するには、SunOS 4.x の呼び出しから 2 つの引数を削除するだけでよい。

longname()(3V) -SysV

 

lrand48()(3)

 

lsearch()(3)

 

ltol3()(3C)

 

lwp_checkstkset()(3L)

 

lwp_create()(3L)

 

lwp_ctxinit()(3L)

 

lwp_ctxmemget()(3L)

 

lwp_ctxmemset()(3L)

 

lwp_ctxremove()(3L)

 

lwp_ctxset()(3L)

 

lwp_datastk()(3L)

 

lwp_destroy()(3L)

 

lwp_enumerate()(3L)

 

lwp_errstr()(3L)

 

lwp_fpset()(3L)

 

lwp_geterr()(3L)

 

lwp_getregs()(3L)

 

lwp_getstate()(3L)

 

lwp_join()(3L)

 

lwp_libcset()(3L)

 

lwp_newstk()(3L)

 

lwp_perror()(3L)

 

lwp_ping()(3L)

 

lwp_resched()(3L)

 

lwp_resume()(3L)

 

lwp_self()(3L)

 

lwp_setpri()(3L)

 

lwp_setregs()(3L)

 

lwp_setstkcache()(3L)

 

lwp_sleep()(3L)

 

lwp_stkcswset()(3L)

 

lwp_suspend()(3L)

 

lwp_yield()(3L)

 

ライブラリルーチンのリファレンス (M, N)

表 C-7

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

MONITOR()(3L)

 

MSG_RECVALL()(3L)

 

madd()(3X)

 

madvise()(3)

 

malloc()(3)

 

malloc_debug()(3)

 

malloc_verify()(3)

 

mallocmap()(3)

 

matherr()(3M)

 

max_normal()(3M)

 

max_subnormal()(3M)

 

mblen()(3)

 

mbstowcs()(3)

 

mbtowc()(3)

 

mcmp()(3X)

 

mdiv()(3X)

 

memalign()(3)

 

memccpy()(3)

 

memchr()(3)

 

memcmp()(3)

 

memcpy()(3)

 

memset()(3)

 

meta()(3V) -SysV

 

mfree()(3X)

 

min()(3X)

 

min_normal()(3M)

 

min_subnormal()(3M)

 

mkstemp()(3)

mktemp()(3C) ルーチンが同様の機能を提供。

mktemp()(3)

SunOS 4.x mktemp() では、テンプレートの末尾の X 文字を 1 文字の英字と現在のプロセス ID に置換。 SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、一意のファイル名を作成するために使用する末尾の文字列 (XXXXXX) を置換するのみ。アプリケーションがファイル名を特定しなければ (つまりアプリケーションがファイル名の一意性のみをチェックするのならば)、SunOS 4.x と、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 のこの関数とは互換性がある。

mlock()(3)

 

mlockall()(3)

 

modf()(3M)

 

mon_break()(3L)

 

mon_cond_enter()(3L)

 

mon_create()(3L)

 

mon_destroy()(3L)

 

mon_enter()(3L)

 

mon_enumerate()(3L)

 

mon_exit()(3L)

 

mon_waiters()(3L)

 

moncontrol()(3)

profil()(2) に置換。

monitor()(3)

SunOS 4.x と SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 との相違点は以下のとおり。SunOS 4.x ソフトウェアではプログラム全体をプロファイルするため、次のように指定する。 

extern etext() monitor(N_TXTOFF(0), etext, buf, bufsize, nfunc)()

SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では次のように指定する。 

extern int etext() ; monitor((int(*)())2, etext, buf, bufsize, nfunc)()

SunOS 4.x において、以前に定義済みの buf に対するモニタリングを中止し結果を書き込むには、次のように指定する。 

monitor(0)()

SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 monitor ルーチンでは次のように指定する。

monitor((int(*)())0, (int(*)())0, (WORD*) 0, 0, 0)();

この後で prof(1) コマンドを使用すれば、結果が確認できる。

monstartup()(3)

profil()(2) に置換。

mout()(3X)

 

move()(3V) -SysV

 

mrand48()(3)

 

msg_enumrecv()(3L)

 

msg_enumsend()(3L)

 

msg_recv()(3L)

 

msg_reply()(3L)

 

msg_send()(3L)

 

msub()(3X)

 

msync()(3)

errno フラグの EIO は、SunOS 4.x では有効、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では無効。MS_INVALIDATE が指定されており、さらに 1 ページまたは複数のページがメモリにロックされている場合、errno フラグに設定される値は、SunOS 4.x では EPERM、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では EBUSY

mtox()(3X)

 

mult()(3X)

 

munlock()(3)

 

munlockall()(3)

 

mvaddch()(3V) -SysV

 

mvaddstr()(3V) -SysV

 

mvcur()(3V)

SunOS 4.x での戻り値は不定。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、正常終了なら OK、そうでない場合は ERR を返す。

mvcur()(3V) -SysV

 

mvdelch()(3V) -SysV

 

mvgetch()(3V) -SysV

SunOS 5.6、SVID または SVR4 において、ウィンドウがパッドでなく wrefresh() を最後に呼び出した後で移動または修正された場合、別の文字が読み込まれる前に wrefresh() が呼び出される。SunOS 4.x では、このような状況で wrefresh() は呼び出されない。

mvgetstr()(3V) -SysV

getstr()(3V) -SysV を参照。

mvinch()(3V) -SysV

 

mvinsch()(3V) -SysV

 

mvprintw()(3V)

wprintw()(3V) を参照。

mvprintw()(3V) -SysV

 

mvscanw()(3V)

wscanw()(3V) を参照。

mvscanw()(3V) -SysV

 

mvwaddch()(3V) -SysV

 

mvwaddstr()(3V) -SysV

 

mvwdelch()(3V) -SysV

 

mvwgetch()(3V) -SysV

SunOS 5.6、SVID または SVR4 において、ウィンドウがパッドでなく wrefresh() を最後に呼び出した後で移動または修正された場合、別の文字が読み込まれる前に wrefresh() が呼び出される。SunOS 4.x では、このような状況で wrefresh() は呼び出されない。

mvwgetstr()(3V) -SysV

getstr()(3V) -SysV を参照。

mvwin()(3V)

SunOS 4.x を使用すれば、サブウィンドウは移動可能。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、親ウィンドウ内部のサブウィンドウ (または子ウィンドウ) を移動するには mvderwin() を使用すること。

mvwin()(3V) -SysV

 

mvwinch()(3V) -SysV

 

mvwinsch()(3V) -SysV

 

mvwprintw()(3V)

 

mvwprintw()(3V) -SysV

 

mvwscanw()(3V)

wscanw()(3V) を参照。

mvwscanw()(3V) -SysV

 

napms(3V)()(3V) -SysV

 

net_addr()(3N)

 

netname2host()(3N)

 

netname2user()(3N)

 

newpad()(3V) -SysV

 

newterm()(3V) -SysV

 

newwin()(3V) -SysV

 

nextafter()(3M)

 

nextkey()(3X)

dbm_nextkey()(3) に置換。

nice()(3V)

 

nint()(3M)

 

nl()(3V) -SysV

 

nl_init()(3C)

 

nl_langinfo()(3C)

 

nlist()(3V)

SunOS 4.x では、正常終了時は見つからないシンボルの数を返し、エラー発生時には -1 を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、正常終了時には 0 (ゼロ)、エラー発生時には -1 を返す。SunOS 5.6 では ELF フォーマットのファイル、4.1 では a.out フォーマットのファイルにのみ対応することに注意。

nlm_prot()(3R)

 

nocbreak()(3V) -SysV

 

nocrmode()(3X)

 

nodelay()(3V) -SysV

 

noecho()(3V) -SysV

 

nonl()(3V) -SysV

 

nonstandard _arithmetic()(3M)

 

noraw()(3V) -SysV

 

notimeout()(3V) -SysV

 

nrand48()(3)

 

ntohl()(3N)

 

ntohs()(3N)

 

ライブラリルーチンのリファレンス (O, P, Q, R)

表 C-8

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

on_exit()(3)

atexit()(3C) に置換。atexit() を使用して登録された関数は、引数なしで呼び出されることに注意。

opendir()(3V)

SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 の DIR 構造体には、SunOS 4.x の dd_bsize および dd_off フィールドが含まれない。また、SunOS 5.6、ABI、SVID または SVR4 の dd_loc および dd_size フィールドは、SunOS 4.x の場合の long 型と違い int 型。

SunOS 5.6、ABI、SVID または SVR4 では、<sys/types.h> に含まれるが、SunOS 4.x では含まれない。SunOS 5.6、ABI、SVID または SVR4 では、ディレクトリ名の引数が空の文字列を指す場合 errno に ENOENT を設定。

opendir()(3V) -SysV

 

openlog()(3)

 

openpl()(3X)

 

optarg()(3)

 

optind()(3)

 

overlay()(3V)

SunOS 4.x の overlay() は関数。SunOS 5.6、SVID または SVR4 の overlay(srcwin,dstwin)()_overlap((srcwin), (dstwin), TRUE)() を呼び出すマクロ。

SunOS 4.x では戻り値は不定。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、正常終了なら OK、そうでない場合は ERR を返す。

overlay()(3V) -SysV

 

overwrite()(3V)

SunOS 4.x の overwrite() は関数。SunOS 5.6、SVID または SVR4 の overwrite(srcwin, dstwin)()_overlap((srcwin), (dstwin), FALSE)() を呼び出すマクロ。

SunOS 4.x では戻り値は不定。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、正常終了なら OK、そうでない場合は ERR を返す。

overwrite()(3V) -SysV

 

passwd2des()(3R)

 

pause()(3V)

 

pclose()(3S)

 

pechochar()(3V) -SysV

 

perror()(3)

 

plock()(3)

 

plot()(3X)

 

pmap_getmaps()(3N)

利用可能。ただし、なるべく rpcb_getmaps()(3N) を使用する。

pmap_getport()(3N)

利用可能。ただし、なるべく rpcb_getaddr()(3N) を使用する。

pmap_rmtcall()(3N)

利用可能。ただし、なるべく rpcb_rmtcall()(3N) を使用する。

pmap_set()(3N)

利用可能。ただし、なるべく rpcb_set()(3N) を使用する。

pmap_unset()(3N)

利用可能。ただし、なるべく rpcb_unset()(3N) を使用する。

pnoutrefresh()(3V) -SysV

 

pnp()(3R)

 

pod_getexit()(3L)

 

pod_getmaxpri()(3L)

 

pod_getmaxsize()(3L)

 

pod_setexit()(3L)

 

pod_setmaxpri()(3L)

 

point()(3X)

 

popen()(3S)

 

pow()(3M)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、x == 0 で y が正でないとき、または x < 0 で y が整数でないときに 0 を返す。オーバフローまたはアンダフローの場合は、それぞれ +HUGE または -HUGE または 0 (ゼロ) を返す。いずれの場合にも errno は設定される。pow(x,0.0)() と指定すると、SunOS 4.x では 1 (SunOS 5.6、SVID または SVR4 では記述なし)、x < 0 で y が整数でないときは NaNx == 0 で y < 0 のときは +[infin ] (無限大) または -[infin ] を返す。オーバフローおよびアンダフローの場合は IEEE のインプリメンテーションに依存する値を返す。SunOS 4.xでは HUGE が +oo と定義されるため、 pow(10.0,HUGE)()pow(10.0,-HUGE)() はアンダーフローやオーバフローにはならず errno も設定されない。SunOS 5.6、SVID または SVR4 ソフトウェアでは errno に ERANGE が設定される。

 

prefresh()(3V) -SysV

 

printf()(3V)

fprintf(3) を参照。

printw()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると整数 ERR、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。SunOS 4.x では void を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、ヘッダファイル <curses.h> がヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

printw()(3V) -SysV

 

prof()(3)

profil()(2) ルーチンが同様の機能を提供。

psignal()(3)

sig 引数は、SunOS 4.x では unsigned int 型、SVR4 および SunOS 5.6 では int 型として定義される。

putc()(3S)

 

putchar()(3S)

 

putenv()(3)

 

putp()(3V) -SysV

 

putpwent()(3)

 

puts()(3S)

 

putw()(3S)

 

pwdauth()(3)

 

qsort()(3)

 

quiet_nan()(3M)

 

rand()(3V)

 

random()(3)

A

現在は random()(3C)。SunOS 5.6、SVID または SVR4 ソフトウェア用の drand48()(3C)、または rand()(3C) ルーチンが同様の機能を提供。

raw()(3V) -SysV

 

rcmd()(3N)

 

readdir()(3V)

SunOS 4.x、および ABI と SVID での dirent 構造体にのみ、共通に d_name フィールドがある。SunOS 4.x の readdir() は、<sys/dir.h> で定義された古いデータ構造体 dirent をサポートする。この構造体は SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 ソフトウェアではサポートされない。 <sys/dir.h> で定義された古いデータ構造体 direct を使用しているアプリケーションは、<dirent.h で定義されている dirent 構造体に移行する必要がある。SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 の readdir() は、アクセスの最後にディレクトリを更新する。SunOS 4.x、SVR4、および SunOS 5.6 の dirent 構造体にのみ、共通に d_name および d_reclen フィールドがある。また、SunOS 5.6の dd_loc および dd_size フィールドは、SunOS 4.x の場合の long 型と違い int 型。

readdir()(3V) -SysV

SunOS 4.x、SVR4、および SunOS 5.6 の dirent 構造体にのみ、共通に d_name および d_reclen フィールドがある。また、SunOS 5.6 の dd_loc および dd_size フィールドは、SunOS 4.x ソフトウェアの場合の long 型と違い int 型。SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 の readdir() は、アクセスの最後にディレクトリを更新する。 SunOS 4.x、および ABI と SVID の dirent 構造体にのみ、共通に d_name フィールドがある。

realloc()(3)

SunOS 4.x では、malloc()calloc()、 および realloc() を最後に呼び出した後で解放されたブロックへのポインタを受け付ける。SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では同様のポインタを受け付けない。

realpath()(3N)

 

re_comp()(3)

現在は re_comp()(3C)。ABI および SVID では、汎用の正規表現マッチングルーチン regexp()(3) が同様の機能を提供。SunOS 5.6 では recomp()(3G) に置換。

re_exec()(3)

現在は re_exec()(3C)。ABI および SVID では、汎用の正規表現マッチングルーチン regexp()(3) が同様の機能を提供。SunOS 5.6では regex()(3G) に置換。

refresh()(3V) -SysV

 

registerrpc()(3N)

利用可能。ただし、なるべく rpc_reg()(3C) を使用する。

remainder()(3M)

 

remexportent()(3)

/etc/dfs/sharetab ファイルが /etc/exports を置換。詳細については share(1M)unshare(1M)sharetab(4) を参照。

remque()(3)

 

resetterm()(3V)

reset_shell_mode()(3) に置換。

res_init()(3)

 

res_mkquery()(3)

 

res_send()(3)

 

reset_prog_mode()(3V) -SysV

 

reset_shell_mode()(3V) -SysV

 

resetty()(3V) -SysV

 

restartterm()(3V) -SysV

 

rewind()(3S)

 

rewinddir()(3V)

 

rex()(3R)

 

rexec()(3N)

 

rindex()(3)

現在は rindex()(3)

rint()(3M)

ripoffline()(3V) -SysV

 

rnusers()(3R)

 

rpc_createerr()(3N)

 

rpow()(3X)

 

rquota()(3R)

 

rresvport()(3N)

 

rstat()(3R)

 

rtime()(3N)

 

ruserok()(3N)

 

rusers()(3R)

 

rwall()(3R)

 

ライブラリルーチンのリファレンス (S)

表 C-9

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

_setjmp()(3)

sigsetjmp()

 

現在は setjmp()(3C)sigsetjmp()(3) savemask 引数がゼロのとき sigsetjmp(3) ルーチンが同じ機能を提供。このルーチンは、呼び出し元プロセスのレジスタおよびスタック環境を保存するが、signalmask は保存しない。

SAMECV()(3L)

 

SAMEMON()(3L)

 

SAMETHREAD()(3L)

 

STKTOP()(3L)

 

saveterm()(3V)

def_prog_mode()(3X) に置換。

savetty()(3V) -SysV

 

scalb()(3M)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、x * (r**n) の値を計算。ここで r はマシンの浮動小数点演算の基数。r == 2 のとき、ldexp()(3M) ルーチンと同等。オーバフローの場合は +HUGE または -HUGE (x の符号による) を返す。アンダフローの場合は 0 (ゼロ) を返し errno を設定する。SunOS 4.x では、常に x * (2**n) の値を計算。y が整数でないとき戻り値は不定。

scalbn()(3M)

 

scandir()(3)

 

scanf()(3V)

 

scanw()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、ヘッダファイル <curses.h> がヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

scanw()(3V) -SysV

 

scr_dump()(3V) -SysV

 

scr_init()(3V) -SysV

 

scr_restore()(3V) -SysV

 

scroll()(3V)

異常終了すると ERR、正常終了すると不定値を返す。SunOS 4.x では、異常終了すると ERR、正常終了すると OK (0) を返す。 SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、ヘッダファイル <curses.h> がヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCEE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

scroll()(3V) -SysV

 

scrollok()(3V) -SysV

 

seconvert()(3)

 

seed48()(3)

 

seekdir()(3V)

 

setac()(3)

 

setbuf()(3V)

 

setbuffer()(3V)

 

set_curterm()(3V) -SysV

 

setegid()(3V)

 

seteuid()(3V)

 

setexportent()(3)

/etc/dfs/sharetab ファイルが /etc/exports を置換。詳細については share(1M)unshare(1M)sharetab(4) のマニュアルページを参照。

setfsent()(3)

fopen()(3) に置換。

setgid()(3V)

 

setgraent()(3)

 

setgrent()(3V)

 

sethostent()(3N)

 

setjmp()(3V)

 

setkey()(3)

 

setlinebuf()(3V)

 

setlocale()(3V)

 

setlogmask()(3)

 

setmntent()(3)

fopen()(3) に続けて lockf()(3) ルーチンを使用するのと同様の機能を提供。

setnetent()(3N)

 

setnetgrent()(3N)

 

setprotoent()(3N)

 

setpwaent()(3)

 

setpwent()(3V)

 

setpwfile()(3V)

 

setrgid()(3V)

setgid()(2) に置換。

setrpcent()(3N)

 

setruid()(3V)

setuid()(2) に置換。

setscrreg()(3V) -SysV

 

setservent()(3N)

 

setstate()(3)

現在は setstate()(3C)

setsyx()(3V) -SysV

 

set_term()(3V) -SysV

 

setterm()(3V)

SunOS 4.x および SunOS 5.6 の両方のリリースで setupterm() に置換される、古い呼び出し形式。

curs_terminfo()(3X) を参照すること。

setupterm(term, 1, (int *) 0)()setterm(term)() と同様の機能を提供。

setterm()(3V) -SysV

 

setttyent()(3)

SunOS 5.6 の tty システムに関する情報は、ttymon(1) および ttydefs(4) のマニュアルページを参照。

setuid()(3V)

 

setupterm()(3V) -SysV

 

setusershell()(3)

 

setvbuf()(3V)

 

sfconvert()(3)

 

sgconvert()(3)

 

sigaction()(3V)

 

sigaddset()(3V)

 

sigdelset()(3V)

 

sigemptyset()(3V)

 

sigfillset()(3V)

 

sigfpe()(3)

 

siginterrupt()(3V)

sigaction()(2) ルーチンが同様の機能を提供。

sigismember()(3V)

 

siglongjmp()(3V)

 

signal()(3V)

SunOS 4.x のシグナルである SIGLOST は、SVR4 および SunOS 5.6 の signal()(2) ルーチンでは未定義。 SunOS 4.x のシグナルである SIGIO、SIGURG、SIGFSZ、SIGVTALRM、SIGPROF、SIGLOST は、ABI および SVID の signal ルーチンでは未定義。

ssignal()(3V)

 

signaling_nan()(3M)

 

signbit()(3M)

 

significand()(3M)

 

sigsetjmp()(3V)

 

sin()(3M)

SunOS 5.6、あるいは SVID または SVR4 では、引数が 0 (ゼロ) よりかなり小さい場合、有効桁が失われるため 0 (ゼロ) を返す。この場合、標準出力に TLOSS (matherr()(3M) を参照) を示すメッセージが出力される。有効桁の一部が失われると PLOSS エラーが生成されるが、出力は行われない。いずれの場合も errno に ERANGE が設定される。SunOS 4.x では、引数の絶対値が PI/4 を超えると、ソフトウェアまたはハードウェアにおいて引数が減少する。 <math.h> で定義されている fp_pi 変数により、精度は実行時に変更可能。例外エラーはどちらでも IEEE 754 に基づき生成される。

sinh()(3M)

 

single_precision()(3M)

 

single_to_decimal()(3)

 

sleep()(3V)

 

slk_clear()(3V) -SysV

 

slk_init()(3V) -SysV

 

slk_label()(3V) -SysV

 

slk_noutrefresh()(3V) -SysV

 

slk_refresh()(3V) -SysV

 

slk_restore()(3V) -SysV

 

slk_set()(3V) -SysV

 

slk_touch()(3V) -SysV

 

sm_inter()(3R)

 

space()(3X)

 

spray()(3R)

 

sprintf()(3V)

fprintf(3) を参照。

sqrt()(3M)

SunOS 4.x ソフトウェアでは、関数の結果が未定義の値になると (sqrt (-3.0)() など)、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として NaN を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として 0 (ゼロ) を返す。

srand()(3V)

引数 seed は、SunOS 4.x ソフトウェアでは int 型、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では unsigned int 型として定義される。

srand48()(3)

 

srandom()(3)

現在は srandom()(3C)

srand48()(3C) ルーチン (SunOS 5.6、SVID または SVR4 の場合)、または srand()(3C) が同様の機能を提供。

sscanf()(3V)

 

ssignal()(3)

 

standard_arithmetic()(3M)

 

standend()(3V) -SysV

 

standout()(3V) -SysV

 

store()(3M)

dbm_store()(3) に置換。

strcasecmp()(3)

 

strcat()(3)

 

strchr()(3)

 

strcmp()(3)

 

strcoll()(3)

 

strcpy()(3)

 

strcspn()(3)

 

strdup()(3)

 

strftime()(3V)

次のフォーマットで指定される指令語における相違点は下記のとおり。 

%k%l は SunOS 5.6 ではサポートされない。%S は、秒を SunOS 4.x では 0〜59 の範囲内で指定。SunOS 5.6 では 0〜61 の範囲内 (うるう秒を許容する) で定義。%U%W は、週番号を指定する場合、SunOS 4.x における 01 は 4 日以上を含む 1 月の最初の週を示す。SunOS 5.6 における 01 は、%U は日曜日から、%W は月曜日から始まる 1 月の最初の週を示す。

SunOS 4.1 の tm 構造体には、SunOS 5.6 の tm 構造体に存在しない 2 つのフィールド、tm_zone および tm_gmtoff がある。そのかわり SunOS 5.6 では、GMT と地方標準時間との差 (単位は秒) が外部変数 timezone、夏時間を適用するかどうかが外部変数 daylight で示される。

さらに SunOS では、標準時間および夏時間の時間帯名が外部変数 tzname に格納される。これらの外部変数 (timezonedaylight、および tzname) は、SunOS 4.x の System V インストールオプションである ctime()(3V) ライブラリルーチンによりサポートさる。

string_to_decimal()(3)

 

strlen()(3)

 

strncasecmp()(3)

 

strncat()(3)

 

strncmp()(3)

 

strncpy()(3)

 

strpbrk()(3)

 

strptime()(3V)

strrchr()(3)

 

strspn()(3)

 

strtod()(3)

SunOS 4.x の strtod() および atof() ルーチンは、inf_forminfinity_formnan_form、および nanstring_form を受け付けるが、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 ではこれらの形式を受け付けない。

strtok()(3)

 

strtol()(3)

 

strxfrm()(3)

 

stty()(3C)

termio(7) インタフェースが同様の機能を提供。

subpad()(3V) -SysV

 

subwin()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 ルーチンは、異常終了すると NULL ポインタを返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

subwin()(3V) -SysV

 

svc_destroy()(3N)

 

svc_fds()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_fdset()(3N) を使用する。

svc_fdset()(3N)

 

svc_freeargs()(3N)

 

svc_getargs()(3N)

 

svc_getcaller()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_getrpccaller()(3N) を使用する。

svc_getreq()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_getreqset()(3N) を使用する。

svc_getreqset()(3N)

 

svc_register()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_reg()(3N) を使用する。

svc_run()(3N)

 

svc_sendreply()(3N)

 

svc_unregister()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_unreg()(3N) を使用する。

svcerr_auth()(3N)

 

svcerr_decode()(3N)

 

svcerr_noproc()(3N)

 

svcerr_noprog()(3N)

 

svcerr_progvers()(3N)

 

svcerr_systemerr()(3N)

 

svcerr_weakauth()(3N)

 

svcfd_create()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_fd_create()(3N) を使用する。

svcraw_create()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_raw_create()(3N) を使用する。

svctcp_create()(3N)

利用可能。 

ただし、なるべく svc_create()(3N)svc_tli_create()(3N) および svc_vc_create()(3N) を使用する。

svcudp_bufcreate()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_tli_create()(3N)svc_dg_create()(3N) を使用する。

svcudp_create()(3N)

利用可能。ただし、なるべく svc_create()(3N)svc_tli_create()(3N) および svc_dg_create()(3N) を使用する。

swab()(3)

 

sys_siglist()(3)

psignal()(3C) を使用。

syslog()(3)

 

system()(3)

 

ライブラリルーチンのリファレンス (T)

表 C-10

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

_tolower()(3V) -SysV

 

_toupper()(3V) -SysV

 

t_accept()(3N)

 

t_alloc()(3N)

 

t_bind()(3N)

 

t_close()(3N)

 

t_connect()(3N)

 

t_error()(3N)

 

t_free()(3N)

 

t_getinfo()(3N)

 

t_getstate()(3N)

 

t_listen()(3N)

 

t_look()(3N)

 

t_open()(3N)

 

t_optmgmt()(3N)

 

t_rcv()(3N)

 

t_rcvconnect()(3N)

 

t_rcvdis()(3N)

 

t_rcvrel()(3N)

 

t_rcvudata()(3N)

 

t_rcvuderr()(3N)

 

t_snd()(3N)

 

t_snddis()(3N)

 

t_sndrel()(3N)

 

t_sndudata()(3N)

 

t_sync()(3N)

 

t_unbind()(3N)

 

tan()(3M)

 

tanh()(3M)

 

tcdrain()(3V)

 

tcflow()(3V)

 

tcflush()(3V)

 

tcgetattr()(3V)

 

tcgetpgrp()(3V)

 

tcsendbreak()(3V)

 

tcsetattr()(3V)

 

tcsetpgrp()(3V)

 

tdelete()(3)

 

telldir()(3V)

 

tempnam()(3S)

 

textdomain()(3)

 

tfind()(3)

 

tgetent()(3X)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、変換のための補助用としてこのルーチンをサポートしているため、新規のアプリケーションでは使用しないこと。SunOS 5.6 または、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

tgetent()(3V) -SysV

 

tgetflag()(3X)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、変換のための補助用としてこのルーチンをサポートしているため、新規のアプリケーションでは使用しないこと。SunOS 5.6 または、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

tgetflag()(3V) -SysV

 

tgetnum()(3X)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、変換のための補助用としてこのルーチンをサポートしているため、新規のアプリケーションでは使用しないこと。SunOS 5.6 または、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

tgetnum()(3V) -SysV

 

tgetstr()(3X)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、変換のための補助用としてこのルーチンをサポートしているため、新規のアプリケーションでは使用しないこと。SunOS 5.6 または、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

tgetstr()(3V) -SysV

 

tgoto()(3X)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、変換のための補助用としてこのルーチンをサポートしているため、新規のアプリケーションでは使用しないこと。SunOS 5.6 または、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

tgoto()(3V) -SysV

 

tigetflag()(3V) -SysV

 

tigetnum()(3V) -SysV

 

tigetstr()(3V) -SysV

 

time()(3V)

 

timegm()(3V)

mktime()(3C) に置換。

timelocal()(3V)

localtime()(3C) に置換。

times()(3V)

SunOS 4.x は、1/HZ 秒の単位で時間値を返す (HZ は 60)。SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 は、1/CLK_TCK 秒の単位で時間値を返す。 

timezone()(3C)

 

tmpfile()(3S)

 

tmpnam()(3S)

 

toascii()(3V)

 

toascii()(3V) -SysV

 

tolower()(3V)

 

tolower()(3V) -SysV

SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、LC_CTYPE で指定されるプログラムのロケールの影響を受ける。SunOS 4.x では影響なし。

touchline()(3V)

SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

touchline()(3V) -SysV

 

touchoverlap()(3X)

 

touchwin()(3V)

SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

touchwin()(3V) -SysV

 

toupper()(3V)

 

toupper()(3V) -SysV

SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、LC_CTYPE で指定されるプログラムのロケールの影響を受ける。SunOS 4.x では影響なし。

tparm()(3V) -SysV

 

tputs()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、変換のための補助用としてこのルーチンをサポートしているため、新規のアプリケーションでは使用しないこと。SunOS 5.6 または、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

tputs()(3V) -SysV

 

traceoff()(3V) -SysV

 

traceon()(3V) -SysV

 

tsearch()(3)

 

ttyname()(3V)

 

ttyslot()(3V)

 

twalk()(3)

 

typeahead()(3V) -SysV

 

tzset()(3V)

ctime()(3V) を参照。

tzsetwall()(3V)

tzset()(3C) に置換。

ライブラリルーチンのリファレンス (U, V)

表 C-11

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

ualarm()(3)

現在は ualarm()(3C)。ITIMER_REAL に引数 which を設定した setitimer()(2) システムコールが同様の機能を提供。

ulimit()(3C)

SVR4 および SunOS 5.6 の ulimit() は、SunOS 4.x の ulimit() と互換性がある。SunOS 4.x の ulimit() ルーチンの整数 cmd の値 1 および 2 は同等な SVID の ulimit() ルーチンのシンボリック定数 cmd の値 UL_GETFSIZE および UL_SETFSIZE と互換性のない場合がある。また、SVID の ulimit() ルーチンは、3 (最大のブレーク値を取得) および 4 (プロセスのファイル記述子テーブルのサイズを取得) の機能をサポートしない。

unctrl()(3V) -SysV

 

ungetc()(3S)

SVR4 および SunOS 5.6 の ungetc() は必ず 4 文字をプッシュバックするため、SunOS 4.x の ungetc() と互換性がある。SunOS 4.x の ungetc() は、前に read 文がなくても必ず標準入力に 1 文字をプッシュバックするが、ABI および SVID の ungetc() はこの属性をサポートしていない。

ungetch()(3V) -SysV

 

user2netname()(3N)

 

usleep()(3)

現在は usleep()(3C)

setitimer()(2) または select()(3C) が同様の機能を提供。

utime()(3V)

SunOS 4.x と、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、第 2 引数の型が異なる。SunOS 4.x では、引数 timep は 2 つの time_tt 値の配列を指すが、SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、引数 timesutimbuf 構造体 (2 つの time_t メンバを含む) を指す。

valloc()(3)

 

varargs()(3)

 

vfprintf()(3V)

vprintf()(3V) を参照。

vidattr()(3V) -SysV

 

vidputs()(3V) -SysV

 

vlimit()(3C)

getrlimit()(2) に置換。

vprintf()(3V)

vprintf()vfprintf()、 および vsprintf() ルーチンでは、可変フォーマットリストが異なるため、SunOS 4.x と SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 との互換性はない。SunOS 4.x では、関数ヘッダで va_list (<varargs.h> で定義されている) を使用し、可変引数リスト (たとえば void function (va_alist) など) を宣言する。SunOS 5.6、ABI、SVID、または SVR4 では、<stdarg.h> での定義を関数ヘッダで使用し、可変引数リスト (たとえば void function (int arg1 など) を宣言する。

vsprintf()(3V)

vprintf()(3V) を参照。

vsyslog()(3)

syslog()(3) に置換。

vtimes()(3C)

getrusage()(2) に置換。

vwprintw()(3V) -SysV

 

vwscanw()(3V) -SysV

 

ライブラリルーチンのリファレンス (W)

表 C-12

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

waddch()(3V)

CHTYPE が <curses.h> で別に定義されていなければ、SunOS 5.6 における文字は chtype (long)。SunOS 5.6、SVID、または SVR4 では、異常終了すると ERR を、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。SunO 5.6、SVID、または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

waddch()(3V) -SysV

 

waddstr()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR (-1) を返す。 SunOS 5.6、SVID、または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

waddstr()(3V) -SysV

 

wattroff()(3V) -SysV

 

wattron()(3V) -SysV

 

wattrset()(3V) -SysV

 

wclear()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、正常終了すると常に (OK = 0) を返すが、SunOS 4.x は voidを返す。 SunOS 5.6、SVID、または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、 CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

wclear()(3V) -SysV

 

wclrtobot()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、正常終了すると常に (OK = 0) を返すが、SunOS 4.x では voidを返す。 SunOS 5.6、SVID、または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、 CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

wclrtobot()(3V) -SysV

 

wclrtoeol()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、正常終了すると常に (OK = 0) を返すが、SunOS 4.x では void 返す。 SunOS 5.6 、SVID、または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、 CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

wclrtoeol()(3V) -SysV

 

wcstombs()(3)

wchar_t のサイズは SunOS 4.x は短く、SunOS 5.6 は長い。

wctomb()(3)

wchar_t のサイズは SunOS 4.x は短く、SunOS 5.6 は長い。

wdelch()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 ではマクロの場合があるが、SunOS 4.x では常にマクロ。 SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

wdelch()(3V) -SysV

 

wdeleteln()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 ではマクロの場合があるが、SunOS 4.x では常にマクロ。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

wdeleteln()(3V) -SysV

 

wechochar()(3V) -SysV

 

werase()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 においては、immedok が設定されていれば OK(0) または負でない整数値を返す。SunOS 5.6 、SVID または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

werase()(3V) -SysV

 

wgetch()(3V)

SunOS 5.6、 SVID、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR以外の整数値を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、追加でファンクションキーもサポート。

wgetch()(3V) -SysV

SunOS 5.6、SVID または SVR4 において、ウィンドウがパッドでなく wrefresh() を最後に呼び出した後で移動または修正された場合、別の文字が読み込まれる前に wrefresh() が呼び出される。SunOS 4.xでは、このような状況で wrefresh() は呼び出されない。

wgetstr()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

wgetstr()(3V) -SysV

getstr(3V) -Sys V()を参照。

winch()(3V) -SysV

 

winsch()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR以外の整数値を返す。

winsch()(3V) -SysV

 

winsertln()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了するとERR を返し、正常終了すると ERR以外の整数値を返すSunOS 5.6、SVID または SVR4 ではマクロである場合がある。

winsertln()(3V) -SysV

 

wmove()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。

wmove()(3V) -SysV

 

wnoutrefresh()(3V) -SysV

 

wprintw()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると ERR を返し、正常終了すると ERR 以外の整数値を返す。SunOS 4.x では voidを返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCEが定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

wprintw()(3V) -SysV

 

wrefresh()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、異常終了すると (ERR = -1)を返し、正常終了するとその他の整数を返す。一方 SunOS 4.x では void を返す。 SunOS 5.6、SVID または SVR4 のヘッダファイル <curses.h> は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h> を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

wrefresh()(3V) -SysV

 

wscanw()(3V)

SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、呼び出しによりマッピングされたフィールドの数を含む int 型の値を返す。一方 SunOS 4.x では void を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 のヘッダファイル <curses.h>は、ヘッダファイル <stdio.h> および <unctrl.h>を自動的にインクルードし、CURS_PERFORMANCE が定義されていれば、性能を上げるために最も一般的に使用されるルーチンをマクロとして定義する。

wscanw()(3V) -SysV

 

wsetscrreg()(3V) -SysV

 

wstandend()(3V)

このルーチンは、attrset(0)()を使用しウィンドウ属性をすべてクリアする curses()(3V) 関数。SunOS 4.x では常に不定値を返す。一方、SunOS 5.6、SVID または SVR4 のstandout() ルーチンは、常に 1 (正常終了) を返す。

wstandend()(3V) -SysV

 

wstandout()(3V)

このルーチンは、ウィンドウに対して最適な standout モードの端末を有効にするため A_STANDOUT 属性を設定する curses()(3V) 関数。SunOS 4.x では、この関数に attron(A_STANDOUT)() を使用し、不定値を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 の standout()ルーチンは attron(A_STANDOUT)() と同等で、常に 1 (正常終了) を返す。

wstandout()(3V) -SysV

 

ライブラリルーチンのリファレンス (X, Y)

表 C-13

SunOS 4.x 

SunOS 5.6 

注 

ABI 

SVID 

SVR4 

BSD 

xcrypt()(3R)

 

xdecrypt()(3R)

 

xdr_accepted_reply()(3N)

 

xdr_array()(3N)

 

xdr_authunix_parms()(3N)

利用可能。 

ただし SunOS 5.6、ABI、SVID または SVR4 ではなるべく xdr_authsys_parms()(3N)を使用する

xdr_bool()(3N)

 

xdr_bytes()(3N)

 

xdr_callhdr()(3N)

 

xdr_callmsg()(3N)

 

xdr_enum()(3N)

 

xdr_float()(3N)

 

xdr_free()(3N)

 

xdr_getpos()(3N)

 

xdr_inline()(3N)

 

xdr_int()(3N)

 

xdr_long()(3V)

 

xdr_opaque()(3N)

 

xdr_pointer()(3N)

 

xdr_reference()(3N)

 

xdr_setpos()(3N)

 

xdr_short()(3N)

 

xdr_string()(3N)

 

xdr_u_char()(3N)

 

xdr_u_int()(3N)

 

xdr_u_long()(3N)

 

xdr_u_short()(3N)

 

xdr_union()(3N)

 

xdr_vector()(3N)

 

xdr_void()(3N)

 

xdr_wrapstring()(3N)

 

xdrmem_create()(3N)

 

xdrrec_create()(3N)

 

xdrrec_endofrecord()(3N)

 

xdrrec_eof()(3N)

 

xdrrec_skiprecord()(3N)

 

xdrstdio_create()(3N)

 

xtom()(3X)

 

y0()(3M)

SunOS 4.x では、関数の結果が未定義の値になると、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として NaN を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として -HUGE を返す。SunOS 4.x において y0(HUGE)(), y1(HUGE)(), yn(9,HUGE)() と指定すると、エラーは出力されずに 0 (ゼロ) を返す。

y1()(3M)

SunOS 4.x では、関数の結果が未定義の値になると、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として NaN を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として -HUGE を返す。SunOS 4.x において y0(HUGE)(), y1(HUGE)(), yn(9,HUGE)() と指定すると、エラーは出力されずに 0(ゼロ) を返す。

yn()(3M)

SunOS 4.x では、関数の結果が未定義の値になると、EDOM エラーおよび DOMAIN数値演算エラーの結果として NaN を返す。SunOS 5.6、SVID または SVR4 では、EDOM エラーおよび DOMAIN 数値演算エラーの結果として -HUGE を返す。SunOS 4.x において y0(HUGE)(), y1(HUGE)(), yn(9,HUGE)() と指定すると、エラーは出力されずに 0 (ゼロ) を返す。