Solaris 2.x への移行

ライブラリ検索パスの指定

SunOS 4.x では、-L オプションを付けて指定したディレクトリはリンク時に検索され、その情報は実行時に使用するために保持されていました。この動作は現在では、 -L-R オプションに分けられています。 -L オプションはリンク時に検索するディレクトリを指定し、-R オプションはリンカに対して、実行時に使用するために保持する検索パスを指示します。詳細については、「検索パスの規則」を参照してください。

-Bdynamic-Bstatic オプションと同様に、 -L オプションの位置には意味があります。これは、それに続く -l オプションにだけに適用されます。