adb と kadb は、Solaris 2.6 オペレーティングシステムにバンドルされていて、SunOS 4.x のツールと同じ機能を提供します。kadb はマルチプロセッサで使用できるよう改良されました。kadb のプロンプトにはプロセッサ ID が表示されます。以下の例では、プロセッサ ID が 0 になっています。
Solaris 2.6 環境で容易にカーネルのデバッグを行うには、次のようにします。
savecore を使用可能にします (/etc/init.d/sysetup ファイルの savecore 行のコメントを解除します)。
kadb 下でブートします (システムクラッシュ時に $c と入力します)。
adb と crash を使用します。