原因 1: アップグレード時は自動マウンタが有効でないため、Solaris インストールプログラムは、自動マウントされたファイルシステムへのシンボリックリンクとなっている、パッケージのすべてのファイルとディレクトリをインストールする。シンボリックリンクが上書きされると、ディスク容量が不足するためにアップグレードが失敗することがある。
注 -
通常、自動マウントされたファイルシステムに置かれる /var/mail と /var/news ディレクトリがアップグレードの影響を受けることはない。
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原因 1 の対処方法: アップグレード時、「Customize Software (ソフトウェアのカスタマイズ)」画面を使用して、自動マウントされたファイルシステム内にファイルやディレクトリを作成するソフトウェアパッケージを削除してください。そうすることによって、既存のシンボリックリンクがパッケージのファイルまたはディレクトリで上書きされません。
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原因 2: アップグレードするソフトウェアグループに新しいソフトウェアが追加されているか、既存の一部のソフトウェアのサイズが大きくなっている可能性がある。アップグレードでは、Solaris インストールプログラムは、以前システムにインストールされたソフトウェアグループに新たに加わったソフトウェアをすべてインストールし、同時にシステムの既存のパッケージもアップグレードする。
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原因 2 の対処方法: アップグレード時、「Customize Software (ソフトウェアのカスタマイズ)」画面を使用して、大きな容量を必要とするソフトウェアパッケージを削除してください。特に今回のリリースの Solaris で新たに追加されたパッケージで、不要なものを削除してください。
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