Solaris 2.6 情報ライブラリ (SPARC 版)

Auto - layout [自動配置]

自動配置機能

自動配置機能は、選択されたファイルシステムを取り出し、それらにすべてのディスク容量を割り当てます。


注 -

ディスク容量の余裕がないと、自動配置機能は選択されていないファイルシステムを作成します。つまり、ディスク容量に余裕がない場合、自動配置は、選択されたファイルシステムをいくつかのファイルシステムに分割して、使用可能なディスク容量に収めます。


たとえば、

 ディスク A 95 M バイト
   B 95 M バイト
 ファイルシステム/ 12 M バイト
  /usr 88 M バイト
  /swap 88 M バイト

自動配置は、どの組み合わせを使っても、分割を行わない限り、複数のファイルシステムをディスク A または B に保存できません。この問題を解決するために、自動配置はもう 1 つファイルシステムを作成して、元のファイルシステムを数 M バイト縮小します。

上記の例は、次のようになることがあります。

 ディスク A 95 M バイト
  / 12 M バイト
  /usr 81 M バイト

 ディスク B 95 M バイト
  /usr/openwin 7 M バイト
  /swap 88 M バイト