TCP/IP とデータ通信

クライアントがサーバと通信できない場合

クライアントとサーバが相互に通信を行うことができない場合は、以前の DHCP のトランザクションからキャッシュに書き込んだ構成をクライアントが持っているかいないかに応じて結果が異なります。クライアントがキャッシュに書き込まれた構成を持っていて、かつリースがまだ有効な場合は、キャッシュのデータを使用してインタフェースを構成します。

ただし、キャッシュに書き込まれている構成が有効であるという外部での確認をクライアントが受け取っていないため、IP アドレス、ルータのアドレス、およびその他の情報が有効であるという保証はありません。構成を受け取った際のネットワークとは別のネットワークにインタフェースが接続された場合は 2 種類のエラーが発生する可能性があり、発生する場合にはいずれか 1 つが発生します。その他のネットワークサービスを開始した際にいずれかのエラーが表示される場合があります。あるいはネットワーク上のその他のホストとの通信ができない場合があります。

逆に、期限が切れていないリースを持つキャッシュが存在しない場合、インタフェースは構成されません。