NIS+ 管理者がユーザーに資格情報を作成する最も容易な方法は、『Solaris ネーミングの設定と構成』に述べられている、nisclient スクリプトを使う方法です。この節では、NIS+ のコマンド一式を使用してクライアント情報を作成する方法について説明します。
NIS+ 主体がログインする前に、NIS+ 管理者は当該主体 (ユーザーまたはマシン) のための資格情報を作成する必要があります。管理者は次のようにする必要があります。
各主体の公開鍵と非公開暗号鍵を作成します。これらの鍵は主体のホームドメインの cred テーブルに格納されます。これは nisaddcred コマンドを使って行われます (「NIS+ 主体の資格情報を作成する方法」を参照)。
サーバーの公開鍵を作成します (「公開鍵の更新」を参照)。