承認クラスは連鎖の関係にあります。つまり、上位クラスは通常下位クラスにも属しており、自動的に下位クラスの権限を得ることになります。次のように機能します。
「所有者クラス」
オブジェクトの所有者はそのオブジェクトのグループに所属していても、いなくてもかまいません。所有者があるグループに属していると、そのグループに与えられている権限をすべて得ることになります。オブジェクトの所有者が自動的に、その他と未認証のクラスにも属することになり、自動的にこれら 2 つ のクラスに与えられている権限を獲得することになります。
「グループクラス」
オブジェクトのグループメンバーは自動的にその他と未認証クラスに所属します。したがって、グループメンバーは自動的にその他クラスと未認証クラスのメンバーがそのオブジェクトに持っている権限を獲得します。
「その他クラス」
「未認証クラス」
この基本原則は、下位クラスのアクセス権は自動的に上位クラスに与えられるということです。つまり、上位クラスは下位クラスよりも多くの 権限を持つことができ、権限が少なくなることはないということです (この原則の例外は、もし所有者がグループのメンバーでなければ、所有者の持っていない 権限をグループクラスに与えることが可能になる場合)。