テーブルエントリの所有者を変更する構文は、エントリを特定するのにインデックス付きエントリを使います。次に例を示します。 この構文の詳細は、「オブジェクトとテーブルエントリの構文」を参照してください。
nischown new-owner [ column=value,...], tablename
new-owner はそのオブジェクトの新規の所有者のユーザー ID で完全指定します。
column は、所有者を変更するエントリ (行) を特定する値を持った列名です。
value は、所有者を変更するエントリ (行) を特定するデータ値です。
... は所有者を変更する複数のエントリを示します。
tablename は、所有者を変更するエントリを含 むテーブルの完全指定名です。
所有者名とテーブル名にドメイン名を必ず追加します。
次の例は、doc.com. ドメインのホストテーブル内のエントリの所有者を、 ホームドメインが doc.com. であるユーザー takeda に変更するものです。そのエントリの name 列の値は virginia です。
client% nischown takeda.doc.com. '[name=virginia],hosts.org_dir.doc.com.'