environment グループは、マスターエージェントのふるまいを制御します。このグループには、次の 2 つの変数が含まれます。
poll-interval - このフィールドには秒単位の値が含まれ、指定した間隔をおいてマスターエージェントが SNMP メッセージの送受信以外の処理を実行することを示します。また、変更が生じて (すべてのエージェントが応答するかどうかを調べることによって) リソースファイルの内容と一致しない場合、その変更を検出したり、機能を維持するために必要となる定型的な処理を行なったりします。
max-agent-time-out - このフィールドの値は、マイクロ秒単位で指定します。この変数は、サブエージェントが登録の際に要求できる最大許容タイムアウト値を表します。たとえば、マスターエージェントは、サブエージェントに要求を送るとタイムアウトの間は応答を受信するのを待ちます。このタイムアウト値は、登録ファイル内で指定されるか、または動的登録を使って指定されることもあります。エージェントがこのタイムアウト値にあまりにも大きな値を設定すると、マスターエージェントや他のエージェントで問題が生じます。そのような問題を避けるために、マスターエージェントがサブエージェントからの応答を待つタイムアウトの最大値を、マスターエージェントで指定する必要があります。そのタイムアウトの最大値を、この変数を使って指定します。