SUNWtltk と SUNWdtcor パッケージに ToolTalk メッセージに出てくるファイルが含まれている場合は、全マシンにそれらがインストールされている必要があります。rpc.ttdbserverd がシステムにインストールされているかどうかは、次の手順で確認します。
システムにログインします。
pkginfo(1) を使用して、SUNWtltk と SUNWdtcor パッケージがインストールされていることを確認します。
下記の /etc/inetd.conf は、SUNWdtcor Solaris パッケージによってインストールされます。システムに SUNWtltk がインストールされていないときは、SUNWtltk のインストール前に SUNWdtcor があることを確認してください。Solaris 1.x オペレーティングシステムを実行しているマシンに、Solaris 2.x サーバーをコピーしないでください。
/etc/inetd.conf ファイルに次の行があることを確認してください。
100083/1 tli rpc/tcp wait root /usr/openwin/bin/rpc.ttdbserverd
rpc.ttdbserverd がないことがわかっても、pkgadd(1M) を使って SUNWtltlk と SUNdtcor パッケージを追加すればインストールできます。これらのパッケージを追加すれば、inetd で下記の構成ファイルを再読み取りできます。
# ps -ef | grep inetd # kill -HUP inetd-pid
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inetd-pid は ps リストからのものです。