この節では、Directory Server Enterprise Edition コンポーネント製品のインストールに必要な特権および資格について説明します。
Java Enterprise System ネイティブパッケージベースの配布から Directory Server、Directory Proxy Server、または Directory Service Control Center をインストールするには、次の特権が必要です。
Solaris および Red Hat システムでは、root 特権でインストールを行う必要があります。
Windows システムでは、Administrator 特権でインストールを行う必要があります。
ZIP 形式の配布パッケージから Directory Server、Directory Proxy Server、および Directory Server Resource Kit をインストールする場合には、特別な特権は必要ありません。
詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.0 Installation Guide』の「Directory Server Enterprise Edition Software Distributions」を参照してください。
Identity Synchronization for Windows をインストールするには、次のコンポーネントに対する資格情報を用意する必要があります。
設定 Directory Server。
同期対象の Directory Server。
Active Directory。
詳細については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.0 Installation Guide』の「Installing Core」を参照してください。
加えて、Identity Synchronization for Windows をインストールするには次の特権が必要です。
Solaris および Red Hat システムでは、root 特権でインストールを行う必要があります。
Windows システムでは、Administrator 特権でインストールを行う必要があります。
テキストベースのインストーラを使用してパスワードを入力するとき、パスワードはプログラムによって自動的にマスクされ、そのまま画面に表示されることはありません。テキストベースのインストーラは Solaris および Red Hat システムでのみサポートされています。