Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.0 管理ガイド

レプリケーションアクティビティーのスケジュール

レプリカ間の即時同期が重要でない場合は、ネットワークの利用率が低い時間にレプリケーションをスケジュールできます。ネットワークを多く利用できるほど、データのレプリケーションが大幅に速く完了するはずです。

日または週単位で、1 日の特定の時間にレプリケーションを開始および終了するようにスケジュールできます。これは、レプリケーションアグリーメントによって、コンシューマごとに個別に実行できます。新しいスケジュールはただちに有効になり、対応するコンシューマに対する次回のデータのレプリケーションは、スケジュールと合致する日時になった時点で行われます。

Procedureレプリケーションアクティビティーをスケジュールする

DSCC を使用してこの作業を実行できます。詳細は、「Directory Service Control Center のインタフェース」と DSCC のオンラインヘルプを参照してください。

  1. レプリケーションスケジュールを変更します。


    $ dsconf set-repl-agmt-prop -h host -p port suffix-DN \
     host:port repl-schedule:value
    

    たとえば、レプリケーションを毎晩 2:00 から 4:00 までの間に行うように設定する場合、次のように入力します。


    $ dsconf set-repl-agmt-prop -h host2 -p 1389 dc=example,dc=com host1:1389 \
     repl-schedule:"0200-0400 0123456"

    0123456 は曜日を示し、 0 は日曜日、1 は月曜日というように表します。