Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.0 管理ガイド

Procedure大量のレプリケートされたサフィックスに多数のエントリを追加する

始める前に

この手順により、大きな LDIF ファイルが生成されます。最初の dsconf import コマンドを実行する前に、生成される LDIF ファイル用に十分なディスク容量があることを確認します。

DSCC を使用してこの作業を実行することはできません。この手順で説明しているように、コマンド行を使用してください。


注意 – 注意 –

この手順を使用して、サーバーパスに大量のエントリがあるサーバーを初期化することができます。ただし、いずれかのインポートが失敗すると、データベース全体が失われる可能性があります。各インポートの前にデータをバックアップしてください。


  1. マスターレプリカで、エントリをインポートします。


    $ dsconf import -h host -p port -K generated-LDIF-file suffix-DN
    

    -K オプションにより、既存のデータが削除されません。さらに、新しいエントリとレプリケーションプロセスに必要な情報を格納するファイル generated-LDIF-file も生成されます。

  2. 他のすべてのレプリカで、前の手順で生成されたファイルをインポートします。


    $ dsconf import -h host -p port \
    -K -f incremental-output=no generated-LDIF-file suffix-DN
    

    オプション -f incremental-output=no は追加の LDIF ファイルを生成しないことを示します。この手順で必要となる生成された LDIF ファイルは 1 つだけです。