適切な機能を syslog 設定ファイルに追加します。
たとえば、すべてのアラートを USER 機能を使用して格納するには、/etc/syslog.conf に次の行を追加します。
user.info /var/adm/info
ここでは、例として、/var/adm/info をメッセージの格納先になるローカルディレクトリとします。続行する前に、/var/adm/info が存在することを確認します。
- r オプションを指定して実行するように、syslogd デーモンを設定します。
このオプションを使えば、syslogd でネットワークからの接続を受け付け可能になります。デフォルトでは、-r オプションは設定されていません。
-r オプションを設定するには、/etc/sysconfig/syslog に次の行を追加します。
SYSLOGD_OPTIONS="-m 0 -r"
/etc/sysconfig/syslog が存在しない場合は、同じ行を /etc/init.d/syslog に追加します。
syslogd デーモンを再起動します。
$ /etc/init.d/syslog stop | start
メッセージが syslog に記録されることを確認します。
$ logger -p user.info "Test message" $ cat /var/adm/info Jun 19 17:18:38 host user: [ID 12345 user.info] Test message