Sun Java System Access Manager 7.1 リリースノート

64 ビットモードで実行されている Web Server 7.0 で StackOverflowError が発生する (6449977)

Access Manager が 64 ビット JVM を使用する Web Server 7.0 インスタンス上に設定されている場合、ユーザーがコンソールログインページにアクセスすると、「サーバーエラー」メッセージが返されます。Web Server エラーログには StackOverflowError 例外が含まれます。

回避策: 次の手順で Web Server 設定を変更します。

  1. Web Server 管理コンソールに Web Server 管理者としてログインします。

  2. 「構成を編集」をクリックします。

    「プラットフォーム」フィールドで「64」を選択してから、「保存」をクリックします。

  3. 「Java」タブをクリックしてから、「JVM 設定」タブをクリックします。

    • 「オプション」で、最小ヒープサイズエントリ (-Xms など) を探します。最小ヒープサイズ値は少なくとも 512m である必要があります。たとえば、ヒープサイズ値が -Xms512m 以上ではない場合、値を少なくとも -Xms512m に変更します。

    • 最大ヒープサイズ値は少なくとも 768m である必要があります。最大ヒープサイズが -Xmx768m 以上ではない場合、値を少なくとも -Xmx768m に変更します。

    • Java スタックサイズを -Xss512k または -Xss768k を使用して、512k または 768k に設定します。この設定を空白にしておくことで、Solaris SPARC 上の 64 ビット JVM のデフォルトサイズ (1024k) のままにすることもできます。

  4. 「パフォーマンス」タブをクリックしてから、「スレッドプール設定」リンクをクリックします。

    スタックサイズ値を少なくとも 261144 に変更してから、「保存」をクリックします。

  5. 画面右上隅にある「配備保留中」リンクをクリックします。

    「構成の配備」ページで、「配備」ボタンをクリックします。

  6. 「結果」ウィンドウで、「了解」をクリックして Web Server インスタンスを再起動します。

    Web Server が再起動したら、「結果」ウィンドウの「閉じる」をクリックします。