Sun Java Enterprise System 5 リリースノート (UNIX 版)

ほかの Java ES コンポーネントと同じホストに Monitoring Console をインストールできない (6441664)

Java ES インストーラでは、Sun Java System Monitoring Console とともにインストールするコンポーネントを任意に、またはすべて選択できます。ただし Monitoring Console には、監視対象のコンポーネントと同じホスト上に、または同じ Solaris ゾーン内にインストールされたときには動作しないという制限があります。Monitoring Console をほかのコンポーネントとともに選択した場合、インストールは失敗しませんが、Monitoring Console を設定して実行することはできません。

解決方法: ほかの Java ES コンポーネントがインストールされていない専用のホストに Monitoring Console をインストールします。インストーラの実行中、ほかのコンポーネントをインストールするとき、Monitoring Console をインストール対象として選択しないでください。詳細は、『Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)』「Java ES インストーラを使用して Monitoring Console をインストールするには」の手順を参照してください。

別の方法として、Solaris 10 オペレーティングシステムを使用してローカルゾーン内に専用の論理ホストを作成することにより、ほかの Java ES コンポーネントと同じ物理マシン上に Monitoring Console をインストールできます。詳細は、『Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)』「Solaris ゾーンに Monitoring Console をインストールするには」の手順を参照してください。

以前に Monitoring Console をインストールして設定したホストに Java ES コンポーネントをインストールする場合は、『Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)』「Monitoring Console を構成解除するには」の手順に従ってください。