この節では、Message Queue 3.7 UR1 の互換性の問題を説明しています。
Message Queue で使用される多くのインタフェースは、時間の経過につれて変更される可能性があります。『Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド』の付録 B「Message Queue インタフェースの安定度」では、インタフェースをそれらの安定性に従って分類しています。安定性に優れるインタフェースほど、製品の後継バージョンで変更される可能性は低くなります。
Message Queue の次回のメジャーリリースでは、クライアントがこのリリースとの互換性がなくなるような変更が導入される可能性があります。この情報は、このような変更に備えて準備しておくことができるようにするため、ここに記載されています。
Sun Java System Message Queue の一部としてインストールされる各ファイルの場所が変更される可能性があります。これによって、特定の Message Queue ファイルの現在の場所に依存する既存のアプリケーションの動作が中断する可能性があります。
3.5 以前のブローカは、これより新しいブローカのクラスタ内では動作できなくなる可能性があります。
今後のリリースでは、Message Queue クライアントは 1.3 より前のバージョンの JDK を使用できなくなる可能性があります。