Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 リリースノート(UNIX 版)

LDAP ユーザーリポジトリのプロパティー

Message Queue 3.7 UR1 では、LDAP サーバーをユーザーリポジトリとして使用するためのブローカ設定の例が、config.properties ファイルのコメント領域に用意されています。default.properties ファイルにある LDAP ユーザーリポジトリの例は、コメントアウトされています。

従来、default.properties ファイルにある、LDAP ユーザーリポジトリプロパティー設定例のプロパティー値に依存していた場合、JMS アプリケーションクライアントは、JMS 接続を作成しようとするとセキュリティーの例外を受け取ります。これは、Message Queue 3.7 UR1 へのアップグレード後に発生します。

JMS クライアントが Message Queue 3.7 UR1 ブローカへの接続を作成しようとすると、ブローカログでエラーとなり、JMS クライアントは次の例外を受け取ります。

SecurityException.
20/Aug/2004:11:16:41 PDT] ERROR [B4064]: Ldap repository ldap property
.uidattr not defined for authentication type 
basic:com.sun.messaging.jmq.auth.LoginException: 
[B4064]: Ldap repository ldap property .uidattr not defined 
for authentication type basic

回避策 『Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド』の第 7 章「セキュリティーの管理」の指示に従い、ブローカプロパティー imq.user_repository.ldap.uidattr を設定します。