Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 技術の概要

メッセージのプロデュース

メッセージは、コネクションおよびセッションのコンテキスト内でメッセージプロデューサによって送信またはパブリッシュされます。メッセージのプロデュースは、とても簡単です。クライアントは、メッセージプロデューサオブジェクト (MessageProducer) を使用して、送信先オブジェクトにより API 内に示される物理的な送信先にメッセージを送信します。

プロデューサを作成するときに、すべてのプロデューサのメッセージが送信されるデフォルトの送信先を指定できます。また、持続性、優先度、および有効期間を制御するメッセージヘッダーフィールドのデフォルト値も指定できます。したがって、メッセージの送信時に代わりの送信先を指定したり、指定されたメッセージのヘッダーフィールドに代わりの値を設定したりすることによってオーバーライドしないかぎり、これらのデフォルト値は、そのプロデューサから出されるすべてのメッセージによって使用されます

メッセージプロデューサは、JMSReplyToメッセージヘッダーフィールドを設定することにより、要求 / 応答パターンも実装できます。詳細は、「要求 / 応答パターン」を参照してください。