「可用性サービス」の「EJB コンテナの可用性」タブを使用すると、次の設定を変更できます。
HA 持続性のタイプ: 可用性が有効になっている SFSB のセッション持続性とパッシベーションメカニズムを指定します。使用できる値は、file (ファイルシステム) と ha (HADB) です。セッションの持続性が必要となる本稼動環境では、デフォルトの ha を使用します。
SFSB 持続性のタイプ: 可用性が有効になっていない SFSB のパッシベーションメカニズムを指定します。使用できる値は、file (デフォルト) と ha です。
いずれかの持続性のタイプを file に設定すると、EJB コンテナによって非活性化されたセッション Bean が格納されるファイルシステムの場所が指定されます。ファイルシステムに対するチェックポイントはテストには有効ですが、本稼働環境には役立ちません。詳細については、『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 管理ガイド』の「ストアプロパティーの設定」を参照してください。
HA 持続性によって、どのサーバーインスタンスが失敗した場合でも、サーバーインスタンスのクラスタは SFSB 状態を復元できます。HADB はまた、パッシベーションとアクティベーションのストアとしても使用されます。SFSB 状態の持続性を必要とする本稼働環境では、このオプションを使用します。詳細については、configure-ha-cluster(1) を参照してください。
SFSB ストアプール名: セッションの持続性のために HADB への接続に使用する JDBC リソースを変更した場合は、SFSB ストアプール名を変更できます。詳細については、configure-ha-cluster(1)を参照してください。