Sun Java System Application Server に同梱されているロードバランサプラグインは、loadbalancer.xml という設定ファイルを使用します。asadmin ユーティリティーを使用して、domain.xml ファイルにロードバランサ設定を作成します。負荷分散環境を設定したら、その環境を domain.xml から loadbalancer.xml ファイルにエクスポートします。
asadmin コマンドの export-http-lb-config を使用して、loadbalancer.xml ファイルをエクスポートします。
特定のロードバランサ設定の loadbalancer.xml ファイルをエクスポートします。パスまたは別のファイル名を指定できます。ファイル名を指定しない場合、ファイルには loadbalancer.xml. load-balancer-config-name という名前が付けられます。パスを指定しない場合、ファイルは domain-dir/generated ディレクトリに作成されます。
Windows でパスを指定する場合は、パスを引用符で囲みます。たとえば、"C:\Sun\AppServer\loadbalancer.xml" のように指定します。
エクスポートしたロードバランサ設定ファイルを、Web サーバーの設定ディレクトリにコピーします。
たとえば、Sun Java System Web Server の場合、通常のコピー先は web-server-root /config となります。
Web サーバーの設定ディレクトリ内のロードバランサ設定ファイルには、loadbalancer.xml という名前を付ける必要があります。loadbalancer.xml. load-balancer-config-name などの別の名前を付けた場合は、変更する必要があります。