Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 高可用性 (HA) 管理ガイド

ノードエージェントの同期化

はじめてノードエージェントが起動すると、中央リポジトリの最新情報の要求をドメイン管理サーバー (DAS) に送信します。ノードエージェントが DAS に正常に接続され、設定情報を取得すると、ノードエージェントは DAS にバインドされます。


注 –

asadmin start-node-agent コマンドを使用すると、DAS と同期化せずに、リモートサーバーインスタンスが自動的に起動します。DAS によって管理された中央リポジトリと同期化されたリモートサーバーインスタンスを起動するには、startinstances=false オプションを使用し、続いて asadmin start-instance コマンドを実行します。


DAS にプレースホルダノードエージェントを作成した場合、ノードエージェントがはじめて起動するときに、ノードエージェントは DAS の中央リポジトリから設定を取得します。最初の起動時に、DAS が実行されていないため、ノードエージェントが DAS に到達できない場合、ノードエージェントは停止し、バインドされないままの状態になります。

ドメインのノードエージェントの設定が変更された場合、ノードエージェントを実行するローカルマシンのノードエージェントと自動的に通信します。

DAS のノードエージェント設定を削除すると、次に同期するときにノードエージェント自体が停止し、削除待ちとしてマーク付けされます。ローカルの asadmin delete-node-agent コマンドを使用して、ノードエージェントを手動で削除します。