Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 高可用性 (HA) 管理ガイド

前提条件と制限

HADB の設定および構成を行う前に、ネットワークおよびハードウェアの環境が『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 リリースノート (UNIX 版)』に記載されている要件を満たしていることを確認してください。また、特定のファイルシステム (Veritas など) では制限があります。詳細については、『Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 リリースノート (UNIX 版)』を参照してください。

HADB では、共有メモリーセグメントの作成およびアタッチ時に、Intimate Shared Memory (SHM_SHARE_MMU フラグ) を使用します。このフラグを使用すると、原則的に共有メモリーセグメントが物理メモリーにロックされ、ページアウトされる心配がなくなります。その結果、HADB の共有メモリーは、ローエンドのマシンでのインストールに影響しやすい物理メモリーにロックされます。Application Server と HADB を同じマシンに配置するときは、推奨メモリー量を確保する必要があります。