認証されたユーザーになるとサイトをどのように利用できるかを知ってもらうために、ユーザーにポータルサイトにアクセスさせたい場合は、モバイルポータルデスクトップへの匿名ユーザーとしてのログインを許可することができます。
この機能では、認証されたセッションでモバイルポータルデスクトップおよび音声ポータルデスクトップのスナップショットをユーザーに公開します。
匿名ユーザーは、ステートフルデータが含まれるチャネルのコンテンツや設定を変更、保存、または修正することはできません。匿名認証をサポートする場合は、匿名ユーザーがこれらのチャネルを利用できないことを確認してください。
匿名実装の実装方法については、『Sun Java TM System Portal Server 7.1 管理ガイド』を参照してください。
匿名認証用のポータルデスクトップでは、JavaServer Pages™ (JSPTM) ソフトウェアとテンプレートの両方に対して、デバイス固有のコンテナのほかに WirelessDesktopDispatcher が使用されます。これらのコンテナには、認証されたユーザーの場合と同様に、匿名ユーザーに表示されるすべてのチャネルが含まれている必要があります。
匿名ユーザーに対してクライアント固有のモバイルポータルデスクトップまたは音声ポータルデスクトップが必要になる可能性がある新しいデバイスをサポートするには、次の手順に従います。
適切なデバイス固有コンテナを作成します。
匿名ユーザーのディスプレイプロファイルで、その特定のデバイスタイプに新しいコンテナを使用するように WirelessDesktopDispatcher を変更します。