このリリースノートには、Sun JavaTM System Portal Server 7.1 リリース時点における重要な情報が記載されています。ここでは、新機能、拡張機能、既知の問題、制限事項などについて説明します。Portal Server 7.1 をご使用になる前に、このリリースノートをお読みください。
このリリースノートの最新情報は、次の Sun Java System マニュアル Web サイトで参照できます。http://docs.sun.com. ソフトウェアをインストールおよび設定する前だけでなく、それ以降も定期的にこの Web サイトをチェックして、最新のリリースノートと製品マニュアルを確認してください。
このリリースノートは、次の節で構成されています。
このガイドで参照されるサードパーティーの URL で、詳細な関連情報を得ることができます。
このマニュアル内で引用する第三者の Web サイトの可用性について Sun は責任を負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを通じて利用可能な、コンテンツ、広告、製品、その他の素材について、Sun は推奨しているわけではなく、Sun はいかなる責任も負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを経由して利用可能な、コンテンツ、製品、サービスを利用または信頼したことに伴って発生した (あるいは発生したと主張される) いかなる損害や損失についても、Sun は一切の責任を負いません。
日付 |
変更点 |
---|---|
2007 年 2 月 26 日 |
『Sun Java System Portal Server 7.1 リリースノート』のリリース |
Sun Java System Portal Server 7.1 は、エンドユーザーがリソースとアプリケーションにアクセスするためのポータルデスクトップ環境を提供します。また、Portal Server は、ポータルデスクトップからインターネットコンテンツの整理とアクセスを可能にする検索エンジンのインフラストラクチャーも提供します。
また Portal Server は、リモートユーザーがインターネットを経由して組織のネットワークとそのサービスに安全にアクセスできるようにする、Secure Remote Access (SRA) もサポートします。また、このリリースは、組織に対して、従業員、ビジネスパートナー、一般の人々など、あらゆる対象読者向けにコンテンツ、アプリケーション、データへのアクセスを提供するセキュアなインターネットポータルを提供します。
この節では、次の点を説明します。
Portal Server 7.1 には、次の新機能があります。
リライタプロキシを http モードで使用可能
リライタプロキシでのチェックと認証の全般を制御する管理コンソールオプション
Red Hat Enterprise Linux 4.0 のサポート
Solaris プラットフォーム上の Web Server 7.0 (64 ビットサポートを含む) のサポート
Communications Express 6.3 のサポート
Oracle データベースのサポート
Internet Explorer 7.0 上での、Portal Server 管理コンソールとポータルのサポート
Portal Server 7.1 で推奨されなくなった機能は、次のとおりです。
Lotus のアドレス帳およびカレンダが旧バージョンの NCSO.jar で動作しない
今後、リライタ用の Microsoft Exchange および OWA ルールセットは製品パッケージに含まれなくなります。
Portal Server のメール、カレンダ、およびアドレス帳の通信チャネルは推奨されなくなり、将来のリリースではサポートされなくなります。推奨されなくなるコンポーネントは次のとおりです。
メールテンプレートベースのプロバイダ
メール JSP プロバイダ
カレンダテンプレートベースのプロバイダ
カレンダ JSP プロバイダ
アドレス帳テンプレートベースのプロバイダ
Lotus Notes メール/カレンダ/アドレス帳テンプレートプロバイダ
Lotus Notes メール/カレンダ/アドレス帳 JSP プロバイダ
Microsoft Exchange メール/カレンダ/アドレス帳テンプレートプロバイダ
Microsoft Exchange メール/カレンダ/アドレス帳 JSP プロバイダ
サンプルポータルでは、従来の Java ES リリースのようなそのまま使用できる通信チャネルの統合機能は提供されなくなります。
Sun Java System Portal Server には、モバイルデバイスに使用可能なソリューション開発をサポートしてきた長い歴史があります。今後の Portal Server リリースでのモバイルアクセスのサポートは、将来のモバイルポータルの実装に不可欠な機能中心になるように見直されます。この機能には、独自の抽象マークアップ言語 (AML) の知識を必要とせずに最新のデバイスで使用される特定のマークアップ言語をサポートする標準ポートレットを開発する機能、および標準 JSR-188 API 実装を使用して標準ポートレットから CC/PP 情報にアクセスする機能が含まれます。この目的に必要のないほかの機能は推奨されなくなり、将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。各機能は次のとおりです。
AML のサポート
メール、カレンダ、およびアドレス帳モバイルアプリケーションのサポート
組み込み型の音声マークアップファイル
メール、カレンダ、およびアドレス帳アプリケーションのサポートに使用されるタグライブラリ
Aligo 提供のデバイスデータベース
Portal Server 7.1 で削除された機能は、次のとおりです。
Java 1 Secure Access NetFile は Portal Server 7.1 から削除されました。
Java 2 version の NetFile は Portal Server 7.1 から削除されていません。
J2SE 1.4 サポートは、Java ES 6 のすべてまたは一部の製品から削除される可能性があります。
ここでは、Portal Server 7.1 の制限事項について説明します。
特に言及されていない場合、リリースノートに記述されているバグは HP-UX プラットフォームにも適用されます。
次の内容について説明します。
新規ポータル作成後に、共通エージェントコンテナの再起動が必要である。(#6521384)
例:Linux プラットフォームで、Application Server 8.2 を Portal Server の Web コンテナとして使用している場合は、新規ポータル作成後に共通エージェントコンテナを再起動してください。
/opt/sun/cacao/bin/cacaoadm stop /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm start |
Portal Server が Application Server クラスタにインストールされている場合、Portal Server をアンインストールするには、各ノードで Portal Server インスタンスを削除する必要がある。(#6494878)
対処方法:次の操作を行います。
各二次ノードで DAS を起動します。
psadmin delete-instance コマンドを実行して、各二次ノードから Portal Server インスタンスを削除します。
主ノードから Portal Server インスタンスを削除します。
uninstall コマンドを実行して、Portal Server をアンインストールします。
generate-user-behaviour-tracking-report コマンドのヘルプに --format オプションの記述がない。(#6506032)
説明:psadmin generate-user-behaviour-tracking-report --help コマンドを実行すると、-–format オプションの説明がありません。
-–format オプションは、PDF、HTML、または XML などのレポートの形式を指定します。デフォルトでは、レポートは PDF 形式で保存されます。
1 つ以上の .war ファイルがサーバー上に配備されていない場合に、psadmin delete-instance コマンドが失敗する。(#6504630)
説明:ポートレットが正常に配備されていない場合、psadmin delete-instance コマンドは Web アプリケーションの配備解除を試行するため、コマンドが失敗します。
対処方法:インスタンス上に配備されていなかった war ファイルを配備してから、psadmin delete-instance コマンドを実行してください。
ポートレット war ファイルを DN (識別名) から配備解除すると、すべての DN から .war ファイルが解除される。(#6495423)
説明:2 つの DN (ここでは DN x と DN y) にポートレット war ファイルを配備します。次に、DN y から war ファイルを配備解除します。Web アプリケーションがコンテナから配備解除されているため、デスクトップに DN x のポートレットは表示されません。
対処方法:次の操作を行います。
このプロバイダのディスプレイプロファイルフラグメントを DN x から削除します。
psadmin remove-dp -u admin-user -f password-file -d x -p portal1 -t provider -n blogportlet.blog
ポートレット war を DN X に再び配備します。
psadmin deploy-portlet -u admin-user -f password-file -d x -p portal1 -n blogportlet.war
—overwrite オプションのデフォルトは、Portal Server 管理コンソールからのインポートが true、psadmin import コマンドが false になっている。(#6323091)
対処方法:psadmin import サブコマンドを --dp-only オプションとともに使用する場合、指定した dn のディスプレイプロファイル全体を置き換えるには、--overwrite オプションを使用します。たとえば、次のように入力します。
./psadmin import -u amadmin -f ps_password -p portal-ID --dp-only --continue --overwrite
インスタンスがポータルホスト以外のホスト上にある場合、ポータルディレクトリが削除されない。(#6355651)
説明:delete-portal を machine1 から実行します。ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 は machine1 から削除されます。ただし、このディレクトリは machine2 からは削除されません。
対処方法:ディレクトリ /var/opt/SUNWportal/portals/portal1 を machine2 から削除します。
「サーベイ」と「調査」では、* を使用したワイルドカード検索がサポートされていない。(#6426679)
対処方法:「サーベイ」と「調査」では、ワイルドカード検索に % を使用してください。
コミュニティーポートレットにはじめてアクセスしたときに、コンテンツが表示できないというエラーが表示される。(#6495254)
対処方法:ブラウザの表示を更新してください。
JSP メニューコンテナでメニュー項目の切り替えができない。(# 6500729)
対処方法:すべてのリーフチャネルの更新時間を 0 に設定してください。
Cookie サイズが原因で、ポートレットが認証を受けない匿名ユーザーにエラーを出す。(#6460104)
説明:認証を受けない匿名ユーザーの場合、プロパティーは Cookie に保存されます。それには、すべてのポートレット描画引数とデスクトップ引数が含まれます。描画引数が特定のサイズに達すると、ポートレットはエラーになります。
対処方法:次の操作を行います。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
「サービス設定」—>「クライアントディテクション」の順にクリックします。
「クライアントディテクション」画面で、「クライアントタイプ」フィールドの横に表示されている「編集」リンクをクリックします。
「クライアントマネージャー」ポップアップウィンドウで、3 番目のページを選択します。
「genericHTML」の横に表示されている「編集」リンクをクリックします。
ポップアップウィンドウで、「追加プロパティー」オプションを選択してプロパティー authlessState=server を追加します。
Portal Server デスクトップにアクセスしようとすると、次のエラーが表示される。「Invalid Keystore format. (無効なキーストア形式)」(#6446218、6488139)
対処方法:次の操作を行います。
/var/opt/SUNWportal/portals/portalID /config/instanceID ディレクトリにアクセスします。
このディレクトリで、security を security.backup にリネームします。
インスタンスを再起動します。
「ポートレットを配備」の psonsole でマルチバイトのファイル名が壊れる。(#6368639)
説明:デフォルトのシステムロケールとブラウザロケールに設定されている文字エンコードが異なっていると、「ポートレットを配備」のポータル管理コンソールでファイルやディレクトリの名前が壊れて表示されます。
対処方法:ファイルとディレクトリの名前は特定の文字エンコードスキームでエンコードされます。デフォルトのシステムローケールをブラウザロケールと同じ文字エンコードに設定してください。
ポートレット出力値がキャッシュされる。(# 6273292)
説明:更新時間値を 0 に設定してください。たとえば、<String name="refreshTime" value="0" advanced="true"/> を実行します。
WebLogic および Application Server 8.2 で、データソースが新規 Portal Server インスタンス上に配備されない。(#6515080 )
対処方法:WebLogic 管理コンソールで、次の操作を行います。
WebLogic 管理コンソールにログインします。
データソースを選択します。データソースをひとつひとつ選択して、右フレームの「ターゲットおよび配備」タブをクリックします。
Application Server 8.2 管理コンソールで次の操作を行います。
Application Server 管理コンソールにログインします。
「リソース」->「JDBC」->「JDBC リソース」->「jdbc/communitymc」の順にクリックします。
右フレームで、「ターゲット」をクリックし、「ターゲットを管理」をクリックします。
サーバーインスタンスを追加します。
Instant Messenger が原因で TimeOut になると、Portal Server /portal/dt ページが正しくロードされない。(# 6200508)
対処方法:次の操作を行います。
Access Manager 管理コンソールにログインします。
「アイデンティティー管理」->「サービス」の順にクリックします。
「最大セッション時間」を SSO チャネルのタイムアウトより大きい値に変更します。
管理コンソールのヘルプで、HTTPS となっている箇所を HTTP に、URL となっている箇所を URI に読み替える必要がある。(#6476607)
説明:「Secure Remote Access」の「プロファイル」の項目で、属性の説明に「HTTP ポート — HTTPS ポートを指定します。デフォルト値は 80 です。」とあります。HTTPS を HTTP と読み替えてください。「すべての URL のリライト」を「すべての URI のリライト」に読み替える必要があります。
Web Server SSL マシンでヘルプファイルが表示されない。(#6351789)
説明:psconsole にログインし、「ヘルプ」ボタンをクリックします。ヘルプの目次は表示されません。
対処方法:次の手順を実行します。
./web-src/common/common-fonfig.xml の JavaHelpBean の管理 Bean 宣言に Bean 管理プロパティー httpPort を追加します。common-config.xml ファイルは、psconsole WAR ファイル内にあります。
httpPort の値を、Web コンテナで提供されているセキュリティー保護されていないポート (http) に設定します。
次の例は、httpPort をポート 8080 に設定する方法を示しています。
<managed-bean>
<description>The backing bean for the Java Help component</description>
<managed-bean-name>JavaHelpBean </managed-bean-name>
<managed-bean-class>com.sun.web.ui.bean.HelpBackingBean </managed-bean-class>
<managed-bean-scope> request</managed-bean-scope>
<managed-property>
<property-name>jspPath </property-name>
<value>faces </value>
</managed-property>
<managed-property>
<property-name> httpPort</property-name>
<value>8080</value>
</managed-property>
</managed-bean>
上記の例が機能するには、Web コンテナで http ポートがサポートされている必要があります。Bean プロパティーの管理および http ポートの値の設定を行うには、psconsole WAR の unjar および re-jar を追加する必要があります。新しい psconsole WAR を作成したら、変更を反映させるために再配備する必要があります。
プロキシレットヘルプはプロキシレットチャネルからのみ利用可能である。(#5036777)
説明:プロキシレットヘルプはプロキシレットチャネルからのみ利用可能です。「プロキシレットを編集」ページから「ヘルプ」リンクをクリックすると、デスクトップオンラインヘルプが表示されます。
Solaris プラットフォーム上の Firefox ブラウザの場合、プロキシレットは Java Web Start モードでは起動しない。(#6464974)
対処方法:Windows 版 Firefox の istall_dir/defaults/profile/mimeTypes.rdf を、Solaris 版 Firefox の istall_dir/defaults/profile ディレクトリにコピーしてください。
Portal Server をログアウトしても、プロキシレットコンソールが閉じない。(#6496855)
対処方法:プロキシレットアプリケーションを停止して、ブラウザを閉じてください。
プロキシレットの「自動ダウンロード」オプションを選択した後、ポータルデスクトップが更新されない。(#6493401、6509603)
説明:プロキシレットチャネルにプロキシレットアプリケーションが何もない場合、「編集」ボタンをクリックしてプロキシレットの「自動ダウンロード」を選択すると、ポータルデスクトップが更新されるようになります。Windows 2000 プラットフォーム上で Mozilla 1.0.7 を使用している場合は、ポータルデスクトップは更新されません。
対処方法:プロキシレットが自動ダウンロードに設定されている場合、管理者はポータルデスクトップのアプリケーション URL を指定する必要があります。
Portal Server 管理者コンソールで、「ポータル」タブを選択します。
組織を選択するか、または DP リストのアプリケーションリストに指定する必要のあるユーザーを追加します。
選択した組織またはユーザーの「コンテナとチャネルを管理」リンクを選択します。
左の区画で、Ploxylet を選択します。
右の区画で、appurl リンクを選択します。
「appurls」ページにアプリケーションを追加します。
作成されたアプリケーション URL は、特定のユーザーディスプレイプロファイル表示または選択した組織のポータルデスクトップになります。
デフォルトではないルートプロキシレットユーザーの場合、pac ファイルにプロキシレットルールが含まれない。(#6445867)
説明:プロキシレットユーザーの場合、pac ファイルにはプロキシレットルールが含まれません。
Access Manager 管理コンソールで、developersample の下にユーザーを作成します。
Portal Server 管理者コンソールで、developersample のプロキシレットルールを作成します。
Portal Server デスクトップにプロキシレットユーザーとしてログインします。
プロキシレットを起動します。
プロキシレットがアプレットモードでダウンロードされます。しかし、生成される pac ファイルにはプロキシレットルールが含まれていません。
次の操作を行います。
Portal Server 管理コンソールにログインします。
「SRA」タブを選択して、「プロキシレット」タブをクリックします。
組織の「COS 優先順位」を「最も高い」より下に変更します。
o=DeveloperSample の「COS 優先順位」を「最も高い」より下に変更します。
developer_sample の下にあるすべてのサブ組織の「COS 優先順位」を「最も高い」に設定します。
サブ組織の下に作成されたユーザーには、対応するプロキシレット pac ファイルが生成されます。
指定したセッションのアプレットウィンドウを閉じると、プロキシレット pac ファイルが生成されない。(# 6490738 )
対処方法:次の操作を行います。
現在のセッションからログアウトして、ブラウザウィンドウを閉じます。
ブラウザの新規セッションを開いて、プロキシレットを開始します。
個別セッション設定中は、SRA リライタルールセットがロードされない。(#6477552)
対処方法:「Secure Remote Access」->「リライタルールセット」を選択します。次のエントリ: default_gateway_ruleset、 exchange_2000sp3_owa_ruleset、exchange_2003_owa_ruleset、 inotes_ruleset、iplanet_mail_ruleset、sap_portal_ruleset 、および wml_ruleset が見つからない場合は、次のコマンドを実行します。
./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/DefaultGatewayRuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/OWA2003RuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/OWASP3RuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/SAPPortalRuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/WMLRuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/iNotesRuleSet.xml ./psadmin create-rewriter-ruleset -u amadmin -f /tmp/passwd -F /opt/SUNWportal/export/rewriter_rule/iPlanetMailExpressRuleSet.xml |
Netlet で SSL_RSA_WITH_NULL_MD5 暗号化方式を使用できない。(#6434314)
対処方法:「ゲートウェイプロファイル」>「セキュリティー」タブの「Null 暗号化方式」オプションを有効にしてください。
Portal Server を Linux プラットフォームにインストールした場合は、NFS 共有を追加する必要がある。(# 6511479)
対処方法:次の操作を行います。
コンテナ起動スクリプトに次の行を追加します。export LD_PRELOAD=/usr/lib/libpam.so
コンテナを再起動します。
Secure Remote Access では、一度に 1 行しか追加できない。(#6497988)
対処方法:SRA 画面で複数の行を追加しようとする場合は、一行を追加するたびに詳細を保存してください。
UWC と Portal Server が別々のマシンにインストールされていると、プロキシレット経由では統合 Web クライアント (UWC) アプリケーションにアクセスできない。(#6348935)
対処方法:UWC と Portal Server が別々のマシンにインストールされている場合は、次の操作を行ってプロキシ経由で UWC マシンにアクセスします。
Portal Server 管理コンソールで、「ゲートウェイプロファイル」の Cookie 管理を有効にします。
「ユーザーセッション Cookie を転送する URL」フィールドに、UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。たとえば、次のように追加します。http://port/uwc, http://calhost:calport, http://messaginghost:messagingport
UWC マシンの AMConfig.properties ファイルで、com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro を com.iplanet.am.cookie.name=iPlanetDirectoryPro1 に変更します。
この変更は、ゲートウェイマシンと Portal Server マシンの Cookie 名を別にすることを意味します。
UWC マシンで、configutil を使用して、Messaging Server のセッション Cookie を iPlanetDirectoryPro1 に変更します。
UWC の「非認証 URL」リストに UWC、カレンダ、および Messaging Server の URL を追加します。
ゲートウェイ、UWC、および Portal Server を再起動します。
certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視する。(#6360869)
説明:certadmin が、更新された証明書のインストール時にニックネームを無視します。その結果、ゲートウェイは新しい証明書ではなく期限切れの証明書を選択します。ニックネームが同じである 2 つの証明書を区別することはできません。
対処方法:次のいずれかの操作を行います。
古い証明書を削除してから、新しい証明書をインポートします。Portal Server 7.1 で次の操作を行います。
cd PortalServer_base/SUNWportal/bin/certadmin -n config_name |
5 を選択して、証明書を削除します。
証明書を更新しないでください。証明書の期限が切れたら、新しいキーを持つ新しい証明書を取得してください。
Web Server が非ルートとして実行されていると、検索サーバーが作動しない。(#6408826)
説明:Web Server が非ルートとして実行されている場合、検索サーバーを非ルートとして作成すると、検索サーバーは作動しません。
対処方法:次の操作を行います。
検索サーバーを作成します。
次のコマンドを使用して、検索サーバーインスタンスを変更します。
chown -R nonrootuser.nonroot search_instance
Web Server を非ルートユーザーとして再起動します。
次のコマンドを使用して、検索インスタンスの権限を変更します。
chmod -R og+rX search_instance
SSL WSRP プロデューサは非 SSL コンシューマとは動作しません。(#6292152)
説明:SSL WSRP プロデューサは非 SSL コンシューマとは動作しません。共通エージェントコンテナでは、truststore に SSL サーバーの CA 証明書を格納して、truststore のパスワードを設定する必要があります。
対処方法:共通エージェントコンテナサーバーの truststore を設定するには、次の操作を行います。
truststore を作成し、keytool コマンドを使用して SSL サーバーの CA 証明書をこの truststore にインポートします。
cacaoadm コマンドを使用して、次に示す JVM プロパティーを設定します。
Djavax.net.ssl.truststore
Djavax.net.ssl.truststorePassword
たとえば、cacaoadm set-param java-flags="`cacaoadm get-param java-flags -v` -Djavax.net.ssl.truststore=/tmp/truststore -Djavax.net.ssl.truststorePassword=truststorepass と入力します。
共通エージェントコンテナサーバーを再起動します。
レジストリサーバーのキーストアの場所は、常に /soar/3.0 を基準とする。(#6355673)
説明:レジストリサーバーの SSO 設定にはキーストアの場所を指定します。この場所は、常に /soar/3.0 を基準としたものと見なされます。
対処方法:/soar/3.0/jaxr-ebxml/security ディレクトリを作成し、Registry Server から取得した keystore.jks を置きます。
ブックマークとアプリケーションチャネルに重複するリンクおよび無効なリンクがある。(#6504004)
説明:Portal Server を Java ES 4 から Java ES 5 に移行した後、ブックマークとアプリケーションチャネルには重複するリンクと無効なリンクがあります。
対処方法:管理者は、Portal Server コンソールでアプリケーションチャネルに必要なリンクを追加または削除する必要があります。このチャネルは、「開発者用サンプル」の MyFrontPageTabPanelContainer の下にあります。アプリケーションチャネルのプロパティーで、次のプロパティーに変更を行ってください。
userApps: 次の値を削除します。-NetMail Lite および -NetMail。次の値を追加します。NetFile。
targets: 次の値を削除します。NetMailLite|NetMailServlet?nsid=newHTMLSessionNetMailLite|NetMailServlet?nsid=newHTMLSession NetMail|NetMailServlet?nsid=newAppletSession。Instant Messenger ターゲットの重複リンク。
WebSphere 5.1 に配備すると、コミュニティーディスカッションとファイルの文字が化けて表示される。(#6504963)
説明:コミュニティーと開発者の複数バイト入力はすべて文字化けします。
グローバル環境でプロキシレットが機能しない。(#6507488)
説明:Portal Server を Java ES 4 から Java ES 5 に移行すると、プロキシレットはグローバル環境で機能しなくなります。
対処方法:ポータルのアップグレード処理が終わった後、必要ではなくなった Java ES 4 ローカライズプロバイダを削除してください。
/portals/Upgraded/desktop に移動します。
cd PortServer-Data_Directory/portals/Upgraded/desktop
default_locale から、次のファイルまたはディレクトリ、およびユーザー作成のファイルとディレクトリを除いて、ディレクトリとファイルを削除します。ロケールはサポートされているどのロケールにすることもできます。
ディレクトリ
AddressBookProvider BookmarkProvider CalendarProvider LoginProvider LotusNotesAddressBookProvider LotusNotesCalendarProvider LotusNotesMailProvider MSExchangeAddressBookProvider MSExchangeCalendarProvider MSExchangeMailProvider MailProvider NotesProvider PersonalNoteProvider Register SampleRSS SampleURLScraper SampleXML TemplateEditContainerProvider TemplateTabContainerProvider URLScraperProvider UWCAddressBookProvider UserInfo UserInfoProvider XMLProvider error |
ファイル
message.properties |
Web コンテナを再起動します。
Portal Server コンソールのオンラインヘルプが、fr-FR ロケールで英語の表示になる。(#6513360)
対処方法:ブラウザの優先言語を fr に設定してください。
Portal Server コミュニティーサンプルの日付情報表示が適切でない。(#6514502)
説明:CCK ロケールの Portal Server コミュニティーサンプルの日付情報表示が間違っています。
ドロップダウンリストのオプションの文字列が途中で切れている。(#6515052)
説明:コミュニティーサンプルで、ドロップダウンリストのオプションの文字列が途中で切れています。
Instant Messenger チャネルから Instant Messenger を起動すると、Instant Messenger が英語で表示される。(#6515726)
対処方法:ユーザー情報チャネルを使用して、優先ロケールの言語を設定します。
Portal Server コンソールの一部のフィールドは、次の文字のみを受け入れる。A 〜 Z、0 〜 9、または a 〜 z。(#6522702)
説明:Portal Server コンソールの次のフィールドは A 〜 Z、0 〜 9、または a 〜 z のみを受け入れます。
データベース名
チャネル名
Portal ID
アダプタ ID
メタアダプタ ID
アンケートの日付表示が適切でない。(#6493352)
説明:アンケートの「終了日」および「開始日」の日付形式は dd mmm yyyy です。この形式を yyyy mmm dd に変更する必要があります。
ルールセット ID に日本語のドットを使用できない。(#5030713)
説明:複数バイトのリライタルールセット ID は、Portal Server ではサポートされていません。
ディスプレイプロファイルが英語用ではない場合、psadmin list-dp コマンドは正しい出力を生成しない。(#6502307)
対処方法:ダウンロードするディスプレイプロファイルのロケールが英語ではない場合はpsadmin list-dp コマンドを実行する前に、CLI jvm のロケールをディスプレイプロファイルのロケールに設定してください。
たとえば、フランス語のディスプレイプロファイルをダウンロードする必要がある場合は、次の操作を行います。
export LANG=fr_CA.UTF-8 export LC_ALL=fr_CA.UTF-8 |
検索チャネルに表示されるファイルの内容が正しくない。(#6506365)
説明:他社のコンバータではファイル内容が正しく変換されませんでした。
UBT 生成のレポートで、文字がローカライズされていない。(#6336394)
説明:生成されるレポートは部分的に翻訳されています。これは日本語と中国語のロケールでのみ起きます。
対処方法:文字化けしているメッセージは「選択したレポートについて追跡するデータがないため、表示するページがありません。」です。この問題を解決するには、次の操作を行います。
Portal Server 管理コンソールにログインします。
「ポータル」タブを選択します。
設定済みのポータルを選択します。
「ユーザー動作の追跡」タブを選択します。
「設定」タブをクリックします。
ポータルインスタンスを選択します。
「UBT ログ」で「有効」をクリックします。
MAP が削除済みのアドレス帳、カレンダ、およびメールを表示する。(#6423989)
説明:MAP が削除済みのアドレス帳、カレンダ、およびメールを表示します。
amcontroller フィルタのフィルタエントリが、amserver Web アプリケーションの web.xml ファイル内でコメント化されているため、Portal Server の Mobile Access でログ機能が正常に動作しない。(#6437280)
対処方法:amserver Web アプリケーションの web.xml ファイル内のフィルタエントリのコメント化を解除してください。
一部の XML パースエラーメッセージがローカライズされていない。(#6349804)
説明:Secure Remote Access で、「リライタルールセット」をクリックします。正しい形式ではない新規ファイルをアップロードしてみます。次のメッセージが表示されます。“The ruleset XML failed to parse correctly. Please verify the syntax at line {0} and column {1} and try again. Error message was {2}.”(「ルールセット XML を正しく解析できませんでした。{0} 行 {1} 列 の構文を検証して再度実行してください。エラーメッセージは {2} です。」) このメッセージはローカライズされていません。
カレンダチャネルに表示される日付の形式が正しくない。(#6411476)
説明:カレンダチャネルで「開発者用サンプル」に表示される日付の形式が正しくありません。
「開発者用サンプル」で、一部のリンクとタブが zh-cn にローカライズされていない。(#6339912、6442109)
説明:「開発者用サンプル」では、優先言語を zh-cn に設定した後でも、一部のタブのテキストが英語で表示されます。
対処方法:ブラウザの優先言語を zh に設定してください。
メール表示を作成できない。(# 6521744)
説明:ポータルデスクトップで、メール表示を作成しようとすると、エラーメッセージが表示されます。「メールチャネルを編集」->「モバイルメール」->「デバイス表示設定」の順にクリックします。
対処方法:/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/portal/WEB-INF/classes/DeviceNames.properties ファイルにデバイスのエントリを追加します。
モバイルデスクトップにメールチャネルが表示されない。(#6521749)
対処方法:デバイスホームページで、「オプション」->「コンテンツ」の順にクリックし、「メール」オプションを選択して「完了」をクリックします。
ポータルが /amserver/UI/Login を使用する openwave 6.2.2 シミュレータでレンダリングされない。(#6439565 )
対処方法:Web コンテナが Web Server である場合は、次の操作を行います。
次のファイルを開きます。
/var/opt/SUNWwbsvr7/admin-server/config-store/ host-name/web-app/host-name /amserver/WEB-INF/web.xml
/var/opt/SUNWwbsvr7/https-host-name /web-app/host-name /amserver/WEB-INF/web.xml
これら両方の xml ファイル内で <filter> エントリを検索します。
amcontroller のエントリのコメントを解除して、ファイルを保存します。
Web Server を再起動します。
Web コンテナが Application Server である場合は、次の操作を行います。
次のファイルを開きます。
var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/generated/xml/j2ee-modules/amserver/ WEB-INF/web.xml
/var/opt/SUNWappserver/domains/domain1/applications/j2ee-modules/amserver/ WEB-INF/web.xml
これら両方の xml ファイル内で <filter> エントリを検索します。
amcontroller のエントリのコメントを解除して、ファイルを保存します。
Application Server を再起動します。
ワイヤレスオプションが別のページにあると、Mobile Access の「オプション」リンクが機能しない。(# 6500172)
説明:モバイルデスクトップの「オプション」リンクをクリックすると、モバイルデスクトップ上のワイヤレスオプション「コンテンツ」と「レイアウト」が強調表示されます。これらのオプションが別のページにある場合、ワイヤレスオプションは強調表示されません。
対処方法:次のページに移動して、「オプション」リンクをクリックします。
終了時刻を指定せずにイベントを作成すると、1 時間のイベントが作成される。(# 6479153)
説明:シミュレータにログインし、カレンダ Hm を使用してイベントを作成します。終了時刻を指定しない場合、イベントの持続期間は 1 時間です。
Web Services for Remote Portlet (WSRP) 機能が、WebSphere 上にインストールされた Portal Server で正しく動作しない。(#6489684)
説明:WebSphere 上にインストールされた Portal Server では、WSRP 機能が正しく動作しません。この場合、次のエラーが表示されます。
お天気ポートレットには次のエラーが表示されます。「コンテンツが使用可能ではありません。」
WSRP コンシューマの作成が失敗します。
設定済み Web サービスチャネルには次のエラーが表示されます。「WSDL のパース中にエラーが発生しました。」
次のファイルを削除します。qname.jar および webservices.jar。これらのファイルは WebSphere-installation-directory/lib ディレクトリにあります。
共通エージェントコンテナと Portal Server JVM の間のセキュリティー保護された通信を有効にするには、jar ファイルを追加する必要がある。(#6341883)
対処方法:共通エージェントコンテナと Portal Server JVM の間のセキュリティー保護された通信を有効にするには、次の jar ファイルを /etc/cacao/instances/default/private/modules/com.sun.portal.admin.server.module.xml に追加する必要がある。
/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmjsse.jar
/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmjceprovider.jar
/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmpkcs11.jar
/IBM/WebSphere/Express51/AppServer/java/jre/lib/ext/ibmpkcs.jar
WebSphere 上で、お天気ポートレットと設定済み Web サービスチャネルでエラーが表示される。(#6396623、6415766 )
対処方法:JDK を 1.4.2_10 にアップグレードしてください。
WebSphere 上で、WSRP が機能するにはクラスパスの変更が必要である。(# 6509057)
説明:Portal Server が WebSphere 上にインストールされている場合は、server.xml ファイルのクラスパスエントリの先頭に shared_lib_dir/xsdlib.jar を追加してください。Solaris プラットフォームでは、shared_lib_dir は /usr/share/lib です。Linux プラットフォーム上では、/opt/sun/share/lib です。
WebLogic 8.1 SP4 にはバグがあるため、このバージョンの WebLogic ではポートレットセッションフェイルオーバーが機能しない。
説明:WebLogic 8.1 SP4 にはバグがあるため、このバージョンの WebLogic ではポートレットセッションフェイルオーバーが機能しません。
対処方法:WebLogic SP5 またはそれ以上のバージョンを使用してください。
管理サーバーの新規ポータル上に開発者用サンプルを配備中に例外が発生する。(#6339522)
説明:WSRP サンプルコンシューマはサンプルプロデューサの WSDL URL を使用します。設定上の問題のため、ポータルの設定で WebLogic 管理サーバーへのポータル war の配備は失敗します。ポータル .war は手動で配備する必要があります。設定時にポータルは起動していないので、サンプルコンシューマ作成の処理はサンプルプロデューサへの接続に失敗し、そのためサンプルコンシューマ設定が失敗します。
対処方法:コンシューマを手動で作成し、新たに作成したコンシューマの「設定済みのプロデューサ ID」を WSRPSamplesTabPanelContainer の下のサンプルポートレットにコピーします。
プロキシレットのヘルプボタンを選択すると、例外が表示される。(#6363076)
説明:プロキシレットをアプレットモードで起動し、「ヘルプ」ボタンを選択します。「ヘルプ」ページに例外が表示されます。この例外は、WebLogic セットアップでのみ発生します。
Cookie サイズが原因で、ポートレットが認証を受けない匿名ユーザーにエラーを出す。(#6460104)
説明:認証を受けない匿名ユーザーの場合、プロパティーは Cookie に保存されます。それには、すべてのポートレット描画引数とすべてのデスクトップ引数などが含まれます。描画引数が特定のサイズに達すると、ポートレットはエラーになります。
対処方法:次の操作を行います。
amconsole にログインします。
「サービス設定」>「クライアントディテクション」の順にクリックします。
「クライアントディテクション」画面で、「クライアントタイプ」フィールドの横に表示されている「編集」リンクをクリックします。
「クライアントマネージャー」ポップアップウィンドウで、3 番目のページに移動します。
「genericHTML」の横に表示されている「編集」リンクをクリックします。
ポップアップウィンドウで、「追加プロパティー」オプションを選択してプロパティー authlessState=server を追加します。
検索モジュールが機能しない。(#6525578 )
対処方法:Portal Server を HP-UX プラットフォームにインストールした後、次のスクリプトを編集して、java の最大ヒープパラメータを -Xmx1900m から -Xmx1500m に減らしてください。
/opt/sun/portal/bin/rdmgr
/opt/sun/portal/lib/profiler
zh_TW および es ロケールで、Access Manager と Portal Server が「今すぐ設定」モードでインストールされると、設定が失敗する。(#6515043)
対処方法:HP-UX プラットフォーム上の zh_TW および es ロケールでは、Access Manager と Portal Server を「あとで設定」モードで設定する必要があります。
Java ES インストーラを使用して、Portal Server と Access Manager を「あとで設定」モードでインストールします。
システムの環境変数を次のように設定します。
LANG=C
export LANG
AccessManager_base/bin/amsamplesilent ファイルを編集します。Web コンテナ詳細、amadmin パスワード、amldap ユーザーパスワード、および暗号化キーなどの値を変更します。
Access Manager を設定します。
AccessManager_base /bin/amconfig -s amsamplesilent
PortalServer_base/samples/psconfig ディレクトリにある設定 xml ファイルをカスタマイズします。
使用する必要のある設定 xml ファイルの詳細については、PortalServer_base/samples/psconfig/README.TXT を参照してください。
設定 xml ファイルで、Web コンテナ詳細、Portal Server コンポーネント詳細、および共有コンポーネントへのパスなどの値を変更します。
Portal Server を設定します。
PortalServer_base /bin/psconfig --config example-file
アップグレードの問題については、『アップグレードガイド (Unix 版)』を参照してください。
管理サーバーが停止しているときに、war ファイルを配備しようとすると、「ホスト node.domain-name のインスタンス node-name–80 からのファイル file.war の配備時にエラーが発生しました」というエラーメッセージを受け取る。 (#6506028)
説明:必ずホストマシン上のインスタンスが実行中であるようにしてください
Portal Server ソフトウェアの既知の問題と制限は次のとおりです。
プロキシレットを起動すると、一部の文字列が途中で切れている。(#6447909)
説明:プロキシレットを起動すると、一部の文字列が途中で切れています。
ロールおよびユーザーファイルを指定せずにポートレットを配備すると、配備ポータルの「情報を確認します」画面の文字が化けて表示される。(#6508230)
説明:「ポートレットを配備」ウィザードのステップ 3 で、ロールファイルまたはユーザーファイルが定義されていないと、メッセージ「ロールファイルが定義されていません」または「ユーザーファイルが定義されていません」が正しく表示されません。画面には文字化けしたメッセージが表示されます。
taskadmin セットアップで、管理者ロールデスクトップサービス属性を設定する必要がある。(#6519875)
対処方法:次の操作を行います。
taskadmin セットアップを実行する前に、管理者ロール DN の Portal Desktop サービス属性値 content.admin.role.dn および user.admin.role.dn が taskadmin.properties ファイルに存在することを確認します。
組織の Portal Desktop サービス属性値と一致するようにします。
たとえば、EnterpriseSample 組織の Portal Desktop サービス属性値が次のようであるとします。Parent Container: ASCTabContainer、 EditContainer: JSPEditContainer、および Default Type: enterprise_sample 。このとき管理者ロール DN はともに "cn=Organization Admin Role, o=EnterpriseSample, dc=siroe, dc=com" に設定されます。
必ず管理者ロール DN "cn=Organization Admin Role, o=EnterpriseSample, dc=siroe, dc=com" の Portal Desktop サービス属性値が、組織の設定値と一致するようにします。そうでない場合、管理者ロールに属するユーザーが Portal Desktop に認証するときに、ユーザーに間違った Portal Desktop が提示される可能性があります。
Java DB パッチを適用する必要がある。(#6521400)
説明:Java DB 配布のバグが原因で、接続待機中にポータルがハングアップします。このバグの詳細については、https://issues.apache.org/jira/browse/DERBY-1856 および http://issues.apache.org/jira/browse/DERBY-2084 で説明されています。
対処方法:SunSolve から次の Java DB パッチをダウンロードして適用してください。
Solaris SPARC の場合 – 125245-01
Solaris x86 の場合 – 125246-01
Linux の場合 – 125270-01
ゲートウェイを経由して UWC カレンダが表示されない。(#6218353)
説明:「カレンダを起動」リンクをクリックすると、次のエラーメッセージが表示されます。「Unable to load the requested page. Cookies are blocked.」
Portal Server and Access Manager が 2 つの異なるノードにインストールされている場合、SunOne アドレス帳が機能しない。(# 653732)
対処方法:Web コンテナを再起動します。
Web Server 7.0 上では psadmin delete コマンドの実行に時間がかかる。(#6506037)
説明:Web Server 7.0 上で、psadmin delete-instance コマンドは wadm remove-webapp の実行のたびに wadm deploy-config コマンドを実行します。そのために時間がかかります。
Portal Server が Application Server クラスタ上にインストールされている場合、1 つの Portal Server インスタンスだけを削除することができない。(#6506689)
説明:すべての Portal Server インスタンスを削除する必要があります。psconfig --unconfig コマンドを使用して Portal Server を設定解除するか、psadmin delete-portal コマンドを使用して Portal Server を削除してください。
IPC は WSRP とともに使用できない。(# 6509086)
説明:ポートレット間通信 (IPC) は WSRP とともに使用できません。ポートレット間通信に参加するポートレットを WSRP を介してパブリッシュすることは可能です。しかし、IPC 機能は動作しません。
UserRoleAdmin-AdminTab が OrganisationAdmin ロールを持つユーザーには表示されない。(# 6511559)
対処方法:Portal Server または Access Manager SDK マシン上の /etc/opt/SUNWam/config/AMConfig.properties ファイルを編集して、com.iplanet.am.session.client.polling.enable プロパティーを False に設定してください。その後、Portal Server Web コンテナを再起動します。
「ポートレットを配備」ウィザードで、メッセージがローカライズされていない。(# 6508946)
説明:「ポートレットを配備」ウィザードのステップ 3 で、ロールファイルまたはユーザーファイルが定義されていないと、メッセージ「ロールファイルが定義されていません」または「ユーザーファイルが定義されていません」が表示されます。これらのメッセージは正しくローカライズされていません。ページには文字化けしたメッセージが表示されます。
Portal Server が複数の JRE バージョンに対応できない。(# 6510536)
説明:クライアントマシン上に複数の JRE があると、Netscape および Mozilla ブラウザでの Java Web Start の起動に問題が生じる場合があります。
対処方法:クライアントマシン上に JRE を 1 つだけ残して、その他をアンインストールしてください。
SSL2 のセキュリティー状態が弱いため、SSL2 を無効化し、そのまま無効にしておく方がよい。(#6507762)
対処方法:次の手順を実行して、SSL2 を無効にします。
Portal Server 管理コンソールにログインします。
「SRA」>「プロファイル」>「セキュリティー」の順にクリックします。
「TLS および SSL」の下の「SSL バージョン 2.0 を有効」オプションを解除します。
「保存」をクリックします。
Internet Explorer を使用して、WSRP 内でポートレットの配備または新規プロデューサの作成を行おうとすると、ログアウトされる。(#6491413)
対処方法:Portal Server 管理コンソールには、Internet Explorer 以外のブラウザを使用してください。
Portal Server が Access Manager 用に別の Web コンテナをサポートしない。(#6470425)
説明:Portal Server と Access Manager には同じ Web コンテナを使用してください。
Portal Server が Web Server 7.0 にインストールされている場合、strutssample.war を処理できない。(#6505547)
説明:Portal Server が Web Server 7.0 にインストールされていて、strutssample.war が配備されている場合、Web Server 設定を変更する psadmin コマンドは機能しません。たとえば、psadmin deploy-portlet コマンドがその一例です。
共有イベントと共有タスクがイベントとタスクを作成できない。(#6486930)
対処方法:共有イベントと共有タスクのインストールおよび設定時に、tokens.properties ファイル内の IS_HOSTED_DOMAIN_ENV= プロパティーを true に設定してください。
tokens.properties ファイルは /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/portletapps/sharedevents/tokens.properties ディレクトリにあります。
同じポータル内のすべてのインスタンスのファイルシステム構造は類似していなければならない。(#6348452)
説明:同じポータル内のすべてのインスタンスのファイルシステム構造は類似していなければなりません。
エンタープライズサンプルポータルがローカライズされていない。(#6337500)
説明:エンタープライズサンプルはローカライズされていません。
ゲートウェイプロファイル内でプロキシレットを有効にすると、内部ポートが公開される。(#6326785)
説明:ゲートウェイが非デフォルトポート上で実行されている場合、ブラウザの URL にポート値が表示されます。プロキシレットを無効にして、443 番以外の非デフォルト SSL ポートでゲートウェイが実行されるようにしたとしても、そのようになります。プロキシレットを有効にした場合、追加のソケットリスナーがゲートウェイに導入されます。ソケットリスナーはデフォルトポート上で動作し、ゲートウェイは非デフォルトポート上で待機するようになります。そのため、非デフォルトポートが URL に表示されます。
Mozilla ブラウザで自動プロキシ設定が有効になっていると Portal Server コンソールがハングアップする。(#6493377)
説明:プロキシレットチャネルで、プロキシレットユーザーがダウンロードするアプリケーションを JWS モードで選択すると、コンソールは正しく表示されます。しかし、ダウンロードは 30% で停止して、コンソールが応答しなくなります。
ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合は、複数 war のポートレット間通信が機能しない。(#6271542 )
説明:現在、イベント処理の範囲は同じタブ内のポートレットに限られています。したがって、最小化されたチャネルや閉じられたチャネルのポートレットは、ポートレット間通信に参加しているポートレットのリストに表示されません。ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合、このようなチャネルにはイベントが送信されないので、ポートレット間通信は機能しません。
プロキシレットが Java Runtime Environment で正常に機能しない。(#6409604)
説明:プロキシレットは Java Runtime Environment 1.4.2_03、1.5.0_04、1.5.0_08、および 1.5.0_09 バージョンでは正常に機能しません。プロキシレットの機能は 1.4.2 より前のバージョンの Java Runtime Environment ではサポートされていません。Java Runtime Environment 1.5.0_06 の使用をお勧めします。それ以外のバージョンの Java Runtime Environment を使用している場合は、アンインストールしてください。
アドレス帳で、特殊文字を含む連絡先の追加または変更ができない。(#6490665)
説明:Mobile Access のアドレス帳コンポーネントを使用している場合、ユーザーは < >、&、 '、および " などの特殊文字を含む連絡先を追加または変更できません。アドレス帳を Communications Express (UWC) で設定した場合に、このようになります。
対処方法:特殊文字を含む連絡先の管理には、モバイルデバイスではなく Communications Express (UWC) HTML クライアントを使用してください。
Google API が完全にはサポートされていない (#6335501)
説明:現在、特に中国語、日本語、および韓国語では、Google API の 2 バイト文字検索は完全にはサポートされていません。
Access Manager をレルムモードでインストールした状態で、Portal Server のインストールを可能にするべきである (#6381856、6499572)
説明:AccessManager がレルムモードでインストールされている場合でも、Portal Server のインストールは可能です。
対処方法:Access Manager を Java ES インストーラからレルムモードでインストールする場合は、Portal Server が旧バージョンモードでのみインストール可能であると通知するポップアップメッセージを無視できます。Access Manager がレルムモードでインストールされた状態で、Portal Server が正常にインストールされます。
Portal Server をレルムモードで使用する場合の考慮事項は次のとおりです。
レガシーモードで実行する Portal Server 7.0 からレルムモードで実行する Portal Server 7.1 への移行はサポートされていません。
Portal Server が Access Manager によってレルムモードで設定された場合、設定後に共通エージェントコンテナの再起動が必要になります。再起動をしないと、Portal Server 管理コンソールで「SSO アダプタ」タブを開いたときに、メタアダプタは表示されません。「SSO アダプタ」にメタアダプタがない場合、Portal Server デスクトップ上で使用可能な UWC と通信チャネルは機能しません。Exchange や iNotes などのアプリケーションは機能しません。
Directory Server と Access Manager SDK プラグインがインストールおよび設定されている場合にのみ、Portal Server はレルムモードをサポートします。
レルムモードの管理コンソールは http://host.port/amserver/console からアクセスできます。レガシーモードの管理コンソールは使用できないため、レルムモードの管理コンソールの使用について、Access Manager のマニュアルを参照してください。
プロキシレットをコンソールウィンドウとして表示するためには、Netscape 8.0.4 のブラウザ設定を変更する必要がある。(#6483268 )
対処方法:プロキシレットが Netscape 8.0.4 でコンソールウィンドウとして表示されるようにするには、次の操作を行います。
「Tools」—>「Options」—>「Site Controls」—>「Site List」—>「Master Settings」の順にクリックします。
「Open unrequested pop-ups in new tab」および「Allow unrequested pop-up windows」チェックボックスを解除します。
「Tools」>「Options」>「Tab Browsing」の順にクリックします。
「Open links from other applications in New window」チェックボックスを選択します。「Open a new tab instead of a new window」および「Open non-requested pop-ups in a new tab」チェックボックスを解除します。
ブラウザを再起動します。
「NetFile」オプションを使用すると、どのファイルも開けません。ファイルを開こうとすると、「別名保存」ダイアログボックスが表示されます。(#6465918)
説明:理想的なのは、ファイルタイプが既知であるファイルが開かれることです。ファイルタイプが不明であるファイルには、「別名保存」ダイアログが表示されてユーザーがファイルを保存できるべきです。Firefox 1.0.7 では、ユーザー側でファイル拡張子に対してアクションを指定することができません。そのため、ユーザーが NetFile からファイルを開こうとすると、「別名保存」ダイアログボックスが表示されます。Firefox 1.5 以上のバージョンでは、ユーザーが既知のファイルを開けます。
Netmail 機能が Java Enterprise System 5 から削除されている。(#6448968)
説明:Netmail 機能は Java Enterprise System 5 から削除されています。
複数のポータルがインストールされている環境で、ポータルが Access Manager に配備されていない場合、ポータルリンクは不正なポータルにリダイレクトされる。この問題は Internet Explorer 6 Service Pack 1 でのみ起きる。(#6325586 )
対処方法:Windows XP で Internet Explorer 6 Service Pack 2 を使用するか、または Mozilla Firefox を使用してください。
サイト設定の変更後に、psconsole が不正な動作をする。(#6446355)
対処方法:サイト設定を変更した後には、共通エージェントコンテナと Access Manager を再起動してください。
ESP ポータルコミュニティーポートレットにコンテンツが表示されない。(#6506357)
対処方法:ESP ポータルコミュニティーポータルを更新してください。
Portal Server のインストールおよび設定後に、Java DB を手動で再起動する必要がある。(#6505149)
対処方法:インストーラは 00community.sql を実行して Java DB ユーザーを作成し、データベース上のセキュリティーを設定します。設定したプロパティーを有効にするために、Java DB を再起動してください。
複数ポータルおよび複数インスタンスの作成時には、ポータル管理ログレベルを FINEST に設定する必要がある。(#6446151)
対処方法:create-portal、create-instance、 create-search などの psadmin コマンドを実行する前に、ログレベルを FINEST に設定して、設定時に詳細なログが得られるようにします。次のコマンドを使用してログレベルを FINEST に設定できます。
psadmin set-logger -u uid -f password-filename -m component-type -L FINEST
psadmin コマンドの実行が完了した後、次のコマンドを使用してログレベルを SEVERE に切り替えます。
psadmin set-logger -u uid -f password-filename -m component-type -L SEVERE
Netscape 8.0 ブラウザの JNLP モードでは、pac ファイルが作成されない。(#6319863)
説明:Netscape 8.0 ブラウザの JNLP モードでは、pac ファイルが作成されません。
一部の Secure Remote Access 属性が psconsole に存在していない。(#6301784)
説明:次の Secure Remote Access 属性はコマンド行インタフェース からのみ変更できます。
sunPortalGatewayDefaultDomainAndSubdomains
sunPortalGatewayLoggingEnabled
sunPortalGatewayEProxyPerSessionLogging
sunPortalGatewayEProxyDetailedPerSessionLogging
sunPortalGatewayNetletLoggingEnabled
sunPortalGatewayEnableMIMEGuessing
sunPortalGatewayParserToURIMap
sunPortalGatewayEnableObfuscation
sunPortalGatewayObfuscationSecretKey
sunPortalGatewayNotToObscureURIList
sunPortalGatewayUseConsistentProtocolForGateway
sunPortalGatewayEnableCookieManager
sunPortalGatewayMarkCookiesSecure
Portal Server の設定後は Portal Server Secure Remote Access コンポーネントを設定できません。Portal Server とともに設定する必要があります。
同じドメイン内で Application Server 8.1 の 2 つの異なるインスタンスに Portal Server を配備することはサポートされていません。
プロキシレットに対しては、Mozilla 1.6 で JWS モードはサポートされません。ただし、JVM 1.5 を備えた Mozilla 1.7 では正しく動作します。
クライアントブラウザの JavaScript 機能が無効になっている場合 (Internet Explorer または Mozilla/Firefox で)、Wiki ポートレットおよびディスカッションポートレットに組み込まれている HTML エディタでは、JavaScript が有効になっている場合のようには、標準の HTML フォーム要素 <Textarea> が置換されません。HTML エディタの WYSIWYG 機能を使用するには、ブラウザの JavaScript を有効にする必要があります。
共有イベントおよび共有タスクによって読み込まれたテンプレートに Portal Server 管理コンソールからはアクセスできません。
カレンダチャネルとアドレス帳チャネルは、Microsoft Exchange 5.5 でサポートされません (Microsoft でサポートされていないため)。
検索データベースを作成する場合、データベース名に 2 バイト文字は使用できません。
Directory Server の検索を繰り返すと、Portal Server の速度が低下します。適切なパッチ 20051207patch1.1.qa を適用してください。
Access Manager の変更が原因で、Portal Server スループットが低下し、Directory Server の利用率が増加します。そのため、Access Manager に適切なパッチ (SPARC には 120954-01、x86 には 120955-01、Linux には 120956-01) を追加し、Access Manager 管理コンソールからログサービスのバッファーサイズを変更する必要があります。ログサービスのバッファーサイズを変更するには、次の手順に従います。
Access Manager 管理コンソールにログインし、「サービス設定」 > 「ログ」 > 「バッファーサイズ」の順に選択します。
値 50 を入力します。
「保存」をクリックします。
ゲートウェイのリライタ経由での SRA を使用した iNotes と Microsoft Exchange の統合に関連した既知の問題がある。この場合にはプロキシレットを使用する。(#6186547、6186541、6186544、6186535、6186534、6186540、6308176)
JWS モードのプロキシレットが Internet Explore 7.0 で起動しない。(#6490174)
プロキシレットアプレットウィンドウに Internet Explorer 7.0 のアドレス URL フィールドが表示される (#6490176)
Portal Server へのアクセス時に、Portal Server をインストールしたマシンのドメイン名を指定する必要があります。(#6472156)
Mobile Access が Treo デバイスの 80 番以外のポートで動作しない。(#6491785)
リレーショナルデータベースを使用する次の 2 つのポータルコンポーネントがあります。コミュニティーメンバーシップと、Wiki、アンケート、ファイル共有などの設定アプリケーションおよびポートレットアプリケーションです。デフォルトでは、Portal Server は Java DB を使用します。インストール後に、Portal Server の設定を Oracle に切り替えることができます。その場合、Java DB データベースをシャットダウンする必要があります。
コミュニティー機能とポートレットアプリケーションを配備済みのポータルで使用しない場合は、Java DB も停止します。
リレーショナルデータベースを使用したポータルコンポーネントごとに、個別のデータベースインスタンスがデフォルトのユーザー ID とパスワードで設定されます。デフォルトのユーザー ID は "portal" で、デフォルトのパスワードは "portal" です。インストール後に、デフォルトのパスワードと、プロパティーファイルが保持するアクセス権限を変更することをお勧めします。
使用する環境内の各ポータルに対して、次の手順を繰り返してください。<portal-ID> 文字列を portal1 や portal2 などの実際のポータル ID で置き換えてください。
Java DB を再起動します。
Derby CLI または他の同等のツールを使用して、communitymc_portal-ID データベースに接続し、デフォルトユーザー portal のパスワードを変更します。SQuirrel-j などの GUI を使用している場合は、PS の Java DB データベースへの接続後に、SQL エディタを使用して次のコマンドを実行します。CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY('derby.user.portal', 'your-new-password');
Java DB を再起動します。
Java DB コマンド行または他の同等のツールを使用して、新規パスワードで communitymc_portalID データベースに接続し、パスワードが正しく設定されたことを確認します。
各ポータルインスタンスに対して、次の操作を行います。
Web コンテナの管理者ガイドを参照して、jdbc/communitymc データソースのパスワードをステップ 2 で設定した新規パスワードに変更します。
PortalServer-data-dir/portals/portal-ID/config/portal.dbadmin ファイルを開いて、プロパティー community.db.password のパスワードをステップ 2 で Java DB CLI または他の同等のツールを使用して設定した新規パスワードに変更します。
PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/config/portal.dbadmin ファイルのアクセス権を変更して、所有者のみ読み取りおよび書き込み可能になるようにします (例: chmod 600 portal.dbadmin)。
Web コンテナを再起動します。
使用する環境内の各ポータルに対して、次の手順を繰り返してください。<portal-ID> 文字列を portal1 や portal2 などの実際のポータル ID で置き換えてください。
Java DB を再起動します。
java DB CLI または他の同等のツールを使用して、filesharingdb_portal-ID データベースに接続し、デフォルトユーザー "portal" のパスワードを変更します。Squirrel-j を使用している場合は、SQL エディタで次のステップを実行する必要があります。
CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.authentication.provider', 'BUILTIN'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.connection.requireAuthentication', 'true'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.user.portal', 'your-new-password'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.database.fullAccessUsers', 'portal'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.database.defaultConnectionMode', 'noAccess'); |
Java DB を再起動します。
Java DB コマンド行または他の同等のツールを使用して、新規パスワードで filesharingdb_portal-ID データベースに接続し、パスワードが正しく設定されたことを確認します。
各ポータルインスタンスに対して、次の操作を行います。
Web コンテナの管理者ガイドを参照して、jdbc/FileSharingDB データソースのパスワードをステップ 2 で設定した新規パスワードに変更します。
PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/filesharing/tokens.properties ファイルを開いて、プロパティー DB_ADMIN_PASSWORD および DB_PASSWORD のパスワード値をステップ 2 で Java DB CLI または他の同等のツールを使用して設定した新規パスワードに変更します。
PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/filesharing/tokens.properties ファイルのアクセス権を変更して、所有者のみ読み取りおよび書き込み可能になるようにします (例: chmod 600 tokens.properties)。
Web コンテナを再起動します。
使用する環境内の各ポータルに対して、次の手順を繰り返してください。<portal-ID> 文字列を portal1 や portal2 などの実際のポータル ID で置き換えてください。
Java DB を再起動します。
java DB CLI または他の同等のツールを使用して、wikidb_portal-ID データベースに接続し、デフォルトユーザー "portal" のパスワードを変更します。Squirrel-j を使用している場合は、SQL エディタで次のステップを実行する必要があります。
CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.authentication.provider', 'BUILTIN'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.connection.requireAuthentication', 'true'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.user.portal', 'your-new-password'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.database.fullAccessUsers', 'portal'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.database.defaultConnectionMode', 'noAccess'); |
Java DB を再起動します。
Java DB コマンド行または他の同等のツールを使用して、新規パスワードで wikidb_portal-ID データベースに接続し、パスワードが正しく設定されたことを確認します。
各ポータルインスタンスに対して、次の操作を行います。
Web コンテナの管理者ガイドを参照して、jdbc/WikiDB データソースのパスワードをステップ 2 で設定した新規パスワードに変更します。
PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/wiki/tokens.properties ファイルを開いて、プロパティー DB_ADMIN_PASSWORD および DB_PASSWORD のパスワード値をステップ 2 で Java DB CLI または他の同等のツールを使用して設定した新規パスワードに変更します。
PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/wiki/tokens.properties ファイルのアクセス権を変更して、所有者のみ読み取りおよび書き込み可能になるようにします (例: chmod 600 tokens.properties)。
Web コンテナを再起動します。
使用する環境内の各ポータルに対して、次の手順を繰り返してください。<portal-ID> 文字列を portal1 や portal2 などの実際のポータル ID で置き換えてください。
Java DB を再起動します。
java DB CLI または他の同等のツールを使用して、surveysdb_portal-ID データベースに接続し、デフォルトユーザー "portal" のパスワードを変更します。Squirrel-j を使用している場合は、SQL エディタで次のステップを実行する必要があります。
CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.authentication.provider', 'BUILTIN'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.connection.requireAuthentication', 'true'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.user.portal', 'your-new-password'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.database.fullAccessUsers', 'portal'); CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY ('derby.database.defaultConnectionMode', 'noAccess'); |
Java DB を再起動します。
Java DB コマンド行または他の同等のツールを使用して、新規パスワードで surveysdb_portal-ID データベースに接続し、パスワードが正しく設定されたことを確認します。
各ポータルインスタンスに対して、次の操作を行います。
Web コンテナの管理者ガイドを参照して、jdbc/SurveysDB データソースのパスワードをステップ 2 で設定した新規パスワードに変更します。
PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/surveys/tokens.properties ファイルを開いて、プロパティー DB_ADMIN_PASSWORD および DB_PASSWORD のパスワード値をステップ 2 で Java DB CLI または他の同等のツールを使用して設定した新規パスワードに変更します。
PortalServer-DataDir/portals/portal-ID>/portletapps/surveys/tokens.properties ファイルのアクセス権を変更して、所有者のみ読み取りおよび書き込み可能になるようにします (例: chmod 600 tokens.properties)。
Web コンテナを再起動します。
Sun Java System Portal Server 7.1 には再配布可能なファイルは含まれていません。
Sun Java System Portal Server で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法でカスタマーサポートにお問い合わせください。
次の Web サイトで Sun ソフトウェアサポートサービスをご利用ください。http://www.sun.com/service/sunone/software
このサイトには、ナレッジベース、オンラインサポートセンター、ProductTracker へのリンクと保守プログラムおよびサポートの連絡先電話番号へのリンクがあります。
保守契約先に電話連絡してください。
問題解決のために、サポートに連絡する際には次の情報をご用意ください。
問題が発生した状況および操作への影響などの、問題の具体的説明
マシン機種、OS バージョン、および製品のバージョン (問題に関係するパッチおよびその他のソフトウェアを含む)
問題を再現するための具体的な手順の説明
エラーログまたはコアダンプ
Sun Java System Portal Server, Mobile Access で問題が発生した場合は、サポートに問い合わせる前に、次の情報を用意してください。
問題が発生した状況および操作への影響などの、問題の具体的説明
マシン機種、OS バージョン、および製品のバージョン (問題に関係するパッチおよびその他のソフトウェアを含む)
問題を再現するための具体的な手順の説明
インストールされている修正プログラムの番号を含む、修正プログラムの種類
問題が、電話、エミュレータ、または Mobile Access サーバーで発生したかどうか
問題が、Sony Ericsson P800、Nokia 3650 など、特定の種類のデバイスに特有のものかどうか
問題が、該当する Mobile Access ソフトウェアをデフォルトでインストールした場合に発生したかどうか
問題が最初に発生したのはいつか
問題は、常に発生するか、またはランダムに発生するか
問題が発生する直前に変更したことがあるとすれば、どのような変更を行ったか
問題により影響を受けたユーザー数
Mobile Access ソフトウェアのインスタンス数、および Portal Server ソフトウェアと Access Manager ソフトウェアにリンクする方法
マシンの数、および Mobile Access ソフトウェアに関する設定方法
/var/opt/SUNWportal/logs、/var/opt/SUNWportal/portals/<portalid>/logs、および /var/opt/SUNWam/debug ディレクトリのログファイルに報告されているエラーメッセージまたは例外の内容
エミュレータの情報ウィンドウに報告されているエラーメッセージの内容
Mobile Access がインストールされている Web Server のポート番号
問題が、クライアントに関連していると考えられる場合は、次の情報を用意してください。
新しいクライアントタイプ
デフォルトのクライアントタイプから変更した設定と、変更した方法
/var/opt/SUNWam/debug/render.debug ファイルまたは /var/opt/SUNWam/debug/MAPFilterConfig ファイルに報告されているエラーまたは例外の内容
タグライブラリログファイル /var/opt/SUNWam/debug/mapJsp に報告されている例外の内容
弊社では、マニュアルの改善に努めており、お客様からのコメントおよびご忠告をお受けしております。Web ベースの書式を使用して、Sun にフィードバックしてください。
http://www.sun.com/hwdocs/feedback
マニュアルのタイトル全体と Part No. を適切なフィールドに入力してください。Part No. は、マニュアルのタイトルページか先頭に記述されている 7 桁または 9 桁の番号です。たとえば、このリリースノートのパート番号は、820-0900 です。
次のインターネットのサイトで、Sun Java System の情報を参照できます。
Sun Java System のドキュメント http://docs.sun.com/prod/java.sys
Sun Java System プロフェッショナルサービス http://www.sun.com/service/sunjavasystem/sjsservicessuite.html
Sun Java System ソフトウェア製品およびサービス http://www.sun.com/software
Sun Java System ソフトウェアサポートサービス http://www.sun.com/service/serviceplans/software/
Sun Java System サポートおよびナレッジベース http://www.sun.com/service/serviceplans/software/
サポートおよびトレーニングサービス http://www.sun.com/training/
Sun Java System コンサルティングおよびプロフェッショナルサービス http://www.sun.com/service/sunjavasystem/sjsservicessuite.html
Sun Java System 開発者用の情報 http://developers.sun.com/
Sun 開発者サポートサービス: http://developers.sun.com/prodtech/support/
Sun Java System ソフトウェアトレーニング http://www.sun.com/training
Sun ソフトウェアデータシート http://www.sun.com/software