Sun Java System Portal Server 7.1 リリースノート (UNIX 版)

既知の問題点と制限事項

Portal Server ソフトウェアの既知の問題と制限は次のとおりです。


プロキシレットを起動すると、一部の文字列が途中で切れている。(#6447909)

説明:

プロキシレットを起動すると、一部の文字列が途中で切れています。


ロールおよびユーザーファイルを指定せずにポートレットを配備すると、配備ポータルの「情報を確認します」画面の文字が化けて表示される。(#6508230)

説明:

「ポートレットを配備」ウィザードのステップ 3 で、ロールファイルまたはユーザーファイルが定義されていないと、メッセージ「ロールファイルが定義されていません」または「ユーザーファイルが定義されていません」が正しく表示されません。画面には文字化けしたメッセージが表示されます。


taskadmin セットアップで、管理者ロールデスクトップサービス属性を設定する必要がある。(#6519875)

対処方法:

次の操作を行います。

  1. taskadmin セットアップを実行する前に、管理者ロール DN の Portal Desktop サービス属性値 content.admin.role.dn および user.admin.role.dntaskadmin.properties ファイルに存在することを確認します。

  2. 組織の Portal Desktop サービス属性値と一致するようにします。

    たとえば、EnterpriseSample 組織の Portal Desktop サービス属性値が次のようであるとします。Parent Container: ASCTabContainer EditContainer: JSPEditContainer、および Default Type: enterprise_sample 。このとき管理者ロール DN はともに "cn=Organization Admin Role, o=EnterpriseSample, dc=siroe, dc=com" に設定されます。

  3. 必ず管理者ロール DN "cn=Organization Admin Role, o=EnterpriseSample, dc=siroe, dc=com" の Portal Desktop サービス属性値が、組織の設定値と一致するようにします。そうでない場合、管理者ロールに属するユーザーが Portal Desktop に認証するときに、ユーザーに間違った Portal Desktop が提示される可能性があります。


Java DB パッチを適用する必要がある。(#6521400)

説明:

Java DB 配布のバグが原因で、接続待機中にポータルがハングアップします。このバグの詳細については、https://issues.apache.org/jira/browse/DERBY-1856 および http://issues.apache.org/jira/browse/DERBY-2084 で説明されています。

対処方法:

SunSolve から次の Java DB パッチをダウンロードして適用してください。

  • Solaris SPARC の場合 – 125245-01

  • Solaris x86 の場合 – 125246-01

  • Linux の場合 – 125270-01


ゲートウェイを経由して UWC カレンダが表示されない。(#6218353)

説明:

「カレンダを起動」リンクをクリックすると、次のエラーメッセージが表示されます。「Unable to load the requested page. Cookies are blocked.」


Portal Server and Access Manager が 2 つの異なるノードにインストールされている場合、SunOne アドレス帳が機能しない。(# 653732)

対処方法:

Web コンテナを再起動します。


Web Server 7.0 上では psadmin delete コマンドの実行に時間がかかる。(#6506037)

説明:

Web Server 7.0 上で、psadmin delete-instance コマンドは wadm remove-webapp の実行のたびに wadm deploy-config コマンドを実行します。そのために時間がかかります。


Portal Server が Application Server クラスタ上にインストールされている場合、1 つの Portal Server インスタンスだけを削除することができない。(#6506689)

説明:

すべての Portal Server インスタンスを削除する必要があります。psconfig --unconfig コマンドを使用して Portal Server を設定解除するか、psadmin delete-portal コマンドを使用して Portal Server を削除してください。


IPC は WSRP とともに使用できない。(# 6509086)

説明:

ポートレット間通信 (IPC) は WSRP とともに使用できません。ポートレット間通信に参加するポートレットを WSRP を介してパブリッシュすることは可能です。しかし、IPC 機能は動作しません。


UserRoleAdmin-AdminTab が OrganisationAdmin ロールを持つユーザーには表示されない。(# 6511559)

対処方法:

Portal Server または Access Manager SDK マシン上の /etc/opt/SUNWam/config/AMConfig.properties ファイルを編集して、com.iplanet.am.session.client.polling.enable プロパティーを False に設定してください。その後、Portal Server Web コンテナを再起動します。


「ポートレットを配備」ウィザードで、メッセージがローカライズされていない。(# 6508946)

説明:

「ポートレットを配備」ウィザードのステップ 3 で、ロールファイルまたはユーザーファイルが定義されていないと、メッセージ「ロールファイルが定義されていません」または「ユーザーファイルが定義されていません」が表示されます。これらのメッセージは正しくローカライズされていません。ページには文字化けしたメッセージが表示されます。


Portal Server が複数の JRE バージョンに対応できない。(# 6510536)

説明:

クライアントマシン上に複数の JRE があると、Netscape および Mozilla ブラウザでの Java Web Start の起動に問題が生じる場合があります。

対処方法:

クライアントマシン上に JRE を 1 つだけ残して、その他をアンインストールしてください。


SSL2 のセキュリティー状態が弱いため、SSL2 を無効化し、そのまま無効にしておく方がよい。(#6507762)

対処方法:

次の手順を実行して、SSL2 を無効にします。

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします。

  2. 「SRA」>「プロファイル」>「セキュリティー」の順にクリックします。

  3. 「TLS および SSL」の下の「SSL バージョン 2.0 を有効」オプションを解除します。

  4. 「保存」をクリックします。


Internet Explorer を使用して、WSRP 内でポートレットの配備または新規プロデューサの作成を行おうとすると、ログアウトされる。(#6491413)

対処方法:

Portal Server 管理コンソールには、Internet Explorer 以外のブラウザを使用してください。


Portal Server が Access Manager 用に別の Web コンテナをサポートしない。(#6470425)

説明:

Portal Server と Access Manager には同じ Web コンテナを使用してください。


Portal Server が Web Server 7.0 にインストールされている場合、strutssample.war を処理できない。(#6505547)

説明:

Portal Server が Web Server 7.0 にインストールされていて、strutssample.war が配備されている場合、Web Server 設定を変更する psadmin コマンドは機能しません。たとえば、psadmin deploy-portlet コマンドがその一例です。


共有イベントと共有タスクがイベントとタスクを作成できない。(#6486930)

対処方法:

共有イベントと共有タスクのインストールおよび設定時に、tokens.properties ファイル内の IS_HOSTED_DOMAIN_ENV= プロパティーを true に設定してください。

tokens.properties ファイルは /var/opt/SUNWportal/portals/portal1/portletapps/sharedevents/tokens.properties ディレクトリにあります。


同じポータル内のすべてのインスタンスのファイルシステム構造は類似していなければならない。(#6348452)

説明:

同じポータル内のすべてのインスタンスのファイルシステム構造は類似していなければなりません。


エンタープライズサンプルポータルがローカライズされていない。(#6337500)

説明:

エンタープライズサンプルはローカライズされていません。


ゲートウェイプロファイル内でプロキシレットを有効にすると、内部ポートが公開される。(#6326785)

説明:

ゲートウェイが非デフォルトポート上で実行されている場合、ブラウザの URL にポート値が表示されます。プロキシレットを無効にして、443 番以外の非デフォルト SSL ポートでゲートウェイが実行されるようにしたとしても、そのようになります。プロキシレットを有効にした場合、追加のソケットリスナーがゲートウェイに導入されます。ソケットリスナーはデフォルトポート上で動作し、ゲートウェイは非デフォルトポート上で待機するようになります。そのため、非デフォルトポートが URL に表示されます。


Mozilla ブラウザで自動プロキシ設定が有効になっていると Portal Server コンソールがハングアップする。(#6493377)

説明:

プロキシレットチャネルで、プロキシレットユーザーがダウンロードするアプリケーションを JWS モードで選択すると、コンソールは正しく表示されます。しかし、ダウンロードは 30% で停止して、コンソールが応答しなくなります。


ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合は、複数 war のポートレット間通信が機能しない。(#6271542 )

説明:

現在、イベント処理の範囲は同じタブ内のポートレットに限られています。したがって、最小化されたチャネルや閉じられたチャネルのポートレットは、ポートレット間通信に参加しているポートレットのリストに表示されません。ポートレットチャネルが最小化されている場合や閉じられている場合、このようなチャネルにはイベントが送信されないので、ポートレット間通信は機能しません。


プロキシレットが Java Runtime Environment で正常に機能しない。(#6409604)

説明:

プロキシレットは Java Runtime Environment 1.4.2_03、1.5.0_04、1.5.0_08、および 1.5.0_09 バージョンでは正常に機能しません。プロキシレットの機能は 1.4.2 より前のバージョンの Java Runtime Environment ではサポートされていません。Java Runtime Environment 1.5.0_06 の使用をお勧めします。それ以外のバージョンの Java Runtime Environment を使用している場合は、アンインストールしてください。


アドレス帳で、特殊文字を含む連絡先の追加または変更ができない。(#6490665)

説明:

Mobile Access のアドレス帳コンポーネントを使用している場合、ユーザーは < >& '、および " などの特殊文字を含む連絡先を追加または変更できません。アドレス帳を Communications Express (UWC) で設定した場合に、このようになります。

対処方法:

特殊文字を含む連絡先の管理には、モバイルデバイスではなく Communications Express (UWC) HTML クライアントを使用してください。


Google API が完全にはサポートされていない (#6335501)

説明:

現在、特に中国語、日本語、および韓国語では、Google API の 2 バイト文字検索は完全にはサポートされていません。


Access Manager をレルムモードでインストールした状態で、Portal Server のインストールを可能にするべきである (#6381856、6499572)

説明:

AccessManager がレルムモードでインストールされている場合でも、Portal Server のインストールは可能です。

対処方法:

Access Manager を Java ES インストーラからレルムモードでインストールする場合は、Portal Server が旧バージョンモードでのみインストール可能であると通知するポップアップメッセージを無視できます。Access Manager がレルムモードでインストールされた状態で、Portal Server が正常にインストールされます。

Portal Server をレルムモードで使用する場合の考慮事項は次のとおりです。

  • レガシーモードで実行する Portal Server 7.0 からレルムモードで実行する Portal Server 7.1 への移行はサポートされていません。

  • Portal Server が Access Manager によってレルムモードで設定された場合、設定後に共通エージェントコンテナの再起動が必要になります。再起動をしないと、Portal Server 管理コンソールで「SSO アダプタ」タブを開いたときに、メタアダプタは表示されません。「SSO アダプタ」にメタアダプタがない場合、Portal Server デスクトップ上で使用可能な UWC と通信チャネルは機能しません。Exchange や iNotes などのアプリケーションは機能しません。

  • Directory Server と Access Manager SDK プラグインがインストールおよび設定されている場合にのみ、Portal Server はレルムモードをサポートします。

  • レルムモードの管理コンソールは http://host.port/amserver/console からアクセスできます。レガシーモードの管理コンソールは使用できないため、レルムモードの管理コンソールの使用について、Access Manager のマニュアルを参照してください。


プロキシレットをコンソールウィンドウとして表示するためには、Netscape 8.0.4 のブラウザ設定を変更する必要がある。(#6483268 )

対処方法:

プロキシレットが Netscape 8.0.4 でコンソールウィンドウとして表示されるようにするには、次の操作を行います。

  1. 「Tools」—>「Options」—>「Site Controls」—>「Site List」—>「Master Settings」の順にクリックします。

  2. Open unrequested pop-ups in new tab」および「Allow unrequested pop-up windows」チェックボックスを解除します。

  3. 「Tools」>「Options」>「Tab Browsing」の順にクリックします。

  4. Open links from other applications in New window」チェックボックスを選択します。「Open a new tab instead of a new window」および「Open non-requested pop-ups in a new tab」チェックボックスを解除します。

  5. ブラウザを再起動します。


「NetFile」オプションを使用すると、どのファイルも開けません。ファイルを開こうとすると、「別名保存」ダイアログボックスが表示されます。(#6465918)

説明:

理想的なのは、ファイルタイプが既知であるファイルが開かれることです。ファイルタイプが不明であるファイルには、「別名保存」ダイアログが表示されてユーザーがファイルを保存できるべきです。Firefox 1.0.7 では、ユーザー側でファイル拡張子に対してアクションを指定することができません。そのため、ユーザーが NetFile からファイルを開こうとすると、「別名保存」ダイアログボックスが表示されます。Firefox 1.5 以上のバージョンでは、ユーザーが既知のファイルを開けます。


Netmail 機能が Java Enterprise System 5 から削除されている。(#6448968)

説明:

Netmail 機能は Java Enterprise System 5 から削除されています。


複数のポータルがインストールされている環境で、ポータルが Access Manager に配備されていない場合、ポータルリンクは不正なポータルにリダイレクトされる。この問題は Internet Explorer 6 Service Pack 1 でのみ起きる。(#6325586 )

対処方法:

Windows XP で Internet Explorer 6 Service Pack 2 を使用するか、または Mozilla Firefox を使用してください。


サイト設定の変更後に、psconsole が不正な動作をする。(#6446355)

対処方法:

サイト設定を変更した後には、共通エージェントコンテナと Access Manager を再起動してください。


ESP ポータルコミュニティーポートレットにコンテンツが表示されない。(#6506357)

対処方法:

ESP ポータルコミュニティーポータルを更新してください。


Portal Server のインストールおよび設定後に、Java DB を手動で再起動する必要がある。(#6505149)

対処方法:

インストーラは 00community.sql を実行して Java DB ユーザーを作成し、データベース上のセキュリティーを設定します。設定したプロパティーを有効にするために、Java DB を再起動してください。


複数ポータルおよび複数インスタンスの作成時には、ポータル管理ログレベルを FINEST に設定する必要がある。(#6446151)

対処方法:

create-portalcreate-instance create-search などの psadmin コマンドを実行する前に、ログレベルを FINEST に設定して、設定時に詳細なログが得られるようにします。次のコマンドを使用してログレベルを FINEST に設定できます。

psadmin set-logger -u uid -f password-filename -m component-type -L FINEST

psadmin コマンドの実行が完了した後、次のコマンドを使用してログレベルを SEVERE に切り替えます。

psadmin set-logger -u uid -f password-filename -m component-type -L SEVERE


Netscape 8.0 ブラウザの JNLP モードでは、pac ファイルが作成されない。(#6319863)

説明:

Netscape 8.0 ブラウザの JNLP モードでは、pac ファイルが作成されません。


一部の Secure Remote Access 属性が psconsole に存在していない。(#6301784)

説明:

次の Secure Remote Access 属性はコマンド行インタフェース からのみ変更できます。

  • sunPortalGatewayDefaultDomainAndSubdomains

  • sunPortalGatewayLoggingEnabled

  • sunPortalGatewayEProxyPerSessionLogging

  • sunPortalGatewayEProxyDetailedPerSessionLogging

  • sunPortalGatewayNetletLoggingEnabled

  • sunPortalGatewayEnableMIMEGuessing

  • sunPortalGatewayParserToURIMap

  • sunPortalGatewayEnableObfuscation

  • sunPortalGatewayObfuscationSecretKey

  • sunPortalGatewayNotToObscureURIList

  • sunPortalGatewayUseConsistentProtocolForGateway

  • sunPortalGatewayEnableCookieManager

  • sunPortalGatewayMarkCookiesSecure

Portal Server の Java DB データベースでのデータ保護

リレーショナルデータベースを使用する次の 2 つのポータルコンポーネントがあります。コミュニティーメンバーシップと、Wiki、アンケート、ファイル共有などの設定アプリケーションおよびポートレットアプリケーションです。デフォルトでは、Portal Server は Java DB を使用します。インストール後に、Portal Server の設定を Oracle に切り替えることができます。その場合、Java DB データベースをシャットダウンする必要があります。

コミュニティー機能とポートレットアプリケーションを配備済みのポータルで使用しない場合は、Java DB も停止します。

リレーショナルデータベースを使用したポータルコンポーネントごとに、個別のデータベースインスタンスがデフォルトのユーザー ID とパスワードで設定されます。デフォルトのユーザー ID は "portal" で、デフォルトのパスワードは "portal" です。インストール後に、デフォルトのパスワードと、プロパティーファイルが保持するアクセス権限を変更することをお勧めします。

Procedureコミュニティーメンバーシップと設定データベースをセキュリティー保護する

使用する環境内の各ポータルに対して、次の手順を繰り返してください。<portal-ID> 文字列を portal1 や portal2 などの実際のポータル ID で置き換えてください。

  1. Java DB を再起動します。

  2. Derby CLI または他の同等のツールを使用して、communitymc_portal-ID データベースに接続し、デフォルトユーザー portal のパスワードを変更します。SQuirrel-j などの GUI を使用している場合は、PS の Java DB データベースへの接続後に、SQL エディタを使用して次のコマンドを実行します。CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY('derby.user.portal', 'your-new-password');

  3. Java DB を再起動します。

  4. Java DB コマンド行または他の同等のツールを使用して、新規パスワードで communitymc_portalID データベースに接続し、パスワードが正しく設定されたことを確認します。

  5. 各ポータルインスタンスに対して、次の操作を行います。

    1. Web コンテナの管理者ガイドを参照して、jdbc/communitymc データソースのパスワードをステップ 2 で設定した新規パスワードに変更します。

    2. PortalServer-data-dir/portals/portal-ID/config/portal.dbadmin ファイルを開いて、プロパティー community.db.password のパスワードをステップ 2 で Java DB CLI または他の同等のツールを使用して設定した新規パスワードに変更します。

    3. PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/config/portal.dbadmin ファイルのアクセス権を変更して、所有者のみ読み取りおよび書き込み可能になるようにします (例: chmod 600 portal.dbadmin)。

    4. Web コンテナを再起動します。

Procedureファイル共有ポートレットアプリケーションのデータをセキュリティー保護する

使用する環境内の各ポータルに対して、次の手順を繰り返してください。<portal-ID> 文字列を portal1 や portal2 などの実際のポータル ID で置き換えてください。

  1. Java DB を再起動します。

  2. java DB CLI または他の同等のツールを使用して、filesharingdb_portal-ID データベースに接続し、デフォルトユーザー "portal" のパスワードを変更します。Squirrel-j を使用している場合は、SQL エディタで次のステップを実行する必要があります。


    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.authentication.provider', 'BUILTIN');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.connection.requireAuthentication', 'true');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.user.portal', 'your-new-password');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.database.fullAccessUsers', 'portal');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.database.defaultConnectionMode', 'noAccess');
  3. Java DB を再起動します。

  4. Java DB コマンド行または他の同等のツールを使用して、新規パスワードで filesharingdb_portal-ID データベースに接続し、パスワードが正しく設定されたことを確認します。

  5. 各ポータルインスタンスに対して、次の操作を行います。

    1. Web コンテナの管理者ガイドを参照して、jdbc/FileSharingDB データソースのパスワードをステップ 2 で設定した新規パスワードに変更します。

    2. PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/filesharing/tokens.properties ファイルを開いて、プロパティー DB_ADMIN_PASSWORD および DB_PASSWORD のパスワード値をステップ 2 で Java DB CLI または他の同等のツールを使用して設定した新規パスワードに変更します。

    3. PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/filesharing/tokens.properties ファイルのアクセス権を変更して、所有者のみ読み取りおよび書き込み可能になるようにします (例: chmod 600 tokens.properties)。

    4. Web コンテナを再起動します。

ProcedureWiki ポートレットアプリケーションのデータをセキュリティー保護する

使用する環境内の各ポータルに対して、次の手順を繰り返してください。<portal-ID> 文字列を portal1 や portal2 などの実際のポータル ID で置き換えてください。

  1. Java DB を再起動します。

  2. java DB CLI または他の同等のツールを使用して、wikidb_portal-ID データベースに接続し、デフォルトユーザー "portal" のパスワードを変更します。Squirrel-j を使用している場合は、SQL エディタで次のステップを実行する必要があります。


    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.authentication.provider', 'BUILTIN');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.connection.requireAuthentication', 'true');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.user.portal', 'your-new-password');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.database.fullAccessUsers', 'portal');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.database.defaultConnectionMode', 'noAccess');
  3. Java DB を再起動します。

  4. Java DB コマンド行または他の同等のツールを使用して、新規パスワードで wikidb_portal-ID データベースに接続し、パスワードが正しく設定されたことを確認します。

  5. 各ポータルインスタンスに対して、次の操作を行います。

    1. Web コンテナの管理者ガイドを参照して、jdbc/WikiDB データソースのパスワードをステップ 2 で設定した新規パスワードに変更します。

    2. PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/wiki/tokens.properties ファイルを開いて、プロパティー DB_ADMIN_PASSWORD および DB_PASSWORD のパスワード値をステップ 2 で Java DB CLI または他の同等のツールを使用して設定した新規パスワードに変更します。

    3. PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/wiki/tokens.properties ファイルのアクセス権を変更して、所有者のみ読み取りおよび書き込み可能になるようにします (例: chmod 600 tokens.properties)。

  6. Web コンテナを再起動します。

Procedureアンケートポートレットアプリケーションのデータをセキュリティー保護する

使用する環境内の各ポータルに対して、次の手順を繰り返してください。<portal-ID> 文字列を portal1 や portal2 などの実際のポータル ID で置き換えてください。

  1. Java DB を再起動します。

  2. java DB CLI または他の同等のツールを使用して、surveysdb_portal-ID データベースに接続し、デフォルトユーザー "portal" のパスワードを変更します。Squirrel-j を使用している場合は、SQL エディタで次のステップを実行する必要があります。


    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.authentication.provider', 'BUILTIN');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.connection.requireAuthentication', 'true');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.user.portal', 'your-new-password');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.database.fullAccessUsers', 'portal');
    CALL SYSCS_UTIL.SYSCS_SET_DATABASE_PROPERTY
    	('derby.database.defaultConnectionMode', 'noAccess');
  3. Java DB を再起動します。

  4. Java DB コマンド行または他の同等のツールを使用して、新規パスワードで surveysdb_portal-ID データベースに接続し、パスワードが正しく設定されたことを確認します。

  5. 各ポータルインスタンスに対して、次の操作を行います。

    1. Web コンテナの管理者ガイドを参照して、jdbc/SurveysDB データソースのパスワードをステップ 2 で設定した新規パスワードに変更します。

    2. PortalServer-DataDir/portals/portal-ID/portletapps/surveys/tokens.properties ファイルを開いて、プロパティー DB_ADMIN_PASSWORD および DB_PASSWORD のパスワード値をステップ 2 で Java DB CLI または他の同等のツールを使用して設定した新規パスワードに変更します。

    3. PortalServer-DataDir/portals/portal-ID>/portletapps/surveys/tokens.properties ファイルのアクセス権を変更して、所有者のみ読み取りおよび書き込み可能になるようにします (例: chmod 600 tokens.properties)。

    4. Web コンテナを再起動します。