匿名モジュールが有効な場合、匿名ユーザーはパスワードを提供しなくても Access Manager にログインできます。デフォルトの匿名ユーザーは anonymous ですが、Access Manager 管理コンソールで次のレルム属性を設定することにより、名前の変更や、匿名ユーザーのリストの定義を行うことができます。
「有効な匿名ユーザー」では、匿名アクセスを許可するユーザー ID のリストを指定します。
「デフォルトの匿名ユーザー名」では、デフォルト値 (anonymous) 以外のユーザー名を指定できます。この名前は「有効な匿名ユーザー」リストが空の場合に使用されます。
「ユーザー ID の大文字と小文字を区別する」では、匿名ユーザー ID の大文字と小文字を区別する必要があることを指定します。デフォルトでは、ユーザー ID の大文字と小文字は区別されません。
「認証レベル」では、匿名ユーザーのアクセスの種類を、読み取りと検索のみなど、特定のものに制限します。デフォルト値は 0 です。
これらの属性はレルムに適用されるため、レルムごとに異なる匿名アクセス属性を設定できます。
匿名モジュールの有効化と匿名ユーザーの作成については、Access Manager コンソールのオンラインヘルプを参照してください。