認証されたポータルを使用する場合は、自動サイジングツールのページ設定セクションにある「Login Type」と「Desktop Type」の両方を指定する必要があります。
Login Type。エンドユーザーがユーザー名とパスワードを入力したときに、エンドユーザーに最初に表示されるポータルページ (コンテンツ設定と配信方法) のタイプを記述します。このプロセスでは、資格の確認、セッションの初期化、および初期コンテンツの配信などが行われるので、システムにかかる負担が大きくなるのが一般的です。
ログインタイプに関連する測定された CPU パフォーマンスの特性は、Initial Desktop Display 変数です。
Desktop Type。最初のポータルページのあとにエンドユーザーに表示されるポータルページ (コンテンツ設定と配信方法) のタイプを記述します。これらのページは、そのあとに続くポータルとの対話型操作のたびに、またはデスクトップを更新したときに表示されます。セッションがすでに確立され、キャッシュされたコンテンツを利用できるので、通常必要とするシステムリソースが少なくて済み、ページがより短時間で配信されます。
デスクトップタイプに関連する測定された CPU パフォーマンスの特性は、Desktop Reload 変数です。
ログインタイプとデスクトップタイプの両方の場合に、次の適切なコンテンツ設定を選択します。
Light-JSP。それぞれ 5 個のチャネルを持つ、2 つのタブの設定を記述します。
Regular-JSP。それぞれ 7 個のチャネルを持つ、2 つのタブの設定を記述します。
Heavy-JSP。それぞれ 17 個のチャネルを持つ、3 つのタブの設定を記述します。
ここまでで、上述の数値を技術担当者に伝え、サイジングツールを実行して CPU の見積もり数を算出するように依頼できます。