Sun Java System Portal Server 7.1 配備計画ガイド

構築モジュールソリューションの推奨事項

ここでは、構築モジュールソリューションを配備するためのガイドラインを説明します。

構築モジュールの構築方法によってはパフォーマンスに影響します。

構築モジュールを適切に配備するためには、次に示す推奨事項を考慮してください。

Directory Server

構築モジュールを配備するための Directory Server の要件を確認します。Directory Server の配備の特定の情報は、『Directory Server 配備計画ガイド』を参照してください。

Portal Server の配備を計画する際には、次に示す Directory Server のガイドラインを考慮してください。

LDAP

構築モジュールのスケーラビリティーは、プロファイルの更新によって生じる LDAP の書き込みの数と LDAP データベースの最大サイズによります。


注 –

/tmp ディレクトリに _db ファイルがある場合に LDAP サーバーがクラッシュすると、サーバーが再起動するときにこのファイルは失われます。これはパフォーマンスを向上させますが、可用性にも影響します。


特定のサイトの分析結果が、LDAP の書き込み操作が実際に制約となっていることを示す場合は、この問題の解決策として、受信要求をポータルの適切なインスタンスに転送するディレクトリの特定の分岐とその前にある層のみをレプリケートする構築モジュールを作成することができます。

検索サービス

検索エンジンを構築モジュールソリューションの一環として配備するときには、次の点を考慮してください。