速度とスケーラビリティーの向上を目的としてポータルチャネルを実装するために選択できるいくつかの方法を次に示します。
ポータルサーバーではなく、バックエンドシステムおよびアプリケーションサーバーに処理機能を置きます。ポータルサーバーは、ユーザーからの要求の取得を最適化する必要があります。できるかぎり多くのビジネスロジック処理をバックエンドシステムに任せます。可能なかぎり、カスタマイズしたコンテンツを処理するためではなく、ユーザーに配信するためにポータルを使用します。
バックエンドシステムが高度にスケーラブルでパフォーマンスがよい状態になるようにします。ポータルデスクトップは、(チャネルで表示する) 情報の入手先のサーバーと同程度の速度で応答します
プロバイダを設計する際には、データの格納場所、ポータルがデータを入手する方法、プロバイダがデータを入手する方法、およびデータのタイプを理解します。たとえば、データが個々のユーザーに関係する動的なデータであるか、あるいはカスタマイズされたまたはパーソナライズされたデータを取得するのにコードが必要かどうかなどです。また、データが静的であり、小さなグループのユーザーによって共有されるかなどです。次に、データの存在場所 (たとえば、XML ファイル、データベース、フラットファイルなど) とデータの更新の頻度を理解する必要があります。最後に、プロバイダがパーソナライズされたチャネルをユーザーに配信できるように、データの処理にどのようにビジネスロジックが適用されるかを理解する必要があります。