Sun Java System Portal Server 7.1 配備計画ガイド

Procedureすべてのポータルサーバーインスタンスを共通の Derby ネットワークサーバーインスタンスにポイントさせる

Derby ネットワークサーバーインスタンスの Portal クライアントは、Web コンテナに設定された JDBC データソースを通じ、Derby ネットワークサーバーインスタンスにアクセスします。デフォルト以外の Derby ネットワークサーバーインスタンスを使用するよう Portal インスタンスを設定すると、別のホストにポイントするようこれらのデータソースを再設定する必要があります。その方法は、Web コンテナの種類によって異なります。たとえば、Sun Java Webserver 7.0 などを使用します。

共通の Derby ネットワークサーバーインスタンスを使用する 各 Portal Server インスタンスに対し、次の手順を実行します。

  1. Sun Java System Web Server にアクセスします。

    http://sesta.iplanet.com:8800 などです。

  2. 「共通操作」タブで、「構成タスク」から「Java 設定を編集」をクリックします。

  3. 「リソース」タブをクリックします。

    Web コンテナの JDBC リソースのリストが表示されます。

  4. 次のそれぞれのリソースに対し、次の手順を実行します。

    • jdbc/communitymc

    • jdbc/FileSharingDB

    • jdbc/SurveyDB

    • jdbc/WikiDB

    1. リソースをクリックします。

      新規ウィンドウが開きます。

    2. ウィンドウ上部の「プロパティー」リンクをクリックし、リソースのプロパティーにスクロールします。

    3. serverName プロパティーを、共通の Derby インスタンスのホスト名に変更します。各 Derby サーバーインスタンスの serverName プロパティーを変更します。

    4. 「Ok」をクリックします。

  5. 次の手順を実行し、設定を配備します。

    1. 「設定」タブを選択します。

    2. 「設定」チェックボックスを選択し、設定を特定します。

    3. 設定の操作リストから「構成を配備」を選択します。

  6. Web コンテナを再起動します。