Sun Java System Portal Server 7.1 配備計画ガイド

論理アーキテクチャーの分析

高レベルの論理アーキテクチャーは、低レベルの論理アーキテクチャーの基になります。高レベルの論理アーキテクチャーは、事前に確定した業務および技術上の要件を満たす必要があります。論理アーキテクチャーは、システム全体を構成するさまざまなアプリケーションに従って、またユーザーがシステムと対話する方法に従って分解されます。一般に、論理アーキテクチャーには、Portal Server Secure Remote Access、高可用性、セキュリティー (Access Manager を含む)、および Directory Server アーキテクチャーコンポーネントが含まれます。

高レベルおよび低レベルのアーキテクチャーでは、ポータルの制御を超える要素、つまりネットワーク、ハードウェアの障害、不適切なチャネルの設計なども考慮する必要があります。

低レベルの設計では、物理アーキテクチャー、ネットワークインフラストラクチャー、ポータルデスクトップのチャネルおよびコンテナの設計、実際のハードウェアおよびソフトウェアのコンポーネントなどのアイテムを指定します。

高レベルの論理アーキテクチャー

高レベルの論理アーキテクチャーは、業務の要件と技術要件の両方をサポートします。高レベルの論理アーキテクチャーでは、次のような問いに答えます。

低レベルの論理アーキテクチャー

低レベルのアーキテクチャーでは、ポータルソリューションを構築するために使用するプロセスおよび標準の指定、また次のものを含む実際のハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントの指定に焦点を合わせます。