Service Registry 3.1 開発ガイド

組織へのサービスの追加

ほとんどの組織は、サービスを提供するために自らをレジストリに発行します。このため、JAXR には、サービスを組織に追加する機能が用意されています。通常は、最初に WSDL ファイルを発行してサービスを作成します (「WSDL ファイルの発行によるサービスの作成」を参照)。次に、サービスを組織に追加します。

Service オブジェクトには Organization オブジェクトと同じく、名前、説明、およびサービス登録時にレジストリによって生成される一意のキーがあります。Service オブジェクトは分類を持つこともできます。

サービスには通常、すべてのオブジェクトに共通する属性のほかに、サービスへのアクセス方法に関する情報を提供する「サービスバインディング」があります。通常、ServiceBinding オブジェクトには、説明およびアクセス URI があります。

次のコードは、以前に発行されたサービスを検索し、そのサービスを組織に追加する方法を示したものです。この例では、「WSDL ファイルの発行によるサービスの作成: 例」で発行されたサービスを使用します。

String serviceId = "urn:Foo:service:MyCoffeeService";
Service service = (Service) bqm.getRegistryObject(serviceId);
System.out.println("Service URN is " + serviceId);

Collection services = new ArrayList();
services.add(service);
org.addServices(services);