SOAP 添付に javax.activation.DataHandler を使用すると、パフォーマンスが向上します。
特定の MIME タイプから Java の型へのマッピング。
任意の MIME タイプが javax.activation.DataHandler にマップ可能であること。
結果として、Java の型マッピングを利用することによって、添付ファイル (.gif または XML ドキュメント) を SOAP 添付ファイルとして RPC スタイルの Web サービスに送信します。Web サービスの引数として (添付ファイルの MIME タイプにとって適切な) 必須の Java 型マッピングのいずれかを渡すとき、JAX-RPC ランタイムはこれらを SOAP 添付ファイルとして処理します。
たとえば、image/gif 添付ファイルを送信するには、java.awt.Image を使用するか、画像の DataHandler ラッパーを作成します。ラッパーを使用することの利点は次のとおりです。
コーディングの削減: 添付ファイルに含まれるデータのコンテンツタイプが DataHandler によって自動的に特定されるため、汎用的な添付コードを再利用して添付ファイルを処理できます。 この機能は、ドキュメント形式のサービスを使用しているときに特に役立ちます。実行の時点でコンテンツが判明しているため、attachment.setContent(stringContent, "image/gif") などの呼び出しを行う必要がありません。
パフォーマンスの向上: DataHandler ラッパーを使用すると、image/gif MIME タイプについてはスループットが約 2 倍に、text/xml タイプまたは image/* タイプの java.awt.Image についてはスループットが約 1.5 倍になることが非公式のテストによって示されています。