Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 パフォーマンスチューニングガイド

プリコンパイルされた JavaServer Pages を使用する

JSP ファイルのコンパイルはリソース集約型であり、実行に長い時間がかかります。アプリケーションをサーバーに配備する前に JSP ファイルをプリコンパイルしておけば、アプリケーションのパフォーマンスが改善されます。そのようにした場合、結果として得られるサーブレットクラスファイルのみが配備されます。

管理コンソールまたは deploytool を使えば、アプリケーションを配備するときに JSP ファイルのプリコンパイルを指定できます。また、管理コンソールで「スタンドアロンインスタンス」>「server (管理サーバー)」の下にある「詳細/アプリケーション設定」タブを使えば、配備済みのアプリケーションに対する JSP ファイルのプリコンパイルを指定することもできます。