Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 パフォーマンスチューニングガイド

プロセッサ

Application Server では、自動的に複数の CPU が利用されます。一般に、複数の CPU による効率はオペレーティングシステムと作業負荷によって異なりますが、通常は、プロセッサが多いほど動的コンテンツのパフォーマンスは向上します。

静的コンテンツには、CPU アクティビティーよりも、主に入出力 (I/O) アクティビティーが関係します。サーバーが適切に調整されている場合、主メモリーを増やせばコンテンツのキャッシュ量も増え、その結果、CPU アクティビティーに使用される時間に対して I/O アクティビティーに使用される時間の相対量が増えます。CPU 数を 2 倍にすると、サーブレットのパフォーマンスが 50 〜 80% 向上するということが、調査により判明しています。