.asadmintruststore ファイルがサーバー管理者のホームディレクトリに存在しないと、そのサーバー上にホストされている特定のアプリケーションをアップグレードしたときに重大なバグが発生する場合があります。
可能であれば、そのサーバーをインストールしたユーザーが asadmin start-domain domain1 コマンドを実行してください。
インストールユーザー以外が実行した場合、.asadmintruststore ファイルが、インストールユーザーのホームディレクトリから、実行ユーザーのホームディレクトリに移動またはコピーされます。
このファイルをインストールユーザーのホームディレクトリから実行中のユーザーのホームディレクトリに (コピーではなく) 移動した場合は、アップグレードまたはインストールしたユーザーのホームディレクトリ (Java ES では、通常 root) に .asadminstruststore ファイルが存在しなくなるため、バグ 6315957、6309079、6310428、および 6312869 で説明されているようなアプリケーションのアップグレードに関する問題が発生する可能性があることに注意してください。
ドメインの .asadminstrustore ファイルの削除時に、インスタンスが存在している場合があります。そのような場合は、新しい .asadminstrustore ファイルを作成できます。
asadmin start-domain コマンドを使用して、管理するドメインを起動します。
これはローカルの asadmin コマンドなので、ドメインの起動に ~/.asadmintruststore ファイルは必要ありません。
リモートの asadmin コマンドのいずれかを実行します。
リモート asadmin コマンドは、---user、---passwordfile (--password)、---host、および ---port オプションをコマンド行に指定する必要のあるコマンドで、ターゲットドメインが稼働していることも必要です。よく使用するリモート asadmin コマンドは、asadmin list です。
確認画面で「y」と入力して、新しいドメイン証明書を受け入れます。