Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 トラブルシューティングガイド

スレッドダンプの取得

ここでは、Application Server 8.2 のスレッドダンプを取得する方法について説明します。デフォルトでは、サーバーからコアファイルがダンプされ、server.xml ファイルにある -Xrs java-option フラグに従って再起動が行われます。

UNIX の場合

UNIX でサーバースレッドダンプを取得する方法は次のとおりです。

ProcedureUNIX でサーバースレッドダンプを取得する

  1. 影響を受けるサーバーインスタンスの server.xml ファイルに -Xrs java-option フラグが含まれていないことを確認します。含まれている場合は、-Xrs java-option フラグを削除します。

  2. オプションが変更されている場合は、サーバーインスタンスを再起動します。

  3. ps コマンドを使用して、アプリケーションサーバーが稼働している java プロセスまたは appservDAS プロセス、あるいはその両方を特定します。

  4. アプリケーションサーバーインスタンスで次のコマンドを実行します。


    kill -3 pid
    

    この kill コマンドで、スレッドダンプがサーバーインスタンスの server.log ファイルにリダイレクトされます。

Windows の場合

Windows でサーバースレッドダンプを取得する方法は次のとおりです。

ProcedureWindows でサーバースレッドダンプを取得する

  1. サーバーインスタンスの server.xml ファイルに -Xrs java-option フラグが含まれていないことを確認します。含まれている場合は、-Xrs java-option フラグを削除します。

  2. オプションが変更された場合は、Application Server を再起動します。

  3. 「Application Server」ウィンドウで ctrl-brk を入力します。スレッドダンプがインスタンスの server.log ファイルにリダイレクトされます。