Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 リリースノート (Windows 版)

J2EE のサポート

Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 は、J2EE 1.4 プラットフォームをサポートしています。J2EE 1.4 プラットフォームで利用できる拡張 API を、次の表に示します。

表 2–5 J2EE 1.4 プラットフォームで使用可能な API

API 

説明 

コンポーネント

Application および Application Client 

XML スキーマによる標準配備記述子の実装 

Enterprise JavaBeans (EJB) 2.1 

タイマーサービスと EJB Web サービスエンドポイント 

Java Servlet 2.4 

Web サービスエンドポイントのフィルタ 

JavaServer Pages (JSP) 2.0 アーキテクチャー 

式言語とタグライブラリ 

J2EE Connector Architecture 1.5 

着信リソースアダプタと Java Message Service (JMS) プラグイン可能性 

Web サービス

Java Web Services Developer Pack 1.5 

XML アプリケーション、Web サービス、および Web アプリケーションを構築、テスト、および配備するための統合ツールキット 

Java API for XML-based Remote Procedure Calls (JAX-RPC) 1.1 

WSDL と Java テクノロジのマッピングと、Web サービスクライアントおよびエンドポイントの開発のサポート 

WS-I Basic Profile 1.0 

WSDL と SOAP による相互運用の有効化要素 

SOAP with attachment API for Java (SAAJ) 1.2 

SOAP ベースのメッセージングのための API 。添付ファイル付きの SOAP メッセージの作成を可能にします。 

Java APIs for XML Registries (JAXR) 1.0 

Universal Description Discovery and Integration (UDDI および ebXML) などの XML レジストリにアクセスするための統一された標準 API 

その他

J2EE Deployment 1.1 

J2EE のコンポーネントおよびアプリケーションの配備を可能にする標準 API 

J2EE Management 1.0 

J2EE プラットフォームを管理するための情報モデルの定義 

Java Management Extensions (JMX) 1.2 

標準的な管理 API 

Java Authorization Contract for Containers (JACC) 1.0 

J2EE Application Server と認証ポリシープロバイダとの間でのセキュリティー規約の定義 

Java API for XML Processing (JAXP) 1.2 

XML ドキュメントの解析および変換を可能にする API。XML スキーマの処理もサポートします。 

JMS 1.1 

J2EE アプリケーションコンポーネントによるメッセージの作成、送信、受信、読み取りを可能にするメッセージング標準。キューおよびトピック用の統一された API もサポートします。 

JavaMail 1.3 

メールシステムをモデル化する抽象クラスの集合。API へのマイナーアップデートも含まれます。