Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 リリースノート (Windows 版)

バンドルされている Java DB データベースの使用

この節では、Application Server 8.2 にバンドルされている Java DB データベースの実装を使用する手順について説明します。

Java DB データベースの起動と停止

Sun Java System Application Server 8.2 には、Java DB ネットワークサーバーの起動と停止を行うための 2 つの新しい asadmin コマンドが導入されています。

Java DB ユーティリティースクリプト

Application Server 8.2 とともに出荷される Java DB の構成には、Java DB の使用に役立つ便利なスクリプトも含まれます。appserver_install_dir /derby/frameworks/NetworkServer/bin ディレクトリには、次の使用可能なスクリプトがあります。

ProcedureJava DB ユーティリティースクリプトを実行するために環境を設定するには

  1. appserver_install_dir/derby ディレクトリをポイントするように、DERBY_INSTALL 環境変数を設定します。

  2. CLASSPATH 環境変数の設定を解除します。

  3. (省略可能) 次のプロパティーも指定できます。

    • DERBY_SERVER_HOST をネットワークサーバーの待機先ホストとして設定します。

      0.0.0.0 に設定すると、すべてのリスナーを有効にできます。

    • DERBY_SERVER_PORT をネットワークサーバーの待機先ポート番号として設定します。

参照

これらのユーティリティーの詳細については、Derby のツール および Admin に関するガイドを参照してください。