Sun Java System Web Server 7.0 リリースノート (Windows 版)

セッションレプリケーションのサポート

Web Server 7.0 は、クラスタベースのセッションレプリケーションおよびフェイルオーバーをサポートします。セッションフェイルオーバーの目的は、Web アプリケーションに高可用性を付与することです。Web アプリケーションの高可用性は、HTTP セッションを、1 つのインスタンスから同じサーバークラスタの別のサーバーインスタンスにレプリケートすることによって実現します。つまり、HTTP セッションごとにリモートインスタンス上にバックアップコピーが作成されることになります。サーバーに障害が発生してクラスタ内の 1 つのインスタンスが使用できなくなっても、クラスタでセッションを維持できます。