このリリースノートには、Sun JavaTM System Web Proxy Server 4.0.4 製品 (以後 Proxy Server 4.0.4) がリリースされた時点で利用できる重要な情報が含まれています。ここでは、プラットフォームの概要と既知の問題について説明します。この製品を使い始める前に、このドキュメントおよび関連ドキュメントをお読みください。
このリリースノートには、次の内容が含まれています。
この節では、Proxy Server 4.0.4 のコンポーネントのプラットフォーム要件とサポートされているブラウザについて説明します。
次の表は、Proxy Server 4.0.4 プラットフォームの要件についてまとめたものです。サポートされているオペレーティングシステムに Web Proxy Server を移動または移行するために必要な措置を講じてください。
表 1–1 Web Proxy Server 4.0.4 のプラットフォーム要件
オペレーティングシステム |
最小メモリ |
推奨メモリ |
推奨するディスク容量* |
---|---|---|---|
Windows 2000 Advanced Server SP4 |
256M バイト |
512M バイト以上 |
512M バイト以上 |
Windows XP SP2 |
256M バイト |
512M バイト以上 |
512M バイト以上 |
Microsoft Windows 2003 Enterprise Server SP1 (32 ビット) |
256M バイト |
512M バイト以上 |
512M バイト以上 |
Microsoft Windows 2003 Enterprise Server SP1 (64 ビット) |
256M バイト |
512M バイト以上 |
512M バイト以上 |
* キャッシュ容量の設定によって異なります。デフォルトのキャッシュ容量設定は 2G バイトです。
Web Proxy Server 4.0.4 でサポートされているブラウザは、次のとおりです。
Microsoft Internet Explorer 6.0
NetscapeTM Navigator バージョン 7.1 および6.2
Mozilla バージョン 1.5.1 および 1.7.2
ブラウザは Java に対応している必要があります。
Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 のマニュアルおよびリリースノートは、http://docs.sun.com から HTML 形式および印刷可能な PDF 形式で入手できます。オンラインヘルプについては、グラフィカルインタフェースの「ヘルプ」ボタンをクリックすると、コンテキストヘルプウィンドウが開きます。
このメディアの出版以降にリリースされたアクセシビリティー機能を入手するには、米国リハビリテーション法 508 条に関する製品評価資料を Sun に請求し、その内容を確認して、どのバージョンが、アクセシビリティーに対応したソリューションを配備するためにもっとも適しているかを特定してください。最新バージョンのアプリケーションは、次のサイトで入手できます。http://sun.com/software/javaenterprisesystem/get.html。
アクセシビリティーに対する Sun の取り組みについては、http://sun.com/access を参照してください。
次の表に、Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 で修正された問題を示します。
表 1–2 Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 で修正された問題
ID |
サマリー |
---|---|
6433807 |
Proxy Server および Admin Server の起動メッセージのバージョン番号の間違い |
6478106 |
Proxy Server では、スペースが含まれるディレクトリなど、Windows 上でのデフォルトの場所のインストールをサポートする必要がある |
6470294 |
cbuild.exe を実行してキャッシュセクションを減らそうとしても、Windows ではセクションが正常に削除されない |
「CLI を使用して Web Proxy Server インスタンスを停止するとエラーメッセージが生成される (6499720)」
「Web Proxy Server サービスがアップグレード後にアップグレードされたバージョン情報を表示しない (6499700)」
Java ESTM version 4 Web Proxy Server から Java ES 5 Web Proxy Server へのアップグレード後に、ユーザーが stopsvr.bat コマンドを使用して Web Proxy Server インスタンスを停止しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示される。
The Sun Java System Web Proxy Server 4.0.1 (proxy-server1) service is stopping.. A system error has occurred. System error 1067 has occurred. The process terminated unexpectedly. The Sun Java System Web Proxy Server 4.0.1 (proxy-server1) service was stopped successfully. |
対処方法:ありません。
Java ES 4 Web Proxy Server から Java ES 5 Web Proxy Server へアップグレードしたあと、「サービス」パネルの Web Proxy Server サービスのバージョン情報が更新されません。ただし、管理コンソールとバージョン画面にはアップグレード後のバージョンが表示されます。
対処方法:ありません。
Web Proxy Server 4.0.4 のインストール後、Web Proxy Server サービスは自動的に開始されません。
次に示す回避方法のいずれか 1 つを実行してください。
Web Proxy Server 4.0.4 のインストール後に、マシンを再起動してプロキシサービスを開始します。
次のステップを実行して、マシンを再起動せずに、Web Proxy Server サービスを再起動します。
「コントロールパネル」、「管理ツール」、「サービス」の順に選択し、サービスコントロールマネージャを開きます。
次のサービスのどれか 1 つを選択します。
Sun Java System Socks Server 4.0.4
Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4
Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 Administration Server
マウスボタン 3 を押して、ポップアップメニューから「プロパティー」を選択します。
「ログオン」プロパティータブをクリックします。
プロパティーの値を「LocalSystem」から現在ログオンしているユーザーに変更します。
現在のユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。
「適用」をクリックします。
[了解]をクリックします。
ステップ b 〜 d を繰り返して、すべての Web Proxy Sever サービスを開始します。
Sun Java System Web Proxy Server 4.0.4 の使用にあたって問題が発生した場合は、以下のいずれかの方法で Sun のカスタマサポートにお問い合わせください。
◆次の URL の Sun Software Support サービスオンライン http://www.sun.com/service/support/software
◆保守契約に対応した電話番号
次の情報をお知らせください。
◆問題の詳細な内容 ( 発生状況や業務への影響の度合など)
◆マシンのタイプ、OS のバージョン、および製品のバージョン (問題に関連している可能性のあるパッチやその他のソフトウェアを含む)
◆問題を再現するための詳細な手順
エラーログまたはコアダンプ
◆Sun では、マニュアルの改善に努めており、皆様のご意見、ご提案を歓迎いたします。◆ご意見は http://docs.sun.com/app/docs/form/comments からお寄せいただくことができます。