Solaris 9 には Directory Server 5.1 がバンドルされます。したがって、Java ES 5 Update 1 から Directory Server をインストールしたあとは、2 つのバージョンがシステム上に存在します。Solaris 9 に含まれるバージョン 5.1 と、Java ES に含まれるバージョン 6.2 です。
そのようなシステムで Directory Server を使用するときは、必ず、管理しようとする Directory Server のバージョンと関連付けられたコマンドセットを使用する必要があります。
Solaris 10 08/07、または Solaris パッチ 120037–19 (x86) または 120473–10 (sparc) またはそれ以降が適用された Solaris 10 システムを実行している場合、Directory Server Control Center に接続しようとすると、次の形式のエラーを受け取ることがあります。
Could not contact the DSCC agent on hostname. Use the command cacaoadm to check that DSCC agent is installed and running on port port-number. |
このエラーは、Directory Server Control Center が通信する cacao プロセスの所有者がルート以外のユーザーである場合に表示され、Directory Server Control Center が実行中であっても表示されます。
解決方法: パッチ 123896–14 (x86) または 123893–04 (sparc) またはそれ以降をインストールします。