Sun Java Enterprise System 5 Update 1 リリースノート

アンインストールに関する問題点

アンインストール全般の問題点

Windows で、「アンインストール完了」パネルの「アンインストールログの表示」ボタンでログファイルが表示されない (6505473)

インストールをリモートセッションで実行すると、インストーラのログが temp ディレクトリに保存されます。

インストールまたはアンインストール中にシステムのリブートが発生すると、temp は削除されます。そのため、「アンインストールログの表示」ボタンをクリックしてもログファイルが表示されません。

解決方法: なし。

Windows で、一部の Java ES パッチをアンインストールするために Sun Java(TM) Enterprise System 5.msi が必要 (6594140)

一部の Java ES 5 Update 1 パッチをアンインストールしようとすると、Sun Java(TM) Enterprise System 5.msi が元のインストール場所である C:\t\Windows 内にないことを示すエラーメッセージが表示されます。

解決方法: Java ES 5 をダウンロードし、エラーメッセージに示されたインストール場所に解凍します。Java ES パッチをアンインストールしたら、ダウンロードして解凍したファイルは削除できます。

Access Manager のアンインストールに関する問題点

アンインストール中にAccess Manager の監視モジュールが登録解除されない (63609716369681)

Access Manager をアンインストールするとき、その監視モジュール記述子が登録解除されません。この問題は、Access Manager がアップグレードしたあとでのみ発生します。

解決方法: cacaoadm を使用して、com.sun.cmm.am 記述子を登録解除します。

  1. com.sun.cmm.am 記述子の存在を確認します。


    # cacaoadm list-modules
    List of modules registered:
    com.sun.cacao.agent_logging 1.0
    ...
    com.sun.cmm.am 1.0
    ...
  2. 記述子を登録解除します。


    # cacaoadm unregister-module com.sun.cmm.am.xml
  3. cacao を再起動します。


    cacaoadm restart
  4. com.sun.cmm.am が登録解除されたことを確認します。


    # cacaoadm list-modules
    List of modules registered:
    com.sun.cacao.agent_logging 1.0
    ...

    (com.sun.cmm.am 1.0 が登録済みモジュールの一覧に存在しないことを確認してください。)