Sun Java System Directory Server (Directory Server) は LDAP ベースのディレクトリサーバーで、イントラネット、ネットワーク、およびエクストラネットの情報に対する、一元化されたディレクトリサービスを提供します。Directory Server は既存のシステムに統合され、従業員、顧客、仕入先、およびパートナ企業の情報を統合化に対応した集中的リポジトリとして機能します。Directory Server を拡張することで、ユーザーのプロファイルや設定情報、およびエクストラネットのユーザー認証を管理できます。
Directory Server には、次のサブコンポーネントが含まれます。
Directory Server 6.2 コアサーバー: アイデンティティーデータを保存し管理するための、スケーラブルで安全な、柔軟性の高い手段を提供します。
Directory Service Control Center: ブラウザベースの管理インタフェースを提供し、ディレクトリサービスおよびディレクトリプロキシサービスを設定します。
Directory Server コマンド行ユーティリティー: コマンド行から管理作業を行えるようになります。
Directory Proxy Server 6.2 コアサーバー: 仮想ディレクトリ機能を提供し、ディレクトリサービスの可用性およびスケーラビリティーを向上させることによって、セキュリティーを強化します。