Sun Java Enterprise System 5 Update 1 技術の概要

アクセスコンポーネント

アクセスコンポーネントは、システムサービスへのフロントエンドアクセスを可能にし、多くの場合、エンタープライズファイアウォールの外にあるインターネットからのアクセスを可能にします。ここでは、次の Java ES アクセスコンポーネントについて説明します。

Portal Server Secure Remote Access 7.1

Sun Java System Portal Server Secure Remote Access (Portal Server Secure Remote Access) は、Portal Server のコンテンツとサービスに対するブラウザベースのセキュリティー保護されたリモートアクセスを任意のリモートブラウザに対して提供することで、Portal Server を拡張します。これにより、クライアントソフトウェアを用意する必要がなくなります。Portal Server との統合により、ユーザーはセキュリティー保護されたアクセスで、アクセス権があるコンテンツやサービスにアクセスすることができます。

Portal Server Secure Remote Access には、次のサブコンポーネントが含まれます。

Web Proxy Server 4.0.5

Sun Java System Web Proxy Server (Web Proxy Server) は、Web コンテンツのキャッシュ機能、フィルタリング機能、および配信機能を提供します。Web Proxy Server は通常、企業のファイアウォールの内側ではリモートのコンテンツサーバーに対する要求数を低減するために使用され、ファイアウォールの外側では受信されたインターネット要求に対するセキュリティー保護されたゲートウェイを提供するために使用されます。

Java ES インストーラでは、Web Proxy Server はインストール可能な単一のコンポーネントとして提供されます。