Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

Web Server を Web コンテナとする Access Manager

この節では、Web Server が Access Manager のアイデンティティー管理およびポリシーサービスコアサブコンポーネントの Web コンテナである場合に、インストーラに指定する必要のある情報を示します。

表 3–5 Web Server を Access Manager の Web コンテナとして使用する場合

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

ホスト名 

IS_WS_HOST_NAME

ホストの完全修飾ドメイン名。 

たとえば、このホストが siroe.example.com の場合、値は siroe.example.com となります。

デフォルト値は、現在のホストの完全修飾ドメイン名です。 

管理者ユーザー ID

IS_WS_ADMIN_ID

Web Server 管理者のユーザー ID。 

デフォルト値は、共通サーバー設定で指定した「管理者ユーザー ID」の値です。 

注意: 単一の管理者アカウントを使用する場合、このフィールドは表示されません。 

管理者パスワード

IS_WS_ADMIN_PASSWORD

Web Server マスター管理者のパスワード。 

デフォルト値は、共通サーバー設定で指定した管理者パスワードです。 

注意: 単一の管理者アカウントを使用する場合、このフィールドは表示されません。 

注意: Java ES インストーラでは、管理パスワードに、空白文字および ; & ( ) ! | < > ' “ $ ^ \ # / , @ % 記号は使用できません。

ドキュメントルートディレクトリ

IS_WS_DOC_DIR

Web Server がコンテンツドキュメントを格納するディレクトリ。 

Solaris OS の場合: /var/opt/SUNWwbsvr7/https-hostname.domain /docs

Linux の場合: /var/opt/sun/webserver7/https-hostname.domain /docs

Web Server のポート 

IS_WS_INSTANCE_PORT

Web Server 管理インスタンスが HTTPS 接続を待機するポート。このポートが使用中の場合は、使用可能なポートを選択するよう求められます。 

デフォルト値は 80 です。 

Web Server インスタンスディレクトリ 

IS_WS_INSTANCE_DIR

Web Server のインスタンスがインストールされたディレクトリへのパス。パスの構文は次のとおりです。 

WebServer-base/https- webserver-instancename

このセッションで Web Server をインストールする場合、WebServer-base のデフォルト値は、次に示す Web Server のインスタンスディレクトリです。

Solaris OS の場合: /var/opt/SUNWwbsvr7

Linux の場合: /var/opt/sun/webserver7

Web Server プロトコル

IS_WS_PROTOCOL

Web Server が Web Server ポート上で待機する際に使用するプロトコル。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 

デフォルト値は HTTP です。