Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

プロビジョニングされた既存ディレクトリが検出されない場合

インストーラがプロビジョニングされた既存ディレクトリを検出しない場合、プロビジョニングされた既存ディレクトリを使用するかどうかを選択できます。次の表の最初の質問に対して yes を指定した場合、表に記載されている残りの質問に対しても情報を指定する必要があります。

表 3–13 Access Manager のインストール時に必要となる、プロビジョニングされた既存ディレクトリが検出されない場合の設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

Directory Server にユーザーデータが準備されていますか ? 

IS_LOAD_DIT

プロビジョニングされた既存ディレクトリを使用するかどうかを指定します。y または n を指定できます。

デフォルト値は n です。

組織マーカーオブジェクトクラス 

IS_ORG_OBJECT_CLASS

プロビジョニングされた既存ディレクトリ内で組織に対して定義されているオブジェクトクラス。この値は、この表の最初の項目の値を y に設定した場合にだけ使用されます。

デフォルト値は SunISManagedOrganization です。

組織ネーミング属性 

IS_ORG_NAMING_ATTR

プロビジョニングされている既存ディレクトリ内で組織の定義に使用されるネーミング属性。この値は、この表の最初の項目の値を y に設定した場合にだけ使用されます。

デフォルト値は o です。

ユーザーマーカーオブジェクトクラス 

IS_USER_OBJECT_CLASS

プロビジョニングされた既存ディレクトリ内でユーザーに対して定義されているオブジェクトクラス。この値は、この表の最初の項目の値を y に設定した場合にだけ使用されます。

デフォルト値は inetorgperson です。

ユーザーネーミング属性 

IS_USER_NAMING_ATTR

プロビジョニングされた既存ディレクトリ内でユーザーに対して使用されるネーミング属性。この値は、この表の最初の項目の値を y に設定した場合にだけ使用されます。

デフォルト値は uid です。